都立豊多摩高校記念祭
渋谷付近をうろうろしていたら、Twitterを通じて、この週末が母校都立豊多摩高校の記念祭(文化祭)であることを知り、顔を出してみることにした。
豊多摩を訪れるのは5年ぶり、記念祭でキャンパス内に入るのは、現校舎が完成した翌年に訪れて以来だから、たぶん15年ぶりだ。
井の頭線を浜田山駅で降り、10分ほど歩いて豊多摩へ。
名物の銀杏並木は、僕の在校時代と全く変わっていなかった。
校舎は、銀杏並木の奥にある。1995年にA棟とB棟が建て替えられたが、一番南側のC棟は、昔のままだ。自転車置き場や花壇もそのままで、懐かしい。
A棟で受け付けを済ませ、校舎内へ。来訪者には親子連れなども多く、一人で歩いても意外に気にならない。
校舎に入るのは、記憶が正しければ1996年以来のこと。あの時は新校舎の使用開始から1年しかたっておらず、病院のように清潔で無機質な校舎と感じたものだ。そんな校舎も、15年が経過した今は学友たちの生活感が滲む、「学校らしい」姿となっていた。
C棟3階の、同窓会展示室へ。「あ、栗原さん。いつもお世話になっています」
名簿に名前を書くと、受付をしていた同窓会役員のSさんが話しかけてくれた。同窓会の活動をしているわけではなかったが、同窓会ホームページへのリンクや、Twitterで見てくれていたそう。同窓会役員の方なども紹介してもらった。
「来年が役員の改選なんです。栗原さん、ぜひ理事に立候補してください」
「えっ」
いきなりの理事は無理にしても、今後はもう少し、同窓会の仕事をお手伝いするかもしれない。
展示室には、歴代の卒業アルバムや、図書室にある卒業生が書いた書籍が並べられていた。僕は、まだ母校に著書を寄贈したことはない。これを機会に、今まで書いた教材や著書を贈ることにしよう。1時間ほど、豊多摩の思いでなどを語り、五日市街道営業所から関東バスで中野に向かった。
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