ランク王国
TBSの「ランク王国」で、秘境駅を特集中。時代は変わりました(^^)。牛山さん全面協力です。
この前の日曜日、新宿の全労済スペースゼロで、モランボン主催の講演会「韓国食文化のこころ」に参加してきた。モランボンが誇る焼肉調味料「ジャン」の、発売30周年記念イベントだ。
プログラムは2部に分かれていた。前半は、宮中飲食研究院の韓福麗(ハンボンニョ)先生と、朝鮮料理モランボン流師範の全京華(ジョンキョンファ)先生による対談。
韓先生は、朝鮮王朝時代の宮中料理についての技能を保有する、無形文化財38号に登録されている方だ。宮中料理技能保有者としては3代目にあたり、ドラマ「チャングムの誓い」の料理監修も務めた。在日韓国人である全京華先生も、同ドラマの日本語版を監修した、韓国食文化の大家である。
このお二人が、韓国の食文化について語る……ということで、あるいは難しい話になるのかと思ったが、「チャングム」のウラ話などもたくさん飛び出す、楽しい座談会だった。
「一番手間をかけた料理が、一番テレビに映る時間が短かったんです」
「本当は、料理で勝負なんてしたら、美味しいものは作れませんねぇ」
ちなみに、韓先生は第3代技能保有者だが、そのお母様は、先代の技能保有者である黄慧性(ファンヘソン)先生だ。黄先生は2006年に亡くなられたが、日本ではジャーナリストの石毛直道氏との対談集「韓国の食」(平凡社ライブラリー)という書を残した。この本は、たいへん読みやすく資料性にも冨み、韓国の食文化を知るうえで欠かせない日本語の入門書となっている。韓国料理や、韓国の食文化に関心を持つ方に、ぜひ一読をお勧めしたい。
第二部は、ユンソナとヘリョンが登場しての、楽しいトークショー。ユンソナは、ちょうど僕が韓国に留学した頃、来日したのだが、あの頃に比べると、本当に日本語が上手になった。僕の韓国語と比べると、すっかり水を空けられてしまった感があり、ちょっぴり勉強の意欲がわいてきた。仕事が一段落したら、また勉強するかな。
さて、ユンソナは、現在モランボンのCMキャラクターを務めている。、「裏面を見てって言えない状況です」というフレーズが人気を呼んだ、「チャプチェ」のCM「本場の味篇」。
このCMの撮影当時、ユンソナはつわりがひどくて大変だったそうだ。
「ほんと、チャプチェのにおいが気持ち悪くて」
モランボン主催のイベントで、この本音トーク。なんともユンソナらしい話で、おかしかった。
帰りには、お土産として、その「チャプチェ」のほか、韓国の両班ブランドと共同開発した「韓キムチ」、そしてユンソナがマネージャーの五間岩ゆかさんと共に書いたエッセイ「きらいきらい大好き」(幻冬舎)をいただいた。
本のほうはまだ読めていないが、「韓キムチ」はかなり旨い。漬けたてなので酸味が少なく、辛さも抑えてありうま味がある。もう少し発酵が進めば、まさしく韓国のキムチだ。
久しぶりに、「ジャン」で焼肉を食べたくなった。
父の、誕生日プレゼントを買ってきました。
「TaEco」。
今はやりの、電子たばこです。
建築設計の仕事をしている父は、昔からのスモーカー。今は、毎日自宅でPCに向いながら、たばこを吸っています。
健康を考えれば、喫煙はすぐにもやめてもらいもの。 父もそれはわかっているようですが、長年の習慣はなかなか変えられないようです。
しかし、今うちには、仔猫のピッコロがいます。冬場の締め切った部屋を流れる副流煙が、生後3ヶ月弱のネコにどれだけ深刻なダメージを与えるか、想像に難くありません。
そこで、買ってきたのが、この電子たばこということです。
いやあ、いい値段しますね、これ。
ニコチンが入っているわけでもなく、完全なたばこの代わりとはならないようですが、父の健康と、ピッコロの身体のために、これを機会になんとか禁煙してほしいものです。
親父よ、どうか頑張って禁煙してくださいな。
キングジムが昨年発売し、大ヒットしたデジタルメモ「ポメラ」に、新型が登場した。
ポメラは、「テキストを入力する」、それだけのためのツール。カラー液晶や通信機能、メール、ウェブブラウザといった今風な機能をことごとく省き、しっかり入力できるキーボードと日本語変換ソフトATOK(組み込み用)だけを搭載した、潔いエディタだ。僕も、発売直前に値段が下がったタイミングをつかみ、発売日に購入した。
今回発表された新型DM20は、「プレミアムモデル」と銘打たれた正常進化版だ。視認性のばつぐんに良いモノクロ液晶は4インチから5インチに拡大され、原稿用紙20枚分しか一度に入力できなかった エディタは、70枚分(全体で7万枚分)に拡大された。
他にも、ATOKに30種類のオプション辞書が搭載されたり、フォルダ管理機能や、CtrlキーとCapsLkキーを入れ替える機能、500個まで登録できる定型文など、全体にライターなどプロの物書き向けの機能が強化された。
中でも面白いのは、QRコード作成機能だ。
この機能を使えば、最大3200文字までのテキストを、携帯電話などで読み取れるQRコードに変換してくれる。画面に表示されたコードを、携帯電話などのカメラで認識させれば、通信機能がなくてもテキストを転送できるというわけ。文字入力が快適なポメラでメールやブログの記事を書き、携帯電話で読み取って送信、といった使い方ができるわけだ。
コストアップにつながる通信機能を載せずに、携帯電話やスマートフォンとの連携を可能にしたアイディアは素晴らしい。iPhoneでも、QRコード読み取りアプリ「QuickMark」を使えば、読み取ることができるそうだ。今は、いったんメール作成画面にペーストしないと使えないということだが、いずれポメラに特化したアプリが出てくるに違いない。この機能だけでも、購入したいと思うほど面白い機能だ。
希望小売価格は3万4650円。実売価格は2万7000円前後だそうで、少々高めの印象だ。それほど数が出る製品とは思えないし、ある程度コストアップするのはやむをえないのだろう。
正直に言えば、内蔵ATOKの標準辞書はもう少しなんとかしてほしいが、完成度が飛躍的に高まった、物書き御用達のツールになるだろう。
僕も一台ぜひほしい。まあ、予算はないのだけど。
月曜日、四万温泉から帰ったその足で、四ッ谷の韓国文化院へ。
全羅北道主催の広報イベント、「味と趣の本場 全羅北道へようこそ」に参加した。
最近は、ソウルや釜山だけでなく、韓国の地方自治体も積極的に観光プロモーションを行っている。
だが、その大部分は、旅行業界やメディア向けの「説明会」。伝統舞踊の公演などはあるものの、肝心の観光物件のプレゼンテーションは、資料に沿った説明にとどまることが多かった。
今回画期的だったのは、観光紹介のパートを、コリアンフードコラムニストの八田靖史くんと、チングの2人が担当したことだ。業界関係者だけでなく、一般のお客さんも招き、3人が、自分たちの言葉と写真で全羅北道の魅力を語ってくれた。
旅行者の立場で、自らの経験と感動を語るプレゼンは、何よりも説得力がある。食のスポットとして紹介されたのは、ピビンパプの全州、コチュジャンの淳昌、チョッカル(塩辛)の扶安、そしてウナギの高敞。今年、大発見があった益山の弥勒寺や、賛否両論とも言われるセマングムといった観光地も登場した。時間は正味40分ほどだったが、実にわかりやすく、そして楽しいイベントだった。
終了後は、ホール向かいのラウンジで、レセプションが行われた。巨大な石釜で100人分の全州ピビンパプを混ぜるという趣向。やはり、全羅北道の魅力は「食」にある。
他の自治体もこうした試みをしてみたら面白そうだ。日本人の夫婦を招待し、その旅に密着したドキュメントビデオを作った江原道の試みも興味深かった。こんな風に、いろいろと工夫したプレゼンテーションが実施されれば、韓国の地方を訪れたいと思う人も少しずつ増えるはずだ。
ちなみに、僕は最近全羅道とはご無沙汰している。特に、海岸沿いの古群山群島などは行ったことがないので、近々訪れることにしよう。
実は出戻って来てうちで暮らしている、クロネコのピッコロ。親父が、「クロネコだからジジ」と名付けようとするのを、全力で止めた。ちなみに、ピッコロは僕が中学生くらいの頃に飼われていたクロネコの名前だ。こいつは、2代目ということになる。
さて、こいつらが最初にうちに来てから1カ月半。実に、やかましくなった。
毎晩、僕が帰宅すると、奴はただちに戦闘態勢に入る。
対空戦闘中
戦闘中の写真撮影は非常に難しいが、なんとか1枚、それなりの写真を残すことができた。もっとも、原寸で見ればブレブレなのだが。
こいつのせいで、最近生傷が絶えない。この歳になると、残りやすいのに。
※地図を子細に検討したところ、この部分は水没予定地域に含まれるようです。訂正しました。
EOS5DmkII SuperTAKUMAR 55mm f1.8 1/400 F5.6 ISO250
昨日撮影した、JR吾妻線。
今話題の、八ツ場ダムの現場、吾妻渓谷。堰堤が建設されるのはこの写真に写っているカーブの奥で、今写っている場所は、仮に八ツ場ダムが建設されれば水没してしまう。
そして、八ツ場ダムの結論にかかわらず、ここを通る吾妻線の線路は消える。あちこちで関連工事が行われており、いずれ、ここの風景は大きく変わってしまうだろう。
今年は、紅葉の色づきが悪く、ピークも少し過ぎてしまったそうだが、それでもなかなか良い景色だった。
EOS5DmkII SuperTAKUMAR 55mm f1.8 1/500 F5.6 ISO800
有名な、日本で最も短いトンネル、樽沢トンネル。全長は7.2mしかない。普通なら、これくらいの岩は削り取ってしまうものだが、吾妻渓谷の美しい景観を損ねないために、トンネルとされたと言われている。
八ツ場ダムの建設にかかわらず、吾妻線は新線に切り替わる予定だ。そうなれば、この貴重なトンネルも失われてしまうことになる。
フジテレビが、全身火傷で病院に搬送された日本人の負傷者にインタビューしていた。
推測だけど、記者が現場で医師に「状態はどうですか」と訊いたら、「意識はありますのでどうぞ」とか言ったんじゃないだろうか。逮捕された容疑者や、重体患者へのインタビューが許されてしまう韓国らしい話だ。
おそるおそるといった感じのインタビューだったことからも、記者は半信半疑だったに違いない。日本だったら、絶対に許可がでないケースだ。フジテレビには抗議が行くだろうが、フジとしてもオンエアするか迷ったかもしれない。
全身を包帯で巻かれた負傷者は、「最後の二人が射撃体験をしていたところ、射撃場の方向から控え室へ、赤い火の波が爆発とともに押し寄せた」と、絞り出すように話していた。貴重な証言で、これが原因究明の一助となることを願いたい。
非常に狭い現場前。中央奥の電柱横に見えている赤い看板が、現場(1階のカナダラゴルフ練習場)2004年撮影
14日午後2時26分ごろ、釜山広域市中区新昌洞の国際市場近くにある室内実弾射撃場で火災が発生、10名が亡くなり、7名が重傷を負った。犠牲者の数は7名から10名に増え、この中には日本人観光客も含まれていたことが明らかになった。消防当局は、「死亡した人は全身に激しい火傷をしていた。負傷者の大部分が重体であるため、犠牲者の数は増える可能性がある」と話した。
朝鮮日報より
釜山市南浦洞の、ガナダラ実弾射撃場で火災が発生し、日本人観光客10名を含む17名が死傷したという。
現場
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1時間ほど前に入ってきたニュースなので、まだ詳細はわからないが、以下は朝鮮日報韓国語版に掲載された、連合ニュース(YTN)配信の情報。
警察の発表によれば、死傷者の中には、日本人観光客7人とガイド1人、旅行会社社員などが含まれており、負傷者は釜山大学病院と東亜大学病院、高神大学病院などで治療を受けている。
火災発生当時、建物の中には16人がいたと見られており、この中には日本人観光客9人が含まれていた。
消防車29台と消防隊員80人余りが出動し、火災は午後3時4分ごろ鎮火した。
ガナダラ実弾射撃場は、狭い道に多くの店が密集する国際市場の中にある観光射撃場だ。僕自身は入ったことはないが、前は何度も通ったことがある。プサンナビでも紹介されており、利用者の多くは日本人観光客だった。成人男性であれば大部分の人が実弾射撃の経験がある韓国の人にとってはあまり馴染みのない施設であるようだ。
ここではないが、同様の実弾射撃場は、7月に明洞で利用した。暇そうではあったが、安全にはそれなりに気を遣っていると感じた。
同様の事件は、2006年にもソウルで一度発生しており、従業員1名が死亡、日本人観光客など7名が負傷した。この時の原因は、銃口から出た火花が、床に散っていた火薬に引火したと見られている。
今回の火災原因は今のところ不明だが、未確認ながら暖房器具の近くに火薬を置いていたのではないかという情報もある
目撃者によれば、「バン」という爆発音がして火災が発生、あっという間に建物が黒煙に包まれ、中から全身火に包まれた人が飛び出してきたという。
痛ましい事件だ。
犠牲となられた方に心から哀悼の意を表します。
そして、火災の原因が速やかに明らかにされ、再発が充分に防止されますように。
もう4日も前のニュースだけど、ドコモが12月から、パケホーダイ・ダブルの新サービスを始めるそうだ。
PCにFOMA携帯電話をつないでインターネットに接続する場合、パケット定額サービスである「パケホーダイ・ダブル」を契約していても、通常は月額最大1万3650円ものパケット代がかかってしまう。
今回発表されたのは、この上限額が5,985円になるサービス。その代わり、通信速度は128Kbpsと遅い。
速度は遅いが、FOMAのネットワークを使うだけに、全国どこでもつながる。普段imodeを使っている人なら、パケット代は月額4,410円になっているはずだから、1,575円プラスするだけで、PCでのインターネットが使い放題になるというわけだ。
ダウンロード128Kbps、アップロード64Kbpsと、速度はPHS並だが、もともと7.2Mbpsのインフラを使っているので、実効速度は上限に近い数値が出るはずだ。ウェブを見たり、ゲームでWifi通信をするくらいなら、たぶん充分な速度になるだろう。
僕は、今通話用にドコモを使っているが、データ通信はiPhoneとイーモバイルに任せており、imodeは出来る限り使わないようにしている。が、実際には「携帯秘境駅」など、仕事上閲覧したいサービスはけっこうある。
低速である点は我慢して、PCでのデータ通信をドコモに替えてしまえば、imodeとインターネットが使い放題ということになる。それは、なかなか魅力的だ。
まあ、もしやるとしても、イーモバイルの契約が終了する年明け以降だけれど。
携帯業界も、ほんと、いろいろ大変だなあ。
そんなわけで、としまえんに行ってきた。
としまえん(豊島園)は、練馬区にある、東京を代表する遊園地だ。東京ディズニーランドがオープンするまでは、憧れの遊園地だった。
ここを訪れるのは、たぶん17年ぶりくらい。たしか、大学入学後に、予備校の友だちとグループで遊びに行ったとき以来だ。90年代初頭、あの頃のとしまえんは、「プール冷えてます」「史上最低の遊園地」と、立て続けに広告史に残るコピーを送り出し、遊び心いっぱいの老舗遊園地として、ディズニーランドにも負けない勢いを持っていた。
しかし、時は流れ……。
久しぶりに訪れた園内。秋晴れの土曜日ながら、園内はさほど混雑していなかった。
2008年に廃止された、シャトルループの「廃線跡」
今でも「本物が出る」と言われているのか? ミステリーゾーン
そういや、子どもの頃は「アフリカ館」が大好きだったなあ。今の感覚からすると偏見に満ちていたこともあり、10年くらい前に解体されたそうだ。
それでも、今日のメインイベントである、西武秩父線開業40周年記念の「鉄道&バスフェスティバル」は、大勢の親子連れや鉄道ファンで賑わっていた。
東京ディズニーランドをはじめとするテーマパークに押されていると言われる遊園地。何十分も行列に並ばなくても、のんびり1日楽しめるスポットとして、頑張ってほしいな。
メディアファクトリーから、「秘境駅日めくりカレンダー」が発売になりました。
『秘境駅 日めくりカレンダー』
牛山隆信・栗原 景
発売日:2009年11月6日
価格:1600円(税別)
発売・販売:メディアファクトリー日本には、まだまだ素晴らしい駅がある。
31駅のベストセレクションで「秘境駅」を毎日楽しめる列車以外ではたどり着くことが難しい、「秘境駅」の魅力を凝縮した日めくりカレンダー。
民家のない深い山中に存在する駅、海辺にひっそりと佇む駅、すでに自然に還りかけている駅など、日本中に残された素晴らしい秘境駅の数々を、牛山隆信の旅情あふれる言葉と、美しい写真でお届けします。●年・●月・●曜日は入っていないので、いつからでも、いつまでも使用可能。リング綴じですので、壁にかけてお楽しみください。
これは、これまで刊行した3冊の写真集から選りすぐった、31の秘境駅の写真を掲載した、日めくり式のカレンダー。暦を省き、1日から31日までを並べて、毎月使える、永久に使えるという、斬新な?カレンダーです。
何年何月とか、大安・仏滅といった情報は全くわからないという、カレンダーとしては割り切ったコンセプトですが、カレンダーならではのぜいたくな紙を使い、より高画質で秘境駅の写真を鑑賞できるようになっています。
基本的には、写真集に掲載した写真を使っていますが、奥大井湖上などは新規に撮影。写真集と比べてみるのも、興味深いかもしれません。
カレンダーは、壁掛けタイプになっていますが、毎日壁からはずしてめくるのが面倒だという方は、テーブルの上にスタンドのように置いても使えます。
商品の性格上、書店で手にとって中を見るということができないのが申し訳ありませんが、ご興味のある方、どうかよろしくお願い致します。
昨年の1月から始まった「秘境駅」の仕事も、年内はとりあえずこれで一区切り。牛山隆信さんの世界を表現するのに、少しでもお役に立てたなら良かったです。
シンガーソングライターで、鉄道ファンとしても知られる、オオゼキタクさんのポッドキャスト、「マジpod」の第16回に、ゲスト出演させていただきました。
マジpod(RSS)(このリンクをiTunesにドラッグ&ドロップすると、登録できます)
または、
マジpod~マジで終電5秒前
(リンク先の、左の「マジpod」ブログパーツの「podcast」をクリック→「オオゼキタク マジpod」をクリックすると聞けます)
……実は、ゲストになっているの、さっき知りました(笑)。
このポッドキャストは、毎回、オオゼキさんが「鉄道の達人」から鉄道の楽しみ方を伝授してもらうというもの。今回の収録は、先日10月14日にさいたま市のプラザノースで行われた、「鉄道のまちフェスタ in SAITAMA」の控え室で行われました。
研修などに使われる、宿泊もできそうな畳敷きの控え室。ちょっと遅れて到着すると、部屋では横見さんにオオゼキさん、そしてイベントに出演する斉藤雪乃さん、伊藤桃さん、斉藤雪乃さん、田中いちえさんといった方々が、リラックスした雰囲気でくつろいでいました。
「おにぎり余ってるからさあ、かげりくん、よかったら食べてよ」
横見さんに勧められ、目の前のおにぎりに手をのばそうとすると、いきなり隣りからオオゼキさんの声が聞こえました。
「というわけで、プラザノースに来ております」
横を見ると、オオゼキさんはテーブルに置いた録音機器に向かって、喋っています。
「あ、あの、マジpodの収録でして」
ああびっくりした。そうか、今回のイベントの舞台裏を、ポッドキャストでレポートしようというわけだな。じゃあ、ちょっと静かにしていないとな。
「大丈夫ですよ。編集しますから。普通にしていただいて」
そっか。じゃあ、ポッドキャストの収録風景を見学させてもらおう!と思ったところ……。
「まずは、隣りにいる人を紹介したいと思います」
え、あれ、僕?
と、まあこんなゆるーい成り行きでゲスト出演させていただくことになりました。
「まずは」と言っていたので、ここにいるみんなに話を聞いて構成するのだろうとばかり思っていたのですが、先ほどアップされた番組を聴いたところ、全編僕がゲストの回となっておりました。
そうとは知らず、さっき「よかったら、今度ゲストで出してくださいね」みたいなメール送っちゃったなあ。あほだなあ。
オオゼキさん、スミマセン。ありがとうございました。
完全に雑談モードで喋っているので、微妙に早口だったり、お聞き苦しいところもありますが、もしよかったら、聞いてみてください。うしろで横見さんがブツブツ言ったり、斉藤さんが話に参加したりと、かなり素のトークが聞けると思います。
昨日11月2日、お台場の東京カルチャーカルチャーで、「秘境駅ナイト」が開催されました。ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。
僕の車窓イベントと異なり、今回は各種メディアでも取り上げられている、牛山隆信さんの秘境駅がテーマ。きっと、大勢のお客さんが来てくださるだろうと思っていましたが、会場はみごとに満員でした。スタート40分前の、19時前にはほぼ満席。さすがは、牛山さんです。
客席には、伊藤桃さん、斉藤雪乃さん、中嶋春香さん、横見浩彦さん、小倉沙耶さんといった方々が勢揃い。鉄道関連だけでなく、コリアンフードコラムニストの八田靖史くんや、お笑い芸人「チング」の吉井慎一さんなど、韓国方面の知人も来てくださいました。
いやあ、楽しかったですね。
秘境駅のイベントは初めてということで、構成はシンプル。前半は、有名な秘境駅10カ所を、スライドで紹介しました。
押角駅前
驫木(とどろき)駅
小幌駅前通り
一回休憩を挟んで、中盤は飯田線の秘境駅をめぐる動画パート「秘境駅に行ってきました」と、牛山さんによる今は亡き「思い出の秘境駅」。
台風20号の雨に晒される、飯田線金野駅
そして、僕が見つけた「韓国の秘境駅」と、「もっとお勧めしたい秘境駅」。全部で25の駅を紹介し、終了したのは予定時刻を大幅に過ぎた、22時20分でした。
韓国屈指の秘境駅、両元(ヤンウォン)駅
それなりに緊張もしましたが、押角駅前の写真を出したあたりから雰囲気がつかめ、僕としても楽しく語ることができました。来てくださった方々が、「秘境駅」とされる駅たちの魅力、列車の旅の奥深さを、少しでも感じてもらえたら幸いです。
ちょっと全力投球しすぎて、有名どころの秘境駅をほぼ網羅してしまった今回のイベントですが、機会があれば、ぜひまたやってみたいですね。
わざわざお台場まで見に来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
明日夜19時半から、お台場東京カルチャーカルチャーで、「秘境駅ナイト」を開催します。
今からだとほぼ当日券になってしまいますが、よろしかったら、ぜひ遊びに来てください!
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【開催日】11/2(月)
メディアファクトリーpresents
牛山隆信★秘境駅訪問10周年&『秘境駅 日めくりカレンダー』発売記念!
「秘境駅ナイト」
深い山中や断崖絶壁、無人の原野に存在する駅など、列車以外では到達困難な
駅を「秘境駅」と名づけ、秘境駅を捜し求めて全国をめぐり続ける牛山隆信によ
る初のトークライブ「秘境駅ナイト」がついに開催決定!
秘境駅訪問家として活動10周年を迎えた牛山隆信が、写真集『秘境駅』シリー
ズでタッグを組んで撮影を行うフォトライターの栗原 景とともに、秘境駅の魅
力を存分に語りつくします。
到達難易度の高い秘境駅、旅情を感じる秘境駅、一風変わった秘境駅、忘れら
れない秘境駅など、全国各地のさまざまな秘境駅を豊富なスライドで大紹介!
あるときは野犬や熊などに怯えながら、あるときは深い雪をかき分けながらの仰
天訪問エピソード、いまだから話せるウラ話など、ここだけの話も多数飛び出す
はず!?
秘境駅ファンや鉄道ファンの皆さんはもちろん、旅好き、秘境好き、アウトド
ア好きの方の参加、もしくは飛び入りもお待ちしております!
★当日は物販コーナーにて、11月6日発売『秘境駅 日めくりカレンダー』の先
行販売&購入者へのサイン会も実施します(お一人様1部限り)。お楽しみに!
出演/牛山隆信(秘境駅訪問家/写真集『秘境駅』シリーズ著者)、
栗原 景(フォトライター/写真集『秘境駅』シリーズ著者)、
江守敦史(メディアファクトリー編集)
当日券/\2,500(飲食別)
開場18時半 開演19時半 終了22時(予定)
場所/東京カルチャーカルチャー
問い合わせ/tcc@list.nifty.co.jp
※お台場・東京カルチャーカルチャーは飲んだり食べたりしながら
楽しめるイベントハウスで、入場は前売券の整理番号順の御入場で
全席自由席です。飲食代は別途必要で飲み物も食べ物も多数準備して
います(ドリンク¥390~)。(運営・ニフティ株式会社)
「秘境駅」の原点となった、牛山隆信さんの「秘境駅へ行こう!」はこちら。
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