東京文化文化

どんなイベントになるのか、楽しみ!
ていうか、なぜか僕が緊張しています。
Mobile Blogging from here.
昨日のタモリ倶楽部では、お見苦しいところをお見せして大変失礼いたしました。
なんとも宣伝くさいタイミングで恐縮ですが、ようやく東京文化文化のサイトにスケジュールが上がりましたので、こちらでも告知させていただきます。
去る6月に開催し、思いがけずご好評をいただいた、「新幹線の車窓ナイト」。その第二弾を、9月27日に、お台場のTOKYO CULTURE CULTUREで開催させていただくことになりました。
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『新幹線の車窓ナイト2』
9月27日(Sun) Open 17:00 Start 18:00 End 20:30 (予定)
前売券\1,800/当日券\2,300(共に飲食代別途必要。ドリンク\390~)
新幹線に乗ると誰もが気になっていた、東海道新幹線の車窓から見える珍車窓・ 迷車窓を、本当に新幹線の車内から撮った写真とレポートでまとめた迷作「新幹線の車窓から~東海道新幹線編」。
その出版を記念した、トークイベントの第二弾が、何かの間違いでここに実現。
「東京~新大阪間を100倍楽しくしたこの本の、制作マル秘ウラ話、本に載せられなかったレアエピソード、そしてこの日のどこにも流せなかった膨大な激レア傑作車窓写真も大公開!」
そんな、偉そうな宣伝文句が、TOKYO CULTURE CULTUREのサイトに並んでいるが、残念でした。 おいしいネタは前回全部使っちゃいましたよ。さあ、どうしよう。
ていうか、知らない間にイベントの開催時間が30分増えてるけど、何をやればいいのだろう?
……どうなることやら想像もつきませんが、鉄道ファンはもちろん、車窓の旅が大好きな方、新幹線利用の多い方、とりあえず飲みたい方など、皆さんお気軽に飲みに遊びに来て下さい。
【出演】栗原 景(『新幹線の車窓から』著者)、
江守敦史(メディアファクトリー編集)、他。ほか?
前売りチケットは、9月3日から、またイープラスで発売されます。セブンイレブンでの受け取り限定で、手数料は無料です。どうぞよろしくお願いいたします。
前回のライブレポートはこちらです(TOKYOU CULTURE CULTUREのサイトに移ります)。
ネタは、今考えています。
シャープが、とんでもないものを発表した。
モバイルインターネット端末「NetWalker」。
重さ409g、起動3秒、10時間駆動の超小型ノートパソコンだ。OSは、リナックス「Ubuntu9.04」。
主なスペックは以下の通り。
・CPU:Freescale社製i.MX515
・メモリ:512MB
・液晶:1024*600/65536色/5inch/TFT/タッチパネル
・OS:Ubuntu9.04
・駆動時間:考証10時間
・microSDHC、USB、無線LAN
・内蔵アプリケーション
Firefox3.5(webブラウザ)
Thunderbird(メールソフト)
Openoffice.org3.0(MS-Office互換Officeスイート)
gedit(テキストエディタ)
・価格:4万5000円
……ぬう。
これは、やばい。
400gで、リナックスで、10時間で、小さいけどフルキーボード。必要ソフト全部入り。しかもスリープからの回復が3秒ですか。
14mmというキーピッチが問題だけど、これは長文を入力する端末ではない。ネットブック、いやネット文庫だ。
まあ、ポメラみたいなキーボード搭載してくれたら、神だったんだけどね。
気がつけば、明日の晩が「タモリ倶楽部」の放送日(関東地方の場合)。
収録は楽しかったけど、今になって、なにやら嫌な汗が出てきた。
そのときの話を、いくつか紹介してみる。
番組の収録は、7月4日土曜日に、豊島区の東京交通短大で行われた。出演者は、タモリさんのほか、カンニング竹山さんと、フットボールアワーのお二人。鉄道のハードに関するテーマではないので、タモリ電車倶楽部ではなく、普段東海道新幹線を利用している芸人さんから選ばれたそうだ。
撮影は、午前10時から。出演者との、事前の打ち合わせは一切なかった。セットを見てのやりとりがあった後、車掌役のフットボールアワー後藤さんに呼ばれて僕が登場するのだが、タモリさんとは本当にそれが初対面だった。
収録していて、驚いたのが、タモリさんの博識ぶりだ。
とにかく、車窓について何でもよく知っている。こちらが何を話しても、「そうそう、これはね……」と、的確な話が返ってきた。普段の「タモリ倶楽部」なら、出演者が盛り上げて、タモリさんは聞き役という感じだが、今回は僕とタモリさんがひたすらしゃべり、そこに岩尾さんと竹山さんが突っ込みを入れるという感じだった。
ちょっと喋りすぎたかもしれず、正直に言ってオンエアが怖い(笑)。プロの芸人さんたちに、ツッコミめいたことは言わないよう、気をつけていたが……。
収録にかかった時間は、約2時間半。それも、ほぼノンストップだ。休憩が入るのは、カメラのテープを交換するときだけで、ディレクターが「交換します」というと、すかさず出演者に麦茶が差し出される。それを一気に飲み干して、コップを返すと、「それじゃ再開しまーす」。
結局、全部で30近いネタを取り上げたのだけれど、実際の放送は正味20分。どのネタが取り上げられるのかは、オンエアを見るまでわからない。電話という飛び道具を使ったネタもあり、こちらは間違いなく放送されるはずだ。あと、最後のネタもおそらく放送されるだろう。かなり、痛い姿を笑ってやってください。
ちなみに、「空耳アワー」は別撮りのため、安斎さんにはお会いできなかった。
そんなわけで、収録から時間がたってかなり恥ずかしいのだけれど、よかったら、どうぞ。
タモリ倶楽部「日本の大動脈は謎だらけ!東海道新幹線の車窓から」
出演MC:タモリ
ゲスト:竹山隆範、フットボールアワー、栗原景
空耳アワー:安斎肇
そんなわけで、白川郷に行ってきた。岐阜県と富山県の県境近くに位置し、世界文化遺産にも登録された、合掌造りの集落だ。
世界的にも有名な、日本古来の農村風景が残っている白川郷だが、実は訪れるのは初めてだ。なぜなら、ここには鉄道が通っていないから……ということではもちろんない。昔、一度は訪れる予定をたてて、宿の予約までしたのだが、都合で日程が変わってしまい、行くことができなかった。旅のライターを自称しながら、白川郷に行ったことがないというのは非常に気まずい。そこで、今回いくつかの用事にくっつけて、訪れることにしたというわけだ。他の理由は、一切ない。
さて、高山からのバスに乗って、村営せせらぎ公園駐車場に降り立った。そのすぐ裏手に、野外博物館の「合掌造り 民家園」がある。500円の有料施設だが、まずはここに入ってみることにした。すると……
あれ、いきなり入口にジャンスンがありますよ?
ジャンスンというのは、韓国に古くから伝わる、村の守護神だ。KOREAN.netの解説によれば、「姿が脅威的でありながらも善良で慈しみ深い一面があり、うぶなところも感じられる」らしい。どこかで聞いた設定、いや言い伝えのような気もするが、国は違えど、村の守護神というのは似たようなものなのかもしれない。
それよりも、どうして白川郷にジャンスンがあるのだろう。受付のおじさんに聞いてみた。
「ああ、それは何年か前に、韓国の人たちがくださったんです。韓国にも、白川郷のような、昔の集落を保存した村がありまして、ハーホエ、というそうですが、その村と国際交流をしたことがあるんですよ」
ハーホエ、ハーホエ…… 10秒ほど考えて、安東の河回村(ハフェマウル)のことだと思い至った。
民家園の園内には、白川郷周辺から移築された、伝統的な合掌造りの家屋が数多く保存・公開されていた。確かに興味深いが、正直に言えば、ちょっときれいすぎる気もする。
家屋だけでなく、水車小屋なども保存されていた。水車が動く仕組みを見ていると、水の力のすごさを実感する。あの杵の下にいたら、大けがだろうな……。
民家園を出た後は、まず一般的な白川郷観光に出かけた。こちらは、白川郷に保存されている合掌造り住宅のなかでも、特に有名な和田家住宅。天正元年から続く家柄で、庭園などを含む敷地全体が国の重要文化財に指定されている。
昔の家屋特有の、急な階段が怖い。僕が昔生まれ育った家も、こんな感じの階段だった。
まるで、恐ろしい拷問室への入口のようだ……。
さて、白川郷といえば、合掌造りが有名だが、実際には、合掌造りではない日本家屋も数多い。ここはテーマパークではなく、白川村荻町という、生きた町なのだ。
白川郷で見かけた、合掌造り以外の建物を、プライバシーを侵害しないよう配慮しながら、いくつか写真で紹介してみよう。面倒くさくなってきたので、駆け足で行きます。
荻町の民家は、合掌造り以外も立派な建物が多かった。
多くの民家が、パラボラアンテナを付けていた。
展望台へ続く坂道は、普段は大勢の観光客でごった返しているが、タイミングによっては、こんなのどかな風景を見ることもできる。
その坂のすぐ隣りにある小さな小屋。農家の作業小屋かもしれない。巨大なはしごが目を引いた。あのはしごで二階に上がるのかとも思ったが、少し大きすぎる。やはり、農作業で使うのだろうか。
医療施設もあるが、「病院」ではなく、「診療所」。大きな病気の場合は、もっと他の病院まで運ばれるのかもしれない。
みごとな三角屋根の洋館?もあった。その佇まいから、有力者の邸宅かと思ったが、公共施設らしい。
こちらは、町の中心にある白川八幡宮。さすがに、立派な神社だ。ここでは、毎年10月14~15日にどぶろく祭りが催される。今はまだ8月だが、隣接する「どぶろく祭りの館」 では、去年の御神酒をいただくことができた。
白川郷には、「○○八幡神社」が多い。こちらは、「道の駅白川郷」 の向かいにある、飯島八幡神社。ここでも、どぶろく祭りが催されるが、こちらは10月18~19日。神社によって日が異なるというのが興味深い。
白川八幡宮で見た、絵馬。さすがは、世界文化遺産の白川郷だ。若い人たちも大勢訪れているようで、かわいいイラストの描かれた絵馬がたくさんあった。「幸せな未来でありますように」、「1人で悩まず、 友だちに相談しよう」、「真人間になりたいです」……。
若い人たちも、未来に希望を持っているということか。イラストはよくわからないが、絵馬を見ていると、なにか心が晴れ晴れとした気分になるのだった。
22日、トラベルライターの横見浩彦氏が、近江鉄道ひこね芦川駅で、日本全国1万駅の下車を達成。その現場に立ち会ってきた。
横見さん、1万駅下車達成、おめでとうございます。
横見氏は、1992年から13年半かけて、2005年10月29日に日本の全駅(当時9843駅)の下車を達成。その後も、新線や新駅が開業するたびに乗下車を続け、この日1万駅めの下車を達成した。下車にあたっては、「必ず改札を通って外に出る」「同じ名前の駅でも、鉄道会社が異なれば別の駅と見なす」といった独自のルールを貫いたそうだ。
以下は、簡単な写真レポート。
米原駅で、列車の出発を待つ横見氏に合流。右は、「鉄子の旅」初代編集担当、イシカワさんだ。なんだ、全然人がいないじゃないかと思ったら、ほとんどの人が現地で待ち構えているのだとか。
米原駅停車中の近江鉄道多賀大社前行き。意外なほど、人がいない。
「かぶりつき席」に座って、発車を待つ横見氏。今回は、メディアには極力声をかけなかったそうで、リラックスムード。同行していたのは、横見氏がレギュラーで出演しているスカパー「旅チャンネル」と、「横見とはるるのラジオ鉄道」くらいだった。
14時22分、ひこね芦川駅に到着。ホームには大勢のファンが待ち構えていた。近江鉄道の職員の方を除き、全員黄色い線の内側に立っているのが素晴らしい(^^)。
1万駅下車達成。ホームには、子どものファンも待っていた。実は横見氏、子どもの鉄道ファンに思いの外人気がある。
ホームの下では、中嶋春香さん(左)と伊藤桃さん(右)が、花束を持って待っていた。中嶋さんは、大阪モノレールに乗るために飛行機で伊丹入り、伊藤さんは、東京発朝5時台の電車で、在来線でここまで来たそうだ。二人とも、さすが。
ひこね芦川駅は、今年の4月に開業したばかりの新駅。周辺には、学校や新興住宅地しかない。今日は、天気予報では雨という話だったが、みごとに快晴。めちゃくちゃ暑かった。
現場には、江上英樹月刊IKKI編集長や編集担当カミムラ氏など、「新・鉄子の旅」の関係者も、皆さん集まっていた。花束を贈呈したのは、レギュラー出演者である村井美樹さん。
この後もラジオやスカパーの収録のほか、即席のサイン会も催され、結局現地には2時間も滞在してしまった。
16時過ぎの電車で現地を離れ、再び米原へ。途中、彦根駅で中嶋さんが下車し、みんなで別れを惜しんだ(笑)。
ちなみに、今回は「鉄子」に関心を持つ女性の友人を案内したのだが、最後に感想を聞いたら、こんな答えが返ってきた。
「春香さんと桃さんがかわいかった」
……だそうですよ、横見さん。
なにはともあれ、おめでとうございました。
金曜日、わかやま電鉄の「たま電車」を見てきた。わかやま電鉄貴志川線に登場した、オリジナル電車の第3弾。既存の「いちご電車」、「おもちゃ電車」と同様、JR九州などの車両を手がける、インダストリアル・デザイナー水戸岡鋭治さんによるデザインだ。
車内は、簾や木製のベンチシートなど、水戸岡さんらしいぬくもりあふれるインテリア。実物よりも可愛いイラストたま氏が、なぜか木製ケージのなかに鎮座していらっしゃった。
1年ぶりにお目にかかったスーパー駅長氏は、駅長室の中で精勤中。相変わらず神経の太いやつである。平日ということもあって、観光客の数はそれほど多くなかったが、台湾の団体客が大勢いたのが印象的だった。
ちなみに、ねこ業界は、秋モデルの発表に向けての活動が活発である。
鉄道用地への立ち入りは厳禁だ。よいこは真似をしないように。
キヤノンが、コンパクトデジタルカメラの新製品を発表。
注目は、PowerShotG11だ。G1から続く、キヤノンの高級コンパクトデジカメシリーズの最新モデルだが、驚いたのは、その画素数。
前モデルのG10が、1470万画素だったのに対し、このG11は、1000万画素。旧モデルに対して、30%以上も画素数を落としてきた。
デジタルカメラは、一般的に「高画素=高画質・高性能」と誤解されているために、新モデルは必ずといって良いほど画素数を引き上げてきた。唯一ともいえる例外が、有効1020万画素を1010万画素に落としたパナソニックのLX-3だったが、これとてCCD自体が持つ総画素数は引き上げられていた。これほど、大幅に画素数を落とした新モデルは、前代未聞だ。
画素数が減ると、解像度(画像のきめ細かさ)は下がるが、画像処理に余裕が生まれるため、ノイズが減少し色がきれいに出る。G11の場合、ノイズレベルは前モデルの1/4だという。ダイナミックレンジ(表現できる明るさの範囲)も、4倍に向上しているらしい。
この辺で、高画素化競争も一段落といったところだろうか。
ちなみに、もうひとつの新製品、PowershotS90は、G11と同じ1000万画素のCCDを搭載しながら、より明るいレンズとスリムなボディを実現したモデル。オート中心となるようだが、普段使いにはかなり魅力的だ。
もっとも、僕はこのところコンパクトデジカメには心が動かなくなってしまったので、購入予定はない。もし買うなら、S90……、いや、興味ない。このサイズで、APS-Cサイズ(通常のデジタル一眼レフサイズ)のCMOSが入ったらいいのにな。あと、3年くらいかかるだろうか。
久しぶりに、更新をさぼってしまった。
実は、今週に入ってから、ちょっと持病の腰がズキズキいっていた。
仰向けに寝ると、自分の体重で腰が痛い……。
だから、寝るときは横向き。
ひどいときは、座ることもできないのだが、今回は腰当てを入れれば、苦にならなかった。いちばんラクなのは、立っている時だ。
腰が痛みだすと、この六十数キロの身体がどう支えられているのか、身をもって知ることになる。
今日になって、だいぶ良くなってきた。
ギリギリのところで、踏みとどまってくれたようだ。
ゆっくり寝て、明日は、たまっている仕事をある程度片付けてしまおう。
今回も、コミケを最終日の午後にひやかしてきた。夏コミは久しぶりだ。
とりあえず、西館4階の企業ブースを訪れ、小倉沙耶さんらに挨拶した。昨日は、取材で飯田線をまわってきたそうだ。
「おーい」
という声に振り向くと、なんとそこには横見さんがいた。購入した同人誌を詰めたキャリーカートに、「魔法少女リリカルなのは」 の特製紙袋……ということは全くなく、手ぶら。僕と同様、ひやかしに来たらしい。
「ずいぶん昔に、来たことはあるんだけどね。それよりもカゲリさん、コスプレ見に行かない?」
そっちですか。横見さんから「一緒に行こう」と誘われるのはかなり異例のことだが、あるいは僕が精通していると思われたのかもしれない。
企業ブースのすぐ外にある、第2コスプレ広場へ。コスプレの楽しさは理解できるが、僕自身はさほど関心がない。横見さんも、意気揚々とやってきた割には、あまり興味がなさそうだ。さらりと見てまわって、カフェテリアに向かった。
軽い食事の後は、鉄道・旅行関連のコーナーへを見て回る。さすがに横見さんは有名人で、いくつかのサークルから声がかかっていた。僕のほうは、いくつか資料になりそうな同人誌を購入。最後にもう一度小倉さんのところに挨拶して、帰途についた。
小倉さんとも話していたが、企業ブースを眺める限り、成人向けがだいぶ減り、幅が広がってきたような印象を受けた。以前は、同人コミックは成人向け二次創作ばかりという先入観があって、避けていたのだけれど、冬コミは、もう少しまじめにあちこち見てみよう。
「ㅏ”ラゑもん のび犬の終わらない夏休み」がついに完結。
すばらしい二次創作作品です。何も知らない人に見せたら、普通に「ドラえもん」と信じてしまいそう。
「エンドレスエイト」のストーリーは改変していないというのも、うまいです。
キョンが「宿題」を思いついたのは、「テレパしい」のおかげだったんですね。
ドラえもんファン、ハルヒファンの方、ぜひどうぞ。
1年ほど前、こんな荒れた顔をして頑張っていた、置き去り猫(推定)のブチ。
最近はどうしているのかというと、こんな感じだ。
まあ、すっかりふくよかになって……。
すっかり縄張りを広げ、周辺住民、少なくとも4カ所(!)から食いものをせしめていることを、僕は知っている。お前、1日何食食ってんだよ。何もやらん。
ちょろっと、谷中に寄ってきた。
ゆうやけだんだんの駐車場には、立派なマンションが建ってしまったが、谷中墓地のほうは昔のままだ。
親せきの墓に挨拶してから、徳川慶喜の公墓を見に行こうと歩き出すと……、いたいた。
なんと罰当たりな……。ていうか、太りすぎ。
ダレすぎです。
なんとものどかな光景だが、といって、ここはネコの楽園ではない。
墓地には、食べ物はあるし、草木はあるしで、ノラネコには天国のような場所……と思われがちだが、それは成長し、生きていく要領を身につけたごく一部のネコの話。
子猫の段階で捨てられれば、多くの場合、カラスの餌だ。
この日も、こいつらと同様に太ったカラスが、墓地内を巡回していた。
さて、仕事しますかね。
友人のYからメール。
「これから高円寺で飲むんです。かげりさんも来ませんか?」
Yは、映画関係の仕事をしている。数年前に東京を引き上げ、1000キロ以上離れた故郷に帰ったのだが、去年、再びこちらに出てきた。しかし、それ以来巡り合わせが悪く会えていない。21時すぎには区切りが付きそうだったので、行くことにした。
高円寺駅に着いたのは、22時前。しかし、先ほどからYに電話が通じない。電話をしても即留守電。メールの返事もかえってこない。
気づかないうちにバッテリーが切れたか、地下の店に入ったようだ。きっちり約束していたわけではないので、しょうがない。
ガード沿いの焼き鳥屋に入って、生ビールを注文。時々Yに電話してみたが、やはり通じなかった。
1人で飲む気分でもなかったので、1杯だけで店を出た。
帰るにも中途半端な時間だったので、なんとなく、高円寺駅前のマクドへ。ドリンクだけ注文し、ノートを広げていくつか公私のメールを処理した。
「あの、くりはらさん、ですか?」
振り返ると、友人の夫徳柱くんだった。韓国で見た、在日問題を取り上げた番組に出演していた「在日韓国人3世」とされる青年だ。その番組について、僕がブログに書いたことがきっかけでメールをもらったことがきっかけで知り合った。といっても、一昨年高円寺阿波踊りを見た後は、ご無沙汰していた。
彼は、2日後に大事なプレゼンが控えているため、仕事関連の知人と打ち合わせをしている最中だった。その知人と名刺交換して、しばらく雑談を楽しんだ。
すると……
「えっ、中央中ご出身なんですか」
「えっ、森田先生? 僕の担任ですよ」
「えっ、お兄さんは昭和46年生まれ?」
中学の同級生の、妹さんだったことが判明。
数多くの偶然が重なって、中学の同級生までつながってしまった。誠に、この世は不思議だ。
mixiでは先行してお知らせしておりましたが、ブログのほうでも告知させていただきます。
今月28日(再来週の金曜深夜)、テレビ朝日系列の深夜番組『タモリ倶楽部』に出演します。
タモリ倶楽部
「日本の大動脈は謎だらけ!東海道新幹線の車窓から」
8月28日24時15分~45分(関東広域の場合)
というわけで、またまた新幹線の車窓ネタです。先月、7月4日に都内で収録を済ませました。 普段は、もっとタイトな日程で収録しているそうですが、夏の特番やら全英オープンやら、様々な理由から2カ月近くも前の収録となりました。
空耳アワーを除き、ほぼ全編に出演させていただきました。
また、放送日が近づいたら、話せる範囲で見どころなどを紹介しようと思います。
もし良かったら、ご覧になってみてください。
「鉄道フェア」を開催中の、丸善書店津田沼店で、師匠であるレイルウェイ・ライター種村直樹氏のトークイベントに参加した。
レイルウェイ・ライターの、こうしたイベントに顔を出すのは、本当に久しぶりだ。こぢんまりとしたフェア会場には、40人ほどの読者が集まった。知った顔も、何人か見かけた。
ミニトークは、編集者のTさんが質問し、種村さんが答えるという趣向。今後、日本の鉄道に期待することは、との質問に、「JR東海が、リニアを必ずやるんだと宣言したのは心強い」というようなことを答えておられたのが印象的だった。
30分ほどでトークが終了すると、サイン会に移行。著書を購入した方に整理券を配り、一人一人サインをした。さすがに、手慣れたものだ。僕も見習わなくては(笑)。
販売コーナーには、現在入手できる著書がたくさん並んでいたが、さすがにほとんどが入手済み。「おとなの鉄道旅ドリル」だけ未購入だったので、東海道本線のガイド本と共に購入した。そのほか、「鉄道フェア」ではサボやらヘッドマークやら、様々な鉄道グッズを売っていたが、コレクションの趣味はないのでパス。「Bトレインショーティー CLANNADラッピング電車」を買いそうになったのは、ここだけの秘密だ。
イベントは1時間ほどで終了。軽く挨拶してレイルウェイ・ライターと別れ、秋葉原に向かった。
テレビ埼玉で、「涼宮ハルヒの憂鬱」19話を見た。
おっと、これはネタバレだった。失礼しました。改行します。
「エンドレスエイト」、8週目終ry……あれ? おわっ……て……る?
終わった、終わったよ、エンドレスエイト! 8回目で、ついに終わった……。
長かった……。
ていうか、なんというあっさりした終わり方なんだ。
こりゃ、4クールやる気ですかね。
それなら、ついでに「涼宮ハルヒの約束」もやってくれませんかね。あれ、ストーリー的にはハルヒシリーズの中でもかなり秀逸だと思うんですが。できれば長門ルートで。
来週は、「涼宮ハルヒの溜息」でしょうか。
シャミセンが楽しみです。
……最近、アニメ・ゲームの話しかしてませんな。
5月から、少しずつ進めてきたサウンドノベル、「ひぐらしのなく頃に」。ようやく、出題編(「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」)が終了した。
「ひぐらしのなく頃に」シリーズは、岐阜県白川郷をモデルにした架空の村、鹿骨市雛見沢村を舞台に起こる、謎の連続怪死事件を軸としたJホラー・ミステリーで、元はコミックマーケットで発表された同人(アマチュア)ゲームだ。
シリーズを重ねるごとに人気を集め、プレイステーション2、テレビアニメ、コミック、実写映画、NintendoDSと、様々なメディアに進出した。
舞台は、某県鹿骨市にある雛見沢村。かつては「鬼ヶ淵村」と呼ばれ、「人食い鬼の村」と恐れられた、人口2000人以下の小さな寒村である。
昭和58年。主人公の前原圭一は、東京から雛見沢村に引っ越して来る。学校は、各学年が合同で授業を受ける、小さな分校。そこで圭一は、委員長の魅音、天然で可愛いものが大好きなレナ、生意気なお嬢様言葉を使い、トラップを仕掛ける名人の沙都子、愛らしいが不思議な雰囲気のある梨花などの仲間と出会い、楽しく、平和な毎日を過ごしていた。
そんなある日、圭一は、この村で過去4年間、毎年同じ時期に発生した、不可解な事件の噂を聞く。軽い好奇心から、事件について調べようとするが、仲間たちは事件について語ろうとはしなかった。
そして、村は「綿流し」と呼ばれる祭礼の日を迎える。過去4年間の事件は、すべてこの祭礼の日に発生していた。そして今年も、この「綿流し」を境に、平和な日常は一転。恐ろしい、悪夢のような日々が始まるのだった……。
サウンドノベルとは、絵と文章、そして音で構成される、ビジュアル小説タイプのアドベンチャーゲームのこと。たいていは、物語を読み進めていくと選択肢が提示され、その選択によって物語が分岐していく。正しい選択をすればハッピーエンドへつながり、間違った選択をすれば、バッドエンド、あるいはゲームオーバーとなる。
こうしたゲームのユーザーは、すべての選択肢をたどって、全部の物語をたどるのが普通だ。純粋に物語を楽しむのではなく、分岐や、経由するエピソードをひとつひとつチェックし、コンプリートを目指す。そこで、この「ひぐらしのなく頃に」では、「物語が分岐するシステム」を放棄した。
物語は、最初から最後まで、完全に一本道。通常のサウンドノベルで枝分かれしていく各エピソードは、「鬼隠し編」「綿流し編」といったように、ひとつひとつ独立した物語になっている。様々な可能性を、パラレルワールドのように見せる物語の集合体が、「ひぐらしのなく頃に」だ。
各物語は、大部分が平和な美少女恋愛ゲームの体裁をとっている。プレイヤーが登場人物に感情移入した頃に、突然物語が暗転し、不条理で恐ろしい世界に引きずり込まれる。発表当初は、書体や画面デザインも美少女ゲームの体裁をとっていたそうだ。その極端な展開と不覚入り組んだ「謎」に、口コミで人気が高まった。
そんな「ひぐらしのなく頃に」。僕が読了した4編は「出題編」と呼ばれる。謎はほとんど解明されないまま終わる。それどころか、主人公を含め、多くの登場人物が不条理な死を迎えたり、行方不明になったまま終わってしまう。
出題編では、主人公はどこかで判断を誤ったということになっているらしい。後半の4編はタイトルを「ひぐらしのなく頃に解」と改め、出題編で提示された謎が次第に明らかになっていくそうだ。いわば種明かし編なので、その前にプレイヤーには自ら真相を推理することになる。
そうは言っても、この物語、通常の推理小説と異なり、推理がかなり難しい。真犯人は……と考えようとしても、まず「この物語の真犯人とは、何の犯人なのか」というところから考えなくてはならない。緻密に張り巡らされた伏線を見ていると、かなり綿密な謎解きが用意されているようにも思うし、昭和58年に「萌え」という言葉が出てくるような時代考証のいい加減さを考えると、「村の人々の思いが力となって奇跡を起こす」みたいな力業で解決してしまう気もする。
万人受けするとは思えない絵柄や、ほとんどが文章で説明されるシンプルなシステムにもかかわらず、熱中度はかなり高い。これだけの作品を、アマチュアの作家が作ってしまうのだから、趣味の力はすごいなあ。
「ひぐらしのなく頃に」原作版は、最初のエピソードである「鬼隠し編」が、一本まるまる体験版として無料公開されている。もう何年も前の作品だが、興味のある方はぜひどうぞ。
最近、持ち歩いていて楽しいカメラが、これ。ミノルタの、αSweetIIだ。
といっても、また買ったわけではない。ずいぶん前に、フジヤカメラに格安で出ていたのを捕獲していたのだが、最近になって、何も撮影がない時に持ち歩くようになった。
レンズは、minolta AF50mmF1.7。
フィルムはFujifilm Natura1600、日中の撮影用に、光量を2段分減らすND4フィルターをつけておく。光の許容範囲の広いネガフィルムなので、そのままでも日中の撮影は十分できるが、NDフィルターがあれば、絞りを開いて背景をぼかすことができる。かくして、日中から夜、室内まで、一通りの状況に対応できるスナップカメラのできあがりだ。
αSweetIIは、元々キヤノンのEOS Kissシリーズに対抗して発売された、「誰でも手軽に使える」ことを売りにした製品だ。335gと抜群に軽量ながら、そのスペックは上位機種にも匹敵する。動作もきびきびしており、170gの50mmレンズと合わせると、なんともバランスがよく、持ち歩いていて楽しい。
αSweetIIは、フジヤに中古で出れば、だいたい4000~6000円くらい。手軽な35mmF2がさっぱり手に入らないのが難点だが、50mmか、28mmF2.8をつければ、楽しいお散歩カメラになるのでお勧めだ。
オリンパスのPENもいいけど、やっぱりこういう、手軽に持ち歩けて、ファインダーを覗いてしっかり撮れるカメラが好きだ。
そういえばオリンパスのE420シリーズは、重さ380gで、持った感じがαSweetに近い。25mmF2.8なんて、パンケーキレンズもあったな。E410の中古なら、1万9800円か……。
って、買いませんよ。
クアルコムとフリースケールが提唱している、「スマートブック」がいよいよ登場するらしい。
8.9インチの液晶にフルキーボードを搭載し、ネットブックよりも安価で、長時間駆動するミニノートだ。
そのスペックを見ると……(興味のない方は読み飛ばしてください)
ARMベースのプロセッサ「snapdragon」搭載
NVIDIAのスマートフォン向けプロセッサ「Tegraプロセッサ」採用
Google製スマートフォン向けOS「Android」を使用
ハイビジョン動画再生機能
Wi-Fi
Bluetooth
3G通信
GPS
1日使えるロングライフバッテリー
即起動する快適な動作
厚さ20mm以下
値段は199ドルを目標
なんだか、ほんまかいなという魅力的なスペックだ。snapdragonは、ドコモのスマートフォンTG01に搭載されているプロセッサ。要は、ノートPCのキーボードを備え、通話機能を省いたスマートフォンと思えば良さそうだ。
開くとすぐ起動し、1日使えて、ちゃんとしたキーボードがつき、通信もできる。Tegra搭載なら、簡単な画像処理や写真の整理もできるはずだ。
これは、あの「モバイルギア」の再来ではないだろうか。
なんだか、ワクワクしてきたぞ。
日本では、いくらで売られるのだろう。3万円以下なら、即購入してしまいそうだ。
まあ、キーボードのできにもよるのだけど。
検索フレーズランキング。
ハルヒがほぼ独占。いやあ、非難集中だのなんだの言って、やっぱり影響力は大きいんだな。
唯一、ハルヒ以外のワードでランクインしたのが、「新・鉄子の旅」。これも漫画だ。
漫画、アニメの影響力はすごいなあ(笑)。
↓これ感動した
大長編ド×え×ん予告
大長編ド×え×ん予告2
クラブツーリズム主催の日帰りツアー「青春18きっぷで行く 『小海線』列車旅」。二十数名の方にご参加いただき、無事終了しました。ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
今回のツアーは、先日の「青春18きっぷセミナー」の実践編。プランは、基本的に僕が考えた。クラブツーリズムとの打ち合わせで示された条件は、次のようなものだ。
・青春18きっぷを実際に使って、手軽にお得な旅を実践するプランであることまた、いろいろ検討した結果、帰りは列車ではなく貸切バスを利用することになった。
こうした条件を元に、考えた末にできあがったプランが、これだ。
新宿9:06(ホリデー快速ビューやまなし)11:59小淵沢12:26(八ケ岳高原列車5号)12:58野辺山(貸切バス)JR最高地点(貸切バス)野辺山13:52(229D)14:26小海(貸切バス)15:00ごろ 松原湖温泉八峰の湯16:00ごろ(貸切バス)20:00ごろ 新宿駅
使える時間の少ない日帰りの旅。青春18きっぷを使うのは初めてという方も多いはずだ。そこで、まず考えたのが、最初に乗る列車を厳選するということ。せっかくのツアーなのに、最初に乗る列車がロングシートでは、気分が盛り上がらない。そこで、オール2階建て車両の215系を使い、青春18きっぷだけで乗れる「ホリデー快速ビューやまなし」を利用することにした。
そうなれば、その先の行程も自然に決まる。終点小淵沢駅では、世界初のハイブリッド・ディーゼルカーに乗って小海線へ。JRで最も標高の高い野辺山駅まで行き、JR最高地点を訪れれば、小さな汽車旅としてひとつの形になるだろう。ただ、それだけではややストイックなので、松原湖にある日帰り温泉入浴を加えてみた。
中央本線のパノラマを2階席から楽しみ、ハイブリッドカーで八ケ岳高原へ。温泉に入って、帰りはゆっくり貸切バス。ちょっと見どころが少ない気もするが、悪くないプランだ。
ひとつ問題は、列車は貸切ではないこと。せっかく、「講師」が同行しているツアーにもかかわらず、車内では基本的に静かに座っているしかない。そこで、事前に車窓を解説する冊子を作って配布した。車内でも、時々各席をまわって、うるさくない程度におしゃべりさせてもらった。
こういった仕事は、かつて「種村直樹レイルウェイ・ライター友の会」で、いろいろなイベント幹事を経験したことが生きているように思う。何でも経験しておくものだ。
席取りのためにホームに並ぶとか、かなり異例のツアーだったが、僕自身1日たっぷり楽しむことができた。見る限り、参加者の皆さんにも、それなりに楽しんでいただけたように思う。改めるところは改めて、機会があれば、またこういったツアーをやってみたい。できれば、次は1泊がいいなあ。
関係者の皆さん、ありがとうございました。
バリューマーケティングという企業が、ウィルコムの端末&回線を使い、どこにかけても月額最大5980円定額という「シンプルプラン(話し放題)」なるプランをスタートさせた。
ウィルコムはもちろん、ドコモ、au、ソフトバンク、固定電話、どこにかけても、月額2280~5980円で話し放題。ただし、契約は3回線以上同時加入が条件で、専用ではないものの法人向けプランとされている。
最初に見たときの印象は、正直に言って、「大丈夫なのか」というものだった。携帯電話は、他のキャリアあてに発信した場合は、必ず従量制の通信料がかかる。それ故、他社宛通話も24時間定額というサービスは、原理的に成り立たないと言われてきたのだが。
3回線以上必須の法人向けプランとすることで、トータルではペイすると踏んだのかもしれない。
一方でこの企業、月額1900円でPHSあて通話が24時間無料になるプランや、他社宛無料通話が2100円分含まれて月額2200円というプランも出しているらしい。
なんだか、最近、いよいよPHS回線がたたき売り状態になってきた。
町中での通話には、ほとんど不自由しないので、シンプルな携帯電話を求めている人には、実はかなりおトクな状況と言えるだろう。正直に言って、月額2200円(他社宛無料通話2100円分込み)のプランは、僕もちょっとグラッときた。しかし、よく考えれば、僕が今加入しているドコモのタイプSバリューは、2100円分の無料通話込みで、基本料1575円だ。細かい料金を加えても、最低料金は2000円ちょっと。いやはや携帯の料金競争というのは大変だね。
まあ、今となっては、現行PHSを買うことはないと思うけど、ウィルコムには頑張ってほしいな。
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