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2009.07.31

「すごい駅!五番勝負」ありがとうございました。

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ジュンク堂書店池袋店で行われた、牛山隆信さんとのトークセッション「すごい駅!五番勝負」。

平日の19時という、会社勤めの方には難しい時間だったにもかかわらず、40名余りの方が来てくださいました。ありがとうございました。

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トークは、司会役であるメディアファクトリーの江守氏が出すテーマにそって、僕と牛山さんがひとつずつお勧めの駅を紹介、お客さんに、どちらの駅に行きたいかを挙手してもらうという趣向だ。テーマは、「木造駅舎の駅」「一風変わった駅」「海辺の駅」「すごい秘境駅」「旅情ある秘境駅」の5つ。それに対して、それぞれが挙げた駅は、こんな感じ。

  栗原 牛山
木造駅舎の駅 上神梅(わたらせ渓谷鐵道) 知和(因美線)
一風変わった駅 糠南(宗谷本線) 土合(上越線)
海辺の駅 新芝浦(鶴見線) 鎧(山陰本線)
すごい秘境駅 大志田(山田線) 小幌(室蘭本線)
旅情ある秘境駅 小和田(飯田線) 大畑(肥薩線)

牛山さんは、おそらく秘境駅を中心に王道に近いセレクトをしてくるはずなので、こちらは少し意外な駅、関東地方の身近な駅を混ぜて、話題に厚みを持たせようと考えた。また、誰でも知っている駅ばかりになってもつまらないので、新芝浦駅のような、あえてツボを外した駅も入れてみた。おかげで、北海道から九州まで、なかなかバランスよく全国に散らばったと思う。トークも、ほぼ予定通りの話ができて、楽しく過ごすことができた。

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結局、最終的にどちらが勝ったのか曖昧にしたまま、トークセッションは予定通り20時半に終了。遊びに来てくれた横見浩彦さんを交え、ささやかなサイン会を行って21時過ぎに撤収した。話題のふくらませ方はもっとうまくなりたいが、まずは、成功だったように思う。

それにしても、トークは次第になれていくが、サインというのはいくらやっても慣れないね……。

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終了後は、人形町に移動して、焼き鳥屋で打ち上げ。2次会にキハ、3次会は新大久保クンバリと、午前3時までやってしまった(笑)。

ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。

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涼宮ハルヒの憂鬱18話

テレビ埼玉で、「涼宮ハルヒの憂鬱」18話を見た。

おっと、これはネタバレだった。失礼しました。改行します。

 

 

 

 

 

 

 

 

「エンドレスエイト」、7週目終了。今週も解決しないまま、8月31日が終了した。来週は、また8月17日からの2週間を繰り返すのだろうか。

6月19日放送分(テレビ埼玉)から、ずっと同じ内容が繰り返している。1回1回個別に制作してあり、映像のアングルや服装などは毎回異なるが、基本的な展開や台詞は、7週連続で同じだ。

冒頭で、主人公キョンの感じる「違和感」が強調されていたので、今日こそは先へ進む、と思ったんだけどな。これこそ、作り手の術にはまっているのかもしれない。

「同じ時間が繰り返している」というシチュエーションを、同じ展開を本当に毎週延々繰り返すことによって表現。

ものすごい、実験作品になってきたなあ。

ただ、この展開、アニメファン(?)からはかなり評判が悪いらしい。

放送枠は限られているし、コレクターの人たちは同じような内容のDVDを延々と交買わされるわけで、確かに怒るのも無理はないかもしれない。

でも、僕はなんだかワクワクしている。普通じゃない展開が、楽しい。が、早送りで見てしまった。

最後はどうするんだろう。普通に、ループの最中に何かのきっかけで抜け出す方法を見つけるんじゃ、話の展開から途中でばれてしまう。いきなり、ループを抜け出した後から始まって、回想、とかになるのだろうか。

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2009.07.30

まもなく開場

image1519298058.jpg準備ほぼ完了しました。
緊張してきましたよ。

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準備してます

image1488087459.jpgあと一時間ちょっと。

まずは順調です。

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十数年ぶりの野辺山

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火曜日は、小海線に行ってきた。土曜日に催行される、クラブツーリズムの日帰り青春18きっぷツアーの下見だ。

例によって、困った天気だったが、平日にも関わらず結構な数の観光客が訪れていた。清里駅から乗った団体客は、なんと「クラブツーリズム」。添乗員の女性が、「次の野辺山で降りまーす」と言っていた。なんだ、クラツーさんでも、こういったツアー、やっているんだな。

JRで最も標高が高い位置にある駅、小海線野辺山駅。ここに降りるのも、10年ぶりくらいだろうか。

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雨脚が強くなってきたが、頑張ってJR最高地点まで行ってみた。1キロちょっとのような気がしていたが、実際には2.3キロ。1時間の滞在時間では、ちょっときつかった。

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結局、JR鉄道最高地点の滞在時間は、1分半ほど。写真をさささと撮って、駆け足でもと来た道を引き返した。ああ、桃のソフトクリーム、食べたかったなあ。

野辺山駅に戻って、下見終了。帰りは、中央本線各駅停車の車内で、懐かしの「高原野菜とカツの弁当」をいただいた。チキンカツはボリュームがあり、高原野菜も新鮮だ。これで850円は安い。

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びしょびしょにはなったけど、まあ、のんびりできた1日だった。これで、小海線の窓が開けばなあ。

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2009.07.29

明日は、ジュンク堂池袋本店「すごい駅!五番勝負」

 明日は、池袋のジュンク堂書店でのトークセッション「すごい駅!五番勝負」が開催されます。

 一応、テーマも聞き、5つの駅のセレクトも終えました。

 ……一部、「勝負」を度外視したセレクトもある、かも。

 鉄道ファンの方でなくても楽しめるよう、いろいろ工夫してお話ししたいと思っています。実用的な話も、少しはできるといいなあ。

 まだ、お席には若干の余裕があるようです。明日の夜19時から、お時間のある方、よろしかったら立ち寄ってみてください。

■「すごい駅!5番勝負」
■日時     :7月30日(木)19時~
■出演     :牛山隆信(秘境駅訪問家)×栗原景(フォトライター)
■入場料 :1000円(ドリンク付)
■会場     :ジュンク堂書店池袋本店 4階カフェにて
■定員     :40名(電話又は来店にてお申し込み先着順)  
■受付     :電話又は直接来店(1Fサービスカウンター)にて先着順に受付。
※整理券等はありません。
お問い合わせ ジュンク堂書店池袋本店 TEL03-5956-6111

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2009.07.28

共同保育中

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こいつら、どんどん大胆になってきている気がする。

正直言って、心配です。じゃあ、アップするなってことですよね。うーむ。

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下見中

image561604420.jpg土曜日に行われるツアーの下見で、小淵沢にきている。

夏休みとは言え、平日の午後は流石にすいてるなあ。

天候は、例によって例の如し。

ハイブリッドカーは週末までお預けだ。

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2009.07.27

伊藤桃×中嶋春香×横見浩彦「鉄道乙女のちいさな旅」サイン会

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神保町の書泉グランデで、伊藤桃+中嶋春香+横見浩彦3氏によるサイン会。先日発売された、フォトエッセイ、「鉄道乙女のちいさな旅」(人文社)の刊行記念イベントだ。

鉄道乙女のちいさな旅

ISBN:978-4-7959-1220-5
判型:A5
ページ数:128頁
定価:1,680円(税込)

『鉄子の旅』旅の案内人でおなじみのトラベルライター・横見浩彦氏監修によるフォトエッセイ。鉄道好きアイドル3人が、それぞれに旅した模様を、写真と文章で綴ります。古びた木造駅舎から秘境駅まで、一般向け鉄道旅にはない“乗り鉄視点の旅”が満載。

この本には、大井川鐵道(斉藤雪乃さん)、野岩・会津鉄道(中嶋春香さん)、南阿蘇鉄道・熊本電鉄(伊藤桃さん)、銚子電鉄(全員)の4編のエッセイが掲載されているが、僕はこのうち、大井川鐵道、野岩・会津鉄道、銚子電鉄の3編の撮影を担当した。

サイン会は14時からだったが、なんとなく13時開始のような錯覚に陥り、12時半に会場入り。伊藤さんと中嶋さんも、13時過ぎに相次いで到着した。斉藤雪乃さんが、別の仕事で参加できないのが、なんとも残念だ。

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14時になり、6階のサイン会会場に降りると……、思ったほど、人が並んでいないような気がする。意外だな、と思っていると、イベントが始まってから続々と人が集まってきた。鉄道ファンだけでなくアイドルファンの方も多く、こうしたイベントに慣れているのかもしれない。

今回は、1冊につき3人がサインをする。さらに、ちゃんと会話を交わす時間があるので、お客さん一人につき、それなりの時間がかかる。なかなかぜいたくなサイン会だ。しかし、その分進みが遅く、気がついたら17時を過ぎていた。

お客さんの層は、僕がざっと見た感じでは、鉄道ファンとアイドルファンが半々といったところだろうか。特に、撮影会などのイベントを多くこなしている伊藤さんは、固定ファンが多い。お父さんに連れられた、横見ファンの男の子もいて、なかなかバラエティ豊かなサイン会となった。

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結局、100人以上の方に参加いただき、サイン会は17時半に終了。久しぶりに多くの人に会えて、楽しい1日だった。

ちなみに、この「鉄道乙女のちいさな旅」。いかにも横見氏らしい企画だが、ゴーストライターを一切使っていないのが特徴のひとつ。3人のアイドルのエッセイは、キャプションやデータを除き、すべてご本人が実際に書いている。ブログなどで文章を書く機会が増えた今ならではの企画だ。

写真はともかく、エッセイを読むだけでも、なかなか楽しめるので、興味のある方はぜひどうぞ。

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2009.07.26

ジュンク堂書店池袋本店「すごい駅!五番勝負」

 告知です。

 今度の木曜、7月30日19時から、池袋駅東口のジュンク堂書店池袋本店4階カフェで、秘境駅探訪家の牛山隆信さんと、トークセッション「すごい駅!5番勝負」を開催します。

 このイベントは、「すごい駅!」「すごい列車!」シリーズで知られる、メディアファクトリーのナレッジエンタ読本シリーズとジュンク堂書店のコラボ企画のひとつ。ナレッジエンタ読本だけでなく、写真集「秘境駅」シリーズや、「新幹線の車窓から」などもひっくるめてネタにしようということで、僕も呼ばれました。

 メディアファクトリーの江守編集曰く、「『勝負』とは言いつつも、『対決』ではない、でも、ガチでやっていただく」という、和やかなんだか真剣なんだかよくわからないイベントではありますが、「駅」をテーマに、楽しくおしゃべりさせていただきます。

 僕も喋らせてもらえるなら、いかにもテツっぽいマニアックな駅だけでなく、日常の中で再発見できそうな、身近な駅の話もできればと思っています。

 一応、テーマと全体の進行は聞いていますが、牛山さんがどんな駅の話をするのかは、わかりません。だいたい、想像はつくわけですが……。

 さて、どんなイベントになるのやら。頑張ります。

 入場料は、ドリンク付きで1000円となっております。有料で恐縮ですが、木曜日の夜、お時間のある方は、ぜひ足をお運びください。ていうか、今のところかなーり席に余裕があります(笑)。

■「すごい駅!5番勝負」
■日時     :7月30日(木)19時~
■出演     :牛山隆信(秘境駅訪問家)×栗原景(フォトライター)
■入場料 :1000円(ドリンク付)
■会場     :ジュンク堂書店池袋本店 4階カフェにて
■定員     :40名(電話又は来店にてお申し込み先着順)  
■受付     :電話又は直接来店(1Fサービスカウンター)にて先着順に受付。
※整理券等はありません。
お問い合わせ ジュンク堂書店池袋本店 TEL03-5956-6111



 

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済州マッコリ試飲会

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土曜日は、14時から、イーストアジアン新宿で開催された「済州マッコリ」の試飲会に参加した。

「かめに商事」が、世界で初めて輸入を実現した「済州マッコリ」だ。25歳の若い代表、中條朝(なかじょうはじめ)氏が、半年間にわたってアジアを旅した時、いちばんうまかった酒なのだという。

国外どころか、韓国本土にも出荷されていなかった、済州マッコリ。日本への輸入は、当初は門前払い同然に断られたというが、4度にわたって粘り強くアプローチした結果、ついにメーカーが承諾。輸入が実現した。

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在日韓国人の経営者が、韓国の文化を日本に伝えるために、韓国の伝統酒を輸入するというのはありそうな聞く話だが、諸国を旅して、いちばんうまかったから輸入するという発想が新しく、面白い。しかも、「かめに商事」の経営者は、25歳と21歳の兄弟。驚くほど若い企業だ。

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済州マッコリの魅力を説明する、中條朝代表(前)と、中條暁 (なかじょうあきら)副代表(後)

今回、新大久保の「てじまうる」と「武橋洞」で、先行して販売されることになり、イーストアジアン新宿での無料試飲会が実現した。

マッコリは、ヨーグルトのような味わいが魅力だが、この「済州マッコリ」は、漢拏山の天然水仕込みで、清涼感のあるすっきりした味わいが特徴だ。豚肉などの、濃厚な味わいの韓国料理と一緒に飲むと、合うような気がする。

飲みやすい味わいももちろん魅力的だが、一から伝統酒の輸入を成功させようという「かめに商事」も応援したい。

てじまうる、武橋洞へお越しの際は、ぜひ「済州マッコリ」をどうぞ。

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2009.07.25

新大久保にて。

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 最近の新大久保は、本当にネコが多い。なんだか偉そうな毛並みの奴が、集会場となっている駐車場でだらけていた。まあ、こんな疑念の目でこちらを見るようでは、まだまだ素人だが。

 

 今日は爽やかに暑いねえ。

 

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千駄木「せとうち」での再会

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 千駄木の居酒屋「せとうち」へ。

 

 「せとうち」は、祐天寺の「ナイアガラ」と並ぶ、鉄道系飲食店のはしり的存在の店。店頭や店内には、サボ、駅名標、時刻表といった鉄道グッズがところ狭しと並び、座席は新幹線のシートを使っている。元々は、大変な鉄道好きで知られた先代のご主人が始めた店だったが、ご主人が亡くなられた後も、奥さんが遺志を引き継いで営業している。

 

 ずらりと並んだ鉄道グッズはかなりマニアックだが、出てくる料理は大変上品で、居心地がよい。数ある鉄道居酒屋の中でも、別格の存在だ。

 

 僕が「せとうち」に来るのは2度目だが、今日はちょっと特別だ。

 

 小学生の頃お世話になった鉄道愛好サークル、「レールウェイクラブ」の方々と、二十数年ぶりに再会するのだ。

 

 上越新幹線の開業を翌日に控えた、1982(昭和57)年11月14日。この日限りで全廃となる、房総半島の急行列車に、1日ですべて乗ろうという企画が実施された。企画を考えたのは、当時千葉県習志野市在住だったSさん。1980(昭和55)年に、国鉄が「いい旅チャレンジ20,000km」キャンペーンを始めた際、75日間で国鉄全線242線区を完乗し、ニュースにも出た人だ。

 

 房総急行お別れ乗車の企画は、新聞を通じて参加者が募集された。僕も、たしか毎日新聞を見て連絡したのだと思う。僕のような小学生から、年配の方まで、様々な人が参加した。

 

 このときの参加者が集まってできたサークルが、「レールウェイクラブ」である。毎月1回、津田沼の公民館などで情報交換の例会を行い、時々、実際に列車に乗りに出かけた。会員に、国鉄職員の方がいたこともあり、雑誌などでは得られない貴重な情報や、普通ではできない体験もできた。

 

 国鉄白糠線の最終日に乗りに行けたのも、まだ貫通前だった青函トンネルの竜飛定点(現竜飛海底駅)を見学させてもらえたのも、このサークルのおかげだった。一部の国鉄職員の規律の乱れも、この目で見た。

 

 だが、高校受験が近づくにつれて、僕はいつの間にかレールウェイクラブの活動から離れてしまった。

 

 それが、20年以上たった今になって、再びお会いすることになったのは、ネットのおかげだ。当時特にお世話になったKさんが、日経Wagamagaの記事を見て僕に気づき、メールで連絡をくれたのである。Kさんは先日の「新幹線の車窓ナイト」にも来てくださり、改めて、連絡のつく人と一緒にゆっくり飲もうということになったのである。

 

 連絡がついたのは、4人。約束の時間きっかりに「せとうち」に到着すると、もう4人とも集まっていた。

 

 四半世紀もの時間が過ぎているだけに、僕を含めて、やはりそれだけの時は流れていた。でも、喋ってみれば、小学生の時お世話になったあの頃の人たちだ。

 

「栗原さんは、今は……」   
「”さん”づけじゃなくて、昔のように”栗原クン”でお願いします(笑)」   
「いやあ、37歳の人にクンというのはなあ(笑)」

 

 レールウェイクラブで、他ではできない社会勉強をしてから、27年。いろいろあって、今は鉄道旅行をテーマのひとつとするフォトライターをやっている。そのことを、とても喜んでもらえたのが嬉しかった。まだまだ、一人前とはとても言い難いが、今の自分があるのは、こうした人々のおかげだ。

 

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 ますます、頑張ろうと思った夜だった。

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2009.07.24

南山傾斜エレベーター「オルミ」

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さて、こちらは韓国・ソウルで6月30日から運用を開始した、南山公園傾斜エレベーター「オルミ」。今まで、南山にのぼろうとすると、明洞から坂を延々と歩いて南山ケーブルカー(ロープウェイ)乗り場まで歩かなくてはならなかった。そこで、もっと楽にアクセスできるように建設された無料のエレベーターだ。

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明洞から5分ほど歩いた、南山第三トンネルの横にあり、傾斜角度25度、距離約70mで乗車時間約2分。下車すると、そこは南山ケーブルカー乗り場だ。毎日朝9時から深夜0時まで稼働している。

難点は、かなり楽になったとはいえ、乗り場まではやはり緩い上り坂を歩かなくてはならないこと。今月上旬に初めて乗った時は、乗り場までの歩道が出来ておらず、無駄に階段を上り下りさせられたが、この日(19日)訪れてみると、歩道は完成していた。

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車内からレールを見ると、モノレールではなく、ほぼ完全にエレベーターの構造であることがわかる。発車ベルなどもないが、やはり飛鳥山と同様、多くの観光客が、楽しそうに利用していた。9日に乗りに来た時は、「3回も乗っちゃったよ」なんて言っている人もいた。

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飛鳥山モノレールと違い、夜景を楽しめるのもポイントが高い。車内に座席はないが、全面ガラス張りとなっており、見晴らしも抜群だ。ちなみに、下半分は磨りガラスとなっており、女性客にも配慮されている。

Nソウルタワーを訪れる時には、ぜひどうぞ。

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涼宮ハルヒの憂鬱17話

テレビ埼玉で、「涼宮ハルヒの憂鬱」17話を見た。

おっと、これはネタバレだった。失礼しました。改行します。

 

 

 

 

 

 

 

 

「エンドレスエイト」、6週目終了。今週も解決しないまま、8月31日が終了した。来週は、また8月17日からの2週間を繰り返すのだろうか。

6月19日放送分(テレビ埼玉)から、ずっと同じ内容が繰り返している。1回1回個別に制作してあり、映像のアングルや服装などは毎回異なるが、基本的な展開や台詞は、6週連続で同じだ。

長門に話しかけるシーンがいつもと違ったので、今日こそは先へ進む、と思ったんだけどな。これこそ、作り手の術にはまっているのかもしれない。

「同じ時間が繰り返している」というシチュエーションを、同じ展開を本当に毎週延々繰り返すことによって表現。

ものすごい、実験作品になってきたなあ。

ただ、この展開、アニメファン(?)からはかなり評判が悪いらしい。

放送枠は限られているし、コレクターの人たちは同じような内容のDVDを延々と交買わされるわけで、確かに怒るのも無理はないかもしれない。

でも、僕はなんだかワクワクしている。普通じゃない展開が、楽しい。

最後はどうするんだろう。普通に、ループの最中に何かのきっかけで抜け出す方法を見つけるんじゃ、話の展開から途中でばれてしまう。いきなり、ループを抜け出した後から始まって、回想、とかになるのかなあ。

……いつまで続くのやら。

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2009.07.23

飛鳥山モノレール

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行ってきました。

7月17日から運転を始めた、JR王子駅前、飛鳥山公園の入口に出来た、無料のモノレール、飛鳥山モノレール。飛鳥山公園入り口”駅”-飛鳥山山頂”駅”間48m、標高差17mを、2分で結ぶ、無料の「モノレール」だ。

王子駅から、「公園入り口」の乗り場へ行くと、4~5人の「乗客」が次の「電車」を待っていた。どの人も、ニコニコしている。やがて到着したモノレールから降りた人々の表情も、一様に楽しそうだ。

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この施設は、業務用モノレールメーカーとして知られる嘉穂製作所が建設したもので、毎日朝10時から夕方16時まで、無料で乗車できる。定員は16人で、車内には6人分の座席も備える。

モノレールとはいうものの、実態は斜行エレベーターであり、鉄道事業法の適用は受けない。車内の操作ボタンなどを見ても、これが本来はエレベーターであることがわかる。

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明らかにエレベーター

  しかし、北区はこれをあくまで「モノレール」として売り出すようだ。動き出すときには、車内に発車ベルが鳴り、「発いたします」とアナウンスが入る。乗車時間は1分足らずだが、新幹線や京浜東北線、そして併用軌道を行く都電荒川線も見晴らせ、抜群の車窓風景を楽しめる。

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さて、飛鳥山モノレールを建設した嘉穂製作所。鉄道事業法を受けないモノレールt、つまり「時刻表に載らない鉄道」を多数製作しているメーカーとして、ごく一部の人たちの間で話題になっている。

僕は、2年ほど前に、伊豆地方の「知られざる鉄道」を調べていて、存在を知ったのだが、ホームページを見ると、テーマパークや温泉旅館、墓地、個人宅などに納入された、大小様々なモノレールが紹介されており、その筋の人間にとっては激萌え……もとい、大変興味深い企業であることがわかる。

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嬉しいことに、各地の導入事例を紹介した映像を無料で配布しており、一般の人でも、サイトから申し込めばDVDを送ってもらえる。 僕は一昨年申し込んであったが、つい最近、「2009年版ができました」と新しいDVDを送ってくれた。非常に好感度の高い企業だ。

もうひとつ、韓国モノレールに技術提供を行っている点も興味深い。韓国には、営業運転を行っているモノレール路線はないが、嘉穂製作所の技術によるモノレールは、江原道、鎮海、ソウルなど各地にある。「竹島を展望できる、鬱陵島展望台」なんていう気まずいところにまで導入されているのがにくい。さらに、あの旌善レールバイクも、嘉穂製作所の技術だそうだ。

嘉穂製作所のサイトは、公共施設にあるモノレールはすべて制覇したくなるほど興味深い。それが、東京都内の、それも抜群のトレインビュースポットに登場したことは、何とも嬉しい話だ。

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2009.07.22

1981年7月31日の部分日食

 今日は、日本では46年ぶりとなる皆既日食。日食といえば、僕が思い出すのは、1981(昭和56)年7月31日の部分日食だ。

 この日食、僕は中央本線を走行中の特急「あずさ」の車内から見た。

 当時、僕は小学4年生。この日、僕は長野県黒姫にいる祖母のところに、初めて1人で出かけた。いつものように、信越本線で行ったのではつまらない。中央本線の「あずさ」で松本まで行き、急行「赤倉」に乗り換えて黒姫まで行くことにした。

 新宿駅までは母親が送りに来て、黒姫駅へは祖母が迎えに来る。乗り換えとなる松本駅では、公衆電話から自宅に電話を入れる約束だ。

 新宿駅を発車すると、すぐに隣りの席のおじさんに話しかけられた。小学4年生、9歳の子どもが1人で特急に乗っているのだ。今から思えば、そりゃびっくりするだろう。周囲のお客さんもまきこんで、しばらく電車や学校のことなど、いろいろな話をした。

 八王子を出て、車掌長が検札に来た時だ。白い制服を来た車掌は、僕に言った。

「大月を過ぎたら、いちばん後ろの乗務員室にいらっしゃい」

 隣りのおじさんは、甲府で降りると言っていた。せっかく話が弾んでいたのに、お別れするのは残念だったが、鉄道ファンにとって神様のような存在である車掌長が、乗務員室においでと言っているのだ。行かないわけにはいかない。

 大月駅を過ぎて、しばらくした頃、僕は最後尾の乗務員室、つまり運転台のドアをノックした。

「やあ、いらっしゃい」

 車掌長は、そう言って僕を迎えてくれた。憧れの、特急電車の運転台。しかも今は営業運転中で、速度計などの計器類はめまぐるしく動いている。

「機械に絶対に手を触れないと約束してくれたら、今日はここにいてもいいよ」

 こうして、僕は特急「あずさ」の運転台にいることを許された。運転席は、さすがに機械を触ってしまいそうなので、隣りにあった運転助士用の補助席に座っていることにした。

「おじさんはお仕事をしてくるからね。機械に触っちゃ、ダメだよ。それだけは守ってね」

 そして、部分日食の時刻になった。

 183系特急電車の運転台のガラスは、傾斜しているので、空を見るのに大変都合がよい。僕は運転助士席で、用意していおいた黒い下敷きを取り出して頭上に見える太陽を見た。三日月状に、太陽が欠けていた。

「何をしているんだい? ほう、今日は日食か。おじさんに見せてくれるかな。おー、これはすごいな」

 結局、塩尻駅を発車するまで、ずっと運転席から風景を眺めていた。ずっと後になって聞いたところでは、新宿駅で、母親が車掌長に子どもが1人で乗るのでよろしくと、タバコを1カートン渡していたそうである。

 今では300%あり得ない、国鉄時代ならではの体験だった。

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2009.07.21

世界初のスキージャンプ映画「国家代表」

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 いやあ、びっくりしましたよ。

「世界初のスキージャンプ映画『国家代表』、30日全国ロードショー!」

「登録選手7名、うち4名が国家代表……。韓国スキージャンプ国家代表チームが巻き起こした、感動的な実話を映画化!」

 な、なんだか、カンチルグたちが映画になってるんですけど……。

 ここ何年かはご無沙汰しているが、韓国のスキージャンプ国家代表チームとは、10年近い付き合いがある

 当時も今も、韓国におけるスキージャンプの競技人口は、7~8人。その中の、カンチルグ、チェフンチョルら4人が、国家代表チームとしてオリンピックやワールドカップを戦っている。

 競技人口の少なさと環境の貧弱さから、世界のトップ選手とは大きな実力差がある韓国チームだが、時々、信じられないような結果を残してきた。

 ひとつは、2002年ソルトレイクシティ五輪団体戦での8位。順位こそ平凡だが、ジャンプ発祥国であるノルウェーを破っての、価値ある8位だった。

 翌2003年のイタリア・タルヴィジオ冬季ユニバーシアード大会では、カンチルグを中心に金メダル2個、銀メダル1個という文字通りの大金星。さらに同年の青森冬季アジア大会の団体戦では、船木、東輝らを擁する日本を破って金メダルを獲得した。

 そんな彼らの活躍が、映画になったのだ。


↑フンチョルのジャンプシーン、「104.7km/h」って、なに?

舞台は、1996年の全羅北道茂朱。冬季オリンピック誘致のために、スキージャンプの国家代表チームが急遽編成された。

コーチに任命されたのは、子供スキー教室の講師を務めていたパン・ジョンサム(ソン・ドンイル)。そして、彼に乗せられた精鋭(?)メンバーが集まった。

元アルペンスキーのアメリカジュニア代表だったが、実の母を探して韓国に来たボブ(ハ・ジョンウ)。

女なしでは耐えられない、ナイトクラブのウェイター、チェ・フンチョル(キム・ドンウク)。

焼肉屋の息子として、毎日炭火をおこしてきたジェボク(チェ・ジェファン)。

祖母と弟の世話という重荷を抱えた、物静かな少年カン・チルグ(キム・ジソク)。

パンコーチは、ボブには母と暮らすためのアパートを、フンチョルとチルグ、ジェボクには、兵役免除を約束する。条件は、金メダルを取ること。

「ワールドカップまであと一週間。そこで6位以内に入れば、オリンピックへの出場権を獲得できる! 8チーム中6位に入ることができるのか?」

 なんだか、すでにオチが見えたような気もするが、彼らのがんばりが映画になったのなら、これはぜひにも見に行きたい。あまりヒットしそうな題材には見えないので、8月中にでも、釜山あたりに行くとしようか。

 本物のチルグに電話をしたら、つながらなかった。今、ヨーロッパのほうに留学しているという噂も聞くが、さて。

 出演は、ハジョンウ、ソンドンイル、キムジソクほか。

追記。公式サイトの予告編を見ると、どうもクライマックスは長野五輪のようですよ……。確かに、現実でも韓国代表が初めて出場したオリンピックは長野だったわけですが、長野だというのに日の丸がひとつも見えないあたり、イヤな予感がしますなあ。ついでに、白馬とは似ても似つかない競技場だったり、ジャンプスーツがどう見ても今世紀の規格だったりします。


ていうか、「空中での速度は120km/hにも達する」って、それどんなフライングヒルだよ。(実際はラージヒルで80km/h台)

おまけその2。カンチルグ対決

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2009.07.20

臨津閣のマト2形蒸気機関車

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5年ぶりくらいで臨津閣へ行ったら、朝鮮戦争で破壊された蒸気機関車が展示されていた。

この機関車は、マト2形。日本統治時代に製造された、川崎重工製蒸気機関車だ。1950年12月31日22時頃、現在は非武装地帯となっているチャンダン駅において北朝鮮軍の襲撃を受け大破、放棄されたという。

長らく、チャンダン駅のあった場所に放置され、都羅展望台などからその朽ちた姿を見ることができたが、このほど指定文化財に登録。保存処理を施された後、この6月から臨津閣で一般公開された。

展望台から見たときは、さびたボイラー上部しか見えなかったが、間近で見ると、動輪や連結器などもしっかり残り、機関車としての原形をとどめていることに驚く。そして、何より衝撃的なのが、その車体に開いた無数の弾痕だ。

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分厚い鉄板にあいた大小さまざまな穴を見ると、相当な火力をもって攻撃されたことがわかる。これだけの火力で攻撃された機関車の乗務員が、今も生存しているとは、にわかには信じがたいほどだ。

今まで、数々の戦争史跡を見てきたが、原形をとどめている分、生々しさは他を圧倒している。

板門店観光などで臨津閣をおとずれたら、必ず間近に見てほしい遺跡だと思う。

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2009.07.19

韓国民俗村にて。

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久しぶりにやってきた、京畿道龍仁市の「韓国民俗村」。

いちばんのポイントは、やはり本物のトンドン酒を飲める、奥のジャント(市場)だ。

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昼食は済ませていたので、軽くカムジャジョン(ジャガイモのおやき)をつまみとする。

カムジャジョンができあがり、友人らと屋外のテーブルでいただこうとすると、視線を感じた。

振り返ると……

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来ました。

隣りの家族連れの子供が、「わあ、ニャンニャンだ! にゃーお、にゃーお、こっちへおいで。かわいいねー」とはしゃいでいる。少し前なら、「なにこの泥棒ネコ、キモチワルイ」と言われていたところだが、時代は変わった。

普段、こういう輩にほどこしはしない主義だが、韓国の民俗村で会ったのも、何かの縁だ。この、カムジャジョンを少しやろう。

……いらないですか。そうですか。

奴は、僕らの背後にまわり、テーブルの下に偉そうに腰掛けて、こちらの様子をうかがい始めた。

「見込みのある人間だ。そのうち、海鮮チヂミのようなものを持ってくるかもしれぬ」

そんな態度↓hm04

結局、僕らがカムジャジョンしかくれないと悟ると、隣りの外国人客のほうに転進した。

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近い、近いよ。

韓国のネコどもも、偉くなったものである。

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2009.07.18

ソウルに到着。あの法則は気にしない。

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ソウルに来ました。

えと。

あ、久しぶりにソウル歴史博物館に来ました。なんだか薄暗くなった気がするけど、近代ソウルの展示は、相変わらず大変充実していました。

えーと……。

あ、そうそう、明洞で、初めて実弾射撃を体験しました。ものすごい迫力で、こんなものを人に向けて撃つなんて考えられません。

……。

そうそう、セブンラックで、初めて実戦(?)のカジノにチャレンジしました。5万Wが一時6万5000Wになるなど、いい線行きましたが、最後のギャンブルで敗北。楽しい体験でした。

明日こそは……。え、予想総降水量200mm以上ですか。

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2009.07.17

再びソウルへ

image1251268739.jpg今週もソウルへ。

以前なら、先週から引き続き滞在していただろうが、最近はそうもいかなくなった。

仕事があるというのはありがたいことだけど、そのせいで仕事のタネがこ枯渇するというのは避けたいものだ。

連休前で、流石に混んでるなあ。

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涼宮ハルヒの憂鬱16話

テレビ埼玉で、「涼宮ハルヒの憂鬱」16話を見た。

おっと、これはネタバレだった。失礼しました。改行します。

 

 

 

 

 

 

 

 

「エンドレスエイト」、5週目終了。今週も解決しないまま、8月31日が終了した。来週は、また8月17日からの2週間を繰り返すのだろうか。

6月19日放送分(テレビ埼玉)から、ずっと同じ内容が繰り返している。1回1回個別に制作してあり、映像のアングルや服装などは毎回異なるが、基本的な展開や台詞は、5週連続で同じだ。

浴衣を選ぶシーンがなかったので、今日こそは先へ進む、と思ったんだけどな。これこそ、作り手の術にはまっているのかもしれない。

「同じ時間が繰り返している」というシチュエーションを、同じ展開を本当に毎週延々繰り返すことによって表現。

ものすごい、実験作品になってきたなあ。

ただ、この展開、アニメファン(?)からはかなり評判が悪いらしい。

放送枠は限られているし、コレクターの人たちは同じような内容のDVDを延々と交買わされるわけで、確かに怒るのも無理はないかもしれない。

でも、僕はなんだかワクワクしている。普通じゃない展開が、楽しい。

最後はどうするんだろう。普通に、ループの最中に何かのきっかけで抜け出す方法を見つけるんじゃ、話の展開から途中でばれてしまう。いきなり、ループを抜け出した後から始まって、回想、とかになるのかなあ。

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2009.07.16

東京新聞&BRUTUS

今日16日の東京新聞朝刊「TOKYO発」に、僕を取り上げる記事が掲載されます。

例によって、「新幹線の車窓」をテーマにした記事ですが、良かったらご覧ください。
どんな記事になっているかは全くわかりませんが、「新幹線の車窓ナイト」と違い、けっこう真面目に語ったつもりです。
それから、昨日発売の「BRUTUS」にも、ちょろっとコメントを書きました。
「絶景を切り取る、鉄道写真家、渾身の1枚」というページに、新幹線の車窓写真とコメントを提供しました。主題は、米原のアレです。ていうか、「渾身の1枚」という割には、クオリティがやばいことになってます……。
書店で見かけて、万が一面白そうだったらお買い求めください。
よろしくお願い致します。

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2009.07.15

マイクロソフト、オフィスの簡易版を無償提供へ

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 マイクロソフトが、「オフィス」の次期バージョンから、webサービス版を無償で提供すると発表した。

 メッセンジャーなどを提供している、WindowsLiveの一環として提供するのだそうだ。

 OpenOffice.orgKingsoftOfficeGoogleDocumentといった互換Officeスイートの台頭に対抗するための決断らしい。

 長らく、「MicrosoftOffice」シリーズは市場を寡占状態にあり、強気の価格を設定していた。それが、互換アプリケーションの台頭によって、戦略の見直しを迫られた格好だ。

 もっとも、この「無料Office」は、インターネット上のサーバー上のアプリケーションにアクセスし、文書ファイルもサーバに保管する「クラウドコンピューティング」タイプのサービスだ。同様のサービスは、GoogleのGoogle DocumentやThinkfreeの「てがるOffice」などがあるが、いずれも成功しているとは言い難いように思う。

 僕も出先のネットカフェなどで、こうしたウェブブラウザ上で使うオフィスを使ったことがあるが、正直に言って使いにくかった。

 既存のサービスが、やや互換性に不安があったことも要因だが、いちいち文書ファイルをサーバにアップロードしてから開く形になり、PC内とサーバの2カ所に原本が散在することになってしまうのが煩わしかった。

 すべての文書ファイルをサーバ上で運用するか、PCとサーバを随時同期させるサービスが充実しない限り、ちょっと使えない。どのファイルが、最新の状態かわからなくなってしまうからだ。

 低コストでオフィスを使えるようにするのは良いことだけど、個人的には、無理に無料にこだわるよりも、低コストで必要充分な機能が使えるようにしてほしい。例えば月額400円くらいでOfficeの全機能を使えるようにするとか、VBA機能やテンプレートなどを省いた「MS Office Elements」を1万円以下で出すとか。

 今のままだと、ノートPCにはやっぱりKingsoftOfficeを使い、ネットカフェでファイルを見る時だけOffice無料版を利用する、という程度の話になりそうだ。

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エンドレス夏モデル

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おまえ、道ばたでなにやってんだよ……。

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突然の、夏モデル発表。

お兄さんが若かった頃は、ネコの新モデル発表は早春(2~3月)と秋(10~11月)と決まっていたものだよ。

そうだったね、最近は5~6月発表の夏モデルがあるんだったね……。

前にも、こいつらに会ったことがあるような気がする。白黒と、三毛の子ぬこ。そんなはずはない。いわゆる、デジャブというやつだ。

”今回が、1万5499匹目のねこに該当する”

何かがおかしい、と思い始めた。

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2009.07.14

アンニュイな……

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お前ほんとうにノラか、おい。

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中野のネコどもは、皆さん優雅ですなあ。

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2009.07.13

写真集「秘境駅Ⅲ」

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今回の表紙は、仙山線八ツ森駅。過去2冊は、僕が表紙写真を担当しましたが、初めて牛山さんの写真が使われています。

 今週金曜日、7月17日に、メディアファクトリーから秘境駅の写真集第3弾を刊行します。

●書名:『秘境駅Ⅲ』
●著者:牛山隆信・栗原 景
●判型:ミニ写真集サイズ(170mm×190mm)
●定価:1680円(税込)
●発行・発売元:㈱メディアファクトリー
●発売日:2009年7月17日(金)

■内容
好評の写真集『秘境駅』シリーズに、とうとう第3弾が登場します。
もう何年も列車が停まっていない究極の秘境駅「八ツ森」をはじめ、当の列車すら停まらない「臨時駅の秘境駅」を収録。
その他、北海道や東北、九州をはじめとする全国各地から、まだまだある秘境駅を30駅紹介しています。巻末には、牛山さんと栗原の秘境駅対談や、好評の撮影レポートを収録!

 これまでと同様に、秘境駅探訪家の牛山隆信さんとの共著となっています。パート2までが好評だったので、「パート3を」という声はずいぶんいただいていたのですが、牛山さんが「秘境駅」ととらえる駅は、数に限りがあります。パート3を出しても、「残りもの」ばかりになってしまわないか……と、ずいぶん慎重に検討しました。

 が。

 さすがは、牛山さん。刊行が決定するはるか前から、独自に全国をまわって、"商売抜き"で撮影を進めておられました。正式に決まった時には、すでに半分くらいが撮影済みというものすごさ。そういうわけで、今回は大部分の駅が牛山さんの撮影です。僕が担当したのは7駅だけ。羽越本線、三陸鉄道、八戸線、只見線、飯山線の各駅を撮影しています。

 巻末の読み物ページには、牛山さんと僕の対談が掲載されています。僕が牛山さんと同レベルで対談するという、身の程知らずなページではありますが、牛山さんと僕、それぞれの秘境駅観を語っていて、秘境駅ファンの方には読み応えのあるページになっていると思います。

 今週金曜日の発売です。書店で見かけたら、手に取ってみてください。

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トレインイロ

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 最近は、鉄道に関係する本がたくさん出るなあと思っていたが、これは異色。

 朝日出版から刊行された、「トレインイロ」(下東史明)。

 列車のカラーを紹介する本なのだが、誌面に鉄道車両は一切登場しない。1ページごとに、ひとつの車両のカラーリングが表現され、ひとことコメントがある。それだけ。車両の形は再現していないので、各ページのデザインはイメージに過ぎない。それでも、不思議なことに知っている車両であれば、ひと目でその姿が目に浮かぶ。

 おそらく、僕が鉄道好きだということは関係がないのだろう。特に興味がない人でも、普段慣れ親しんでいる車両であれば、そのページを見るだけで、車両のイメージが沸くはずだ。

 僕たちの記憶は、「イロ」によって記号化されているんだなあと、実感した。

 テツっぽく、正確な色彩が使われているのではなく、記憶の色を使っているのが面白い。たとえば、東海道新幹線300系は、700系など他の新幹線車両よりも、イエローがかったホワイトで表現されている。0系と間違えたのでなければ、経年劣化による黄ばみを表現したのだろう。そんな、細かい表現が楽しい。

 鉄道趣味という世界を超えて、楽しめるアート本に仕上がっているこの本。

 作者は、広告会社勤務のコピーライター&デザイナーだそうだ。

 イロの世界に興味のある人に、お勧めします。

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エンドレスエイト

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「エンドレスエイトはいつ終わるのよ」

 

 

 

 

 

いやはや、「涼宮ハルヒの憂鬱」、エンドレスエイトは4週目でも終わらず、ついに5週目、5回目のループに突入ですか。

「涼宮ハルヒが、夏休みにやり残したことがあると思っているために、8月17日から8月31日が延々とループする」というエピソード、「エンドレスエイト」。

「高校野球→プール→盆踊り→バイト→セミ捕り→8月30日」

 毎回、同じ展開。同じ台詞。主人公の「キョン」が妹と高校野球を見ていると、ハルヒから電話が入り……というところから始まり、最後は、8月30日にハルヒと別れ、31日はダラダラと過ごした……で終わる。その翌日は、記憶もほぼリセットされて、また8月17日からやり直し……。こんな夏休みのエピソードが、6月から4週間にわたってひたすら繰り返されている。

 しかし、映像の使い回しは見た限り一切ない。同じ時間の繰り返しでも、細かいところは同じにならないという設定で、例えば喫茶店で登場人物たちが座る席は毎回違うし、服や水着も、毎回少しずつ違う。映像のアングルも毎回変わっている。全く同じエピソードを、ここまで4回、すべて描き直しているというのが京都アニメーションのこだわりだ。全く同じ展開を、ここまで徹底して繰り返すというのは、アニメ、いやドラマ史上にもなかった実験といえる。ネットを見ていると、さすがにファンも混乱しているようだ。

 同じエピソードの4回目となる今回こそは、ループを抜け出すに違いないと思っていたが、蓋を開けてみれば、結局いつもと同じループで、打開策が見つからないまま8月31日が終了。来週、5週目に突入することが決定した。実験はまだまだ続く。

 しまった、来週のMX放送日は韓国だな。

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2009.07.12

講演終了後に買ったもの。

 大学での講演という高尚なエントリの次に来るのは、これ。

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 わあい、ドラクエ9買ったよ。

 たまたま、ヨドバシのポイントが4000pくらいたまっていたもので……。

 「ドラゴンクエスト」シリーズを買うのは、「4」以来のことだ。もちろん、DS用の4ではなく、ファミコン用の元祖4だ。いつの話だよ(笑)。調べたら、1990年発売だったので、19年ぶりだ。久しぶりだなあ。

 最近、ゲーム機はどちらかというとPSPのほうが稼働率が高かった。せっかく発売直後に買ったことだし、久しぶりにDSで遊んでやるとしよう。

 もっとも、DS用ゲームは、「涼●ハ●ヒの直●」がツミゲー状態になっていたりするのだが。

 あ、そういえば今週は「イースI&IIクロニクルズforPSP」も発売だったな。うーむ。

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"本当にいるか"……だと?

久しぶりに、ニフティのコネタマに参加。今回のお題は、これらしい。

コネタマ参加中: “雨男”“雨女”って本当にいると思う?

ノーコメントとさせていただきます。

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一橋大学セミナー、盛況でした。

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一橋大学でのセミナー「韓国の日常」、無事終了。

せっかくの日曜日に、わざわざ大学に足を運んでくださった皆さん、そして一橋大学フィールドホッケー部の皆さん、ありがとうございました。

2時間という、長丁場の講演だったが、なんとか時間いっぱい、語ることができた。

韓国での生活・体験について、写真を見ながら語ってほしいということだったが、どんな構成にすればよいのか、少々悩んだ。結局、2001年9月に韓国に到着したところから始めて、住まい、学校生活、応援団、ワールドカップ、飲み会、食事……と、順番に話を進めていくことにした。

おおむね、悪くはなかったけれど、2時間一人で喋る場合は、もう少し展開にメリハリが必要だったようだ。途中に閑話休題を盛り込んだり、質問を受け付けたりと、一息つけるタイミングを入れればよかった。

まあ、こういうのはひとつひとつ経験して覚えていくものだから、今回はこれでよし。次、また機会があれば、より楽しめる内容にしていきたいと思う。だんだん、喋る仕事にも慣れてきたかな。

驚いたのが、一橋大学の学生たちの意識の高さだ。いったい何人くらい来てくれるのか不安だったが、広い講義室がほぼ満席。主催者である、フィールドホッケー部の部員たちも、礼儀正しかった。

それにしても、大学生とはもう15歳以上の年齢差が付いてしまったとは、時が流れるのは早いものだ。留学していた頃からも、ずいぶん長い時が経過したことを実感実感した。「先生」なんて呼ばれる立場じゃ、ないよなあ……。

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2009.07.11

【明日】一橋大学セミナー『韓国の日常』

 明日12日は、国立の一橋大学で、『韓国の日常~写真を通して見る韓国~』というテーマでセミナーを行ってくる。

 すっかり、告知した気になっていたが、左の「最近の仕事」欄に書いただけだった。大変申し訳ない。

 このセミナーは、一橋大学のフィールドホッケー部が主催するもの。同部は、毎年ソウル大学のフィールドホッケー部と親善試合を行っており、その付属イベントとして、毎年さまざまな文化イベントを行っている。そのひとつとして、今年は僕に声がかかったというわけだ。

 とりあえず、基本的なことを話してほしいということで、留学時代初期の思い出を中心に、体験を語ってこようと思う。

 高延戦&イプシレンティ、飲み会、語学堂、下宿&考試院、竹島問題、対日感情、彷徨う店、地下鉄、バス、MT、PC房、ノレ房……。

 まあ、思いつくままに喋ってこようと思う。韓国での学生生活に関心のある方、よかったら都議会議員選挙の跡にでも、国立にお立ち寄りください。

 場所は、国立駅南口徒歩数分の、一橋大学西キャンパス403号教室。時間は13時~15時、入場無料だ。もちろん、予約も必要ない。

 どうぞよろしくお願いします。

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青春18きっぷセミナー

 西新宿で、クラブツーリズムの「青春18きっぷセミナー」。70人を超える方々に、ご参加いただきました。ありがとうございました。

 最近、いろいろと人前で喋っているような気がするが、90分、完全に一人で任されるのは、久しぶりのこと。2006年に、首都大学東京のオープンユニバーシティで講座を持って以来のことだ。とは言っても、あのときの受講生は10人足らず。これだけの人を前に、一人で喋るのは初めてのことだ。

 最近では喋ることにもだいぶ慣れてきたのだろうか。特に手こずることもなく、90分、なんとかこなすことができた。もう少し日帰りプランの例を出すべきだったようにも思うが、雑誌記事との連動もできたし、まあ初めてにしては及第点かな。

 それにしても、特に鉄道ファンというわけでもない人々が、青春18きっぷをテーマとしたセミナーにこれだけ大勢集まってくださったというのは新鮮な驚きだった。中には、「青春18きっぷ」がどういうきっぷかご存じでない方もいらっしゃったようだ。「"あかはる"と"あおはる"」なんてマニアックな話は、控えたほうが良かったかな……。

 明日は、都議会議員選挙の日であると同時に、国立の一橋大学で、『韓国の日常~写真を通して見る韓国~』と題したセミナーを行ってくる。それについては、次のエントリで。

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2009.07.10

江原道・カンヒョン駅の集中豪雨

 今日、7月8日。ソウルと江原道周辺を、記録的集中豪雨が襲った。僕は、もちろん江原道に滞在中。2001年8月のタクラマカン砂漠に続き、2度目の洪水である。

 被害に遭われた方に、心からお見舞い申し上げます。

 天気予報で、今日が大雨になるおそれはわかっていたのだが、被写体は週に1度しか走らない特別な列車。日程をずらすわけにはいかなかった。

 が、さすがに今日は、仕事にならなかった。何しろ、撮影ポイントまでの道が冠水して濁流と化しており、近づくことすらできなかったのだ。

 別途、韓国人のカメラマンに頼んで、撮ってきてもらうしかあるまい。予算的に、きついなあ。

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駅に完全足止め状態

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駅前の店が、雨に煙って見えないほど

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撮影ポイントへの道は、完全に水没。打つ手なし。

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何もできずに引き返す。いたるところで川があふれ、田畑に被害が出ていた。

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例によって、ソウルに戻ると何事もなかったかのように雨があがる。清凉里駅にて。

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なんですか、この夕焼けは……。明日は、晴天になるようだ。

僕ですか? もちろん、明日朝の飛行機で帰国します。東京の皆さん、お天気にご注意ください。

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2009.07.09

伝説続行中

伝説続行中
列車撮影のため、中央線カンヒョン駅に来ましたが…。

集中豪雨大活躍。

駅前からホームがよくみえないほど。撮影ポイントである川も、増水で近づけません。

ちょっと、これは無理っぽい。

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2009.07.08

彷徨える店たち3

pumaが、何を思ったかまた放浪の旅に出たようです。

M1025
▲2004年10月

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▲2006年12月

Puma090706
▲2009年7月

 今回、pumaさまが落ち着いたのは、サボイホテルの並び、現在のジョルダーノの向かい。昨年まで、大型フィットネスクラブがあった場所だ。どうも、明洞のpumaはジョルダーノを慕っているらしい。

 ちなみに、2003年当時にpumaがあった場所は、その後converseになったわけだが

M1026
▲2006年12月

Newbl
▲2009年7月

今度はnew balanceが近所から移ってきた。

もうひとつ、前回pumaが腰を下ろしていた地点には、

Roem
▲2009年7月

Roemが入った。

もまいら、落ち着け。

彷徨える店たち
彷徨える店たち2

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定点観測20090706

1年3カ月ぶりの、明洞定点観測。大変イヤな予感がします。張り切って行きましょう。

J0001
2003年5月19日
  ↓
(3年)
  ↓
J0002
2006年5月13日
  ↓
(7カ月)
  ↓
M0102
2006年12月20日
  ↓
(1年4カ月)
  ↓
D1001
2008年4月4日
  ↓
(1年3カ月)
  ↓
Teiten090706

_| ̄|...............................○

左側の、忠武キムパプ(黄色い看板)とノルブプデチゲ(赤と白の看板)くらいじゃないですかね、変わってないの。とうとう、街路灯も変わりました。素っ気なくなった気がするな。

ていうか、この2軒だけは、2003年から一切変わっていない。しぶといなあ。

それ以外にも、激変していますよ、2009年仕様の明洞は。

エントリを改めて、書こうかと思います。やれやれ。

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2009.07.06

仁川空港でお仕事中。

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さて、3カ月ぶりに韓国へやってきました。今は、仁川空港であります。

せっかく奮発して、朝イチの便に乗ったのに、原稿が持ち出しとなってしまい、到着ロビーの「The Coffe Bean & Tea Leaf」でお仕事中。ロビー中央のマクドナルド辺りは無線LANの電波が弱く、端のFゲート辺りがいい感じ。「NETGEAR」なる無料アクセスポイントをとらえることができます。ただし、暗号化されていないので、通信内容には気をつけて。

あと2時間くらいかかるかなあ。朝の便で来た意味全くナシ(笑)。

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2009.07.05

銚子電鉄「車両オーナー制度」導入

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デハ700型(写真の2両)とデハ800型も、いよいよ引退へ

 朝、銚子電鉄の向後功作さんから電話があった。

「車両オーナー制度、始めることになりました!」

 現在、銚子電鉄で使用されている車両は6両だが、そのうち元営団地下鉄銀座線のデハ1001(桃鉄電車)とデハ1002(鉄子電車)を除く4両が、このほど別の車両に交代して引退することになった。

 貴重な吊り掛けモーターの旧型電車が引退するのは残念だが、これも銚子電鉄が安全な公共交通として存続するために、必要なステップだ。

 新しい車両については、いろいろな噂があったが、愛媛県松山市の伊予鉄道から、2編成4両の800系電車を9300万円かけて導入するそうだ。800系は、元京王電鉄2010系。渋谷駅前の東急5000系電車に似た雰囲気の、懐かしい電車だ。片運転台であるため、2両編成の運行となる。

 しかし、銚子電鉄は依然として財政的に苦しい状況にある。そこで今回、「車両オーナー制度」と「愛称命名権の販売」を実施することになった。

 車両オーナー制度は、車両導入費用のうち2000万円を債権化し、1口10万円、一人最大10口、合計200口の車両オーナーを募集するというもの。オーナーは、匿名を希望する場合を除いて車内に名前を掲示され、1口につき1年間、銚子電鉄全線に乗車できる優待券を発給される。

 愛称命名権は、2本の編成に対して、それぞれ愛称の命名権を各300万円で売却する。愛称は車両が廃車になるまで使用され、車両と命名者に愛称のプレートが贈られる。命名者は、法人、個人を問わない。

 いずれも、募集は7月中旬から8月末まで。

 これまで、鉄道事業の赤字をぬれ煎餅と鯛焼きの利益に依存していた銚子電鉄だが、いよいよ本業の鉄道で、資金調達を図ろうと動き始めたということだ。

 一口10万円は安くはないが、線路や枕木ではなく、現役車両のオーナー制度というのはファンとしてなかなか魅力的。いよいよ動き始めた銚子電鉄を、引き続き応援したい。

 そろそろ、遊びでも乗りに行かなくちゃ。

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2009.07.03

クラブツーリズム「青春18きっぷ」セミナー

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 告知です。

 クラブツーリズムが主催する、中高年向け旅クラブ「趣味人倶楽部」で、「青春18きっぷ」をテーマとしたセミナー「青春18きっぷで旅立つのんびり各駅停車の旅」をやらせていただくことになりました。

 セレブなイメージのあるクラブツーリズムで、青春18きっぷをテーマに語る……。いったい、どうなってしまうんでしょうか。内容は、ただいま検討中です。

 実はこのセミナー、ずいぶん前から募集を開始していたのですが、無料とは言え会員登録が必要なことに加え、順調に申し込みがあったため、控えていました。今回、会場を一回り大きな講義室に変更してもらえることになったので、ブログでも告知します。

 さらに今回は、実際に青春18きっぷを使っての、日帰りツアーも8月1日に実施するらしいです。本当は、只見線やら飯田線やらに行きたかったのですが、さすがに日帰りでは厳しいので、「ホリデー快速ビューやまなし」とハイブリッドDCで、野辺山に行くことにしました。

 ツアーのくせに普通列車自由席(予定)とか、かなりチャレンジャーな内容になっています。

 さてさて、どうなることやら、楽しみです。

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2009.07.02

SPACE107 「ツワモノ」

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夜7時から、新宿郵便局横の「SPACE107」で、劇団空感エンジンの旗揚げ公演「ツワモノ」を鑑賞。フォトエッセイの撮影でご一緒した、鉄道好きタレントの伊藤桃さんが出演している公演だ。

出演の話を聞いた時には、「巫女役」とのことだったので、失礼ながら役名のない、少しだけの出演なのかと思っていた。しかし、実際に鑑賞してみると、伊藤さんはストーリーの根幹に関わる重要な役。出演時間も長く、2時間たっぷり楽しむことができた。

近未来、ロシアと中国、アメリカに領土を侵略されている日本が舞台。主人公の佐藤が、コスタリカから6年ぶりに帰国してみると、日本は首都東京を江戸と改め、銃刀の携帯が許された、「自分の身は自分で守る」国に変わっていた……。

ストーリーは、わかりやすいギャグあり、抽象的な表現あり、ハードな政治的主張ありと、かなり盛りだくさんな内容だ。ちょっと難解でわかりにくいところもあったが、僕が歳をとって、前衛的な表現を理解しづらくなっているのかもしれない。全体には、お客さんに楽しんでもらいつつ、考えてももらおうという意気込みにあふれた、勢いある作品に仕上がっていた。

伊藤さんは、巫女役とのことだが、それ以外にも多数のコスプレで登場する。台詞も多く、伊藤さんだけが目当てでも、ばっちり楽しめる内容だ。来週の月曜まで行っているので、興味のある方はぜひどうぞ。

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Macintosh導入へ?

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けっこう本気で、Macintoshの導入を検討中である。いや、まだ買ってないから。

「新幹線の車窓ナイト」で、十数年ぶりにちゃんとしたビデオ編集を行い、昔の血が騒ぎ始めたというのがひとつ。

現状では原稿作成から画像処理、ビデオ編集など、あらゆる処理をマウスコンピュータのWindowsPCでやらせており、アプリケーションを詰め込みすぎてトラブルが増えているというのも理由だ。まあ、とにかくよく落ちる。

冷静に考えれば、高価なMacなど導入せず、原稿作成はThinkpadに全部任せて、デスクトップはいったん工場出荷状態に戻して映像処理専用機とする、というのが、コストを考えた現実的な解決策だろう。

しかし、今だから言うが、僕は学生時代はMac、Amiga、Mac、Amigaといっていた男である。あの頃やりたくてもできなかったDesktopVideoの夢は、今iMovieで実現している。もちろん、WindowsのVideoStudioやEdiusでも実現しているが、学生時代の夢というのは忘れられないものである。

この前のようなイベントは、きっとまたやらせてもらう機会があるだろう。

そして、今iMacは24インチで14万程度と安い。いや、これは安いのだ。

これまで何度も、買おうとしては思いとどまってきたMacintosh。さてさて、今回はどうなることやら。

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2009.07.01

WILLCOM CORE 3G渋滞中。今月中に改善へ

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 6月26日にスタートした、WILLCOM CORE 3G。ドコモのFOMAネットワークを利用したデータ通信サービスで、FOMAならではの広いエリアと、最大7.2Mbpsの高速通信が売り物だ。

 仕事で使うため、サービス開始日に契約したが、これが遅くて困っている。最大7.2Mbpsというのは理論上の数値で、実際にはそんなに速いスピードはでないことは知っていたが、それでも常時100~400Kbpsという状態だ。宣伝上の数値の、5%程度の速度しか出ないのでは、批判されてもしょうがない。WILLCOM、やっちゃったか……と思っていたのが、この数日だった。

 サポートに問い合わせを出していたが、今日になって返事が来た。それによれば、予想以上の利用者があり、WILLCOM側のサーバーを通る時に渋滞を起こしているそうだ。今月中旬に回線の増強工事を行い、もっとスピードが出るようにするとのこと。

 3Gのデータ通信サービスは、ベストエフォート型(最善の努力はするけど保証しない)と言われ、実際の速度は1Mbps程度というのが常識になっている。どこでもつながるのが大事なので、それほど速度は期待していないが、それでもYoutubeが快適に見られるくらいには、頑張ってほしい。

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