らき☆すたin武道館
そういうわけで、岡山から帰京した後、自宅に荷物を置いてから日本武道館に行ってきた。
「らき☆すたin武道館~あなたのためだから」。
「アニメファン向けの深夜アニメってどんなんだろう」という好奇心から見てみた「らき☆すた」。まさか、1年半後にライブに見に行ってしまうようになるとは……。これも、社会勉強だ。そういうことにしておこう。
一緒に行ったのは、高校時代の同級生、Nくんだ。彼とは、しばらく前からmixiで交流が復活していたが、実際に会うのは卒業式以来19年ぶりだった。九段下の駅で待ち合わせたが、迷うことなく、すぐにわかった。約20年ぶりの再会が「らき☆すた」ライブというのもどうかと思うが、まあお互いに変わっていないということだ。
さて、このライブ、全体が3部構成になっており、1部と3部は、キャラクターソングを歌う歌パート。間の2部は、トークパート「らっきーちゃんねる」だった。開演16時半、終演21時という長丁場だったが、20人ものキャラクターがいるだけに、それぞれが歌を歌って、少ししゃべったら、あっという間に4時間が過ぎてしまった。
歌は、歌っているのが声優さんであるだけに、そのレベルはさまざま。平野綾や茅原実里のように、プロの歌手そのものの人もいれば、ほとんど歌が聞き取れない人もいた。それでも、どの人も口パクを使わず、一生懸命歌っているのがよかった。中でも、あこがれの武道館ライブに感極まった長谷川静香さん(小早川ゆたか役)が、開演わずか20分で泣き出してしまったのが印象的だった。
さすがに眠いので、後は箇条書きで。
・館内はほぼ満員。公式発表では約9000人とのことだ。杉田智和、小野大輔、関智一といった人気声優がゲスト出演したこともあってか、女性ファンも結構多かった。2割くらい?
・キャラクターになりきってのトークが少なかったのは、ちょっと残念。特に柊姉妹が、「中の人モード」に終始したのは、惜しかったかも。その割に、皆さん地声ではなくアニメモードの声だったので、最初は結構耳に来た。個人的には、演じている時以外は地声がいいなあ(と、筋金入りのアニメファンでないことをアピール)。
・曲は全部で25曲+アンコールのメドレー。本編ラストは、予想通りテーマ曲の「もってけ!セーラー服」で、アニメ最終回の、文化祭リハーサルのシーンをほぼ忠実に再現していた。ダンスのクオリティがかなり高く、声優たちの才能に圧倒された。
・特に、平野綾の才能の幅広さ(声、歌、ダンス)と、茅原実里の歌唱力はかなり印象に残った。
・白石稔って露出が多すぎてひんしゅくを買っているのかと思ったら、すごい人気でびっくりした。
・主人公・泉こなたの他界した母親、泉かなた役として島本須美さん(ナウシカ、音無響子さんなど)が登場したのは嬉しかった。
・会場の一体感は最初から尋常でないレベル。ちなみに、僕は最後まで座って冷静に見てました。
アンコールはメドレーで、21時15分に終了。長い長い、半月の旅が、これでやっと終了した。
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