『東京人』3月号 貨物列車と昭和の東京
神保町の書泉グランデに寄ったら、来週発売のはずの『東京人』3月号が並んでいた。
特集は、「貨物列車と昭和の東京」。
どうしちゃったんだ『東京人』、というくらい、マニアック、いや、深いテーマだ。
そういえば、昔は新宿駅をはじめ都内でも貨物列車をたくさん見かけたが、今ではすっかり減ってしまった。東京から、貨車の風景が消えたのは、いつだったのか。
そんなテーマは、たしかに『東京人』らしい、気がする。
そんな思いでページをめくると、予想もしない見出しが並んでいた。「コンテナ輸送とは」「車扱輸送とは」「貨物鑑賞スポット10選」「貨物でGO!」「貨車は、ここに注目!」……。
いったい、どこの鉄道雑誌ですか。イカロス出版かと思ったよ。
個人的には、「中央線付近の引き込み線」、「戦前の新宿貨物駅とその界隈」といった、僕の生活に身近な歴史記事もあって、楽しめた。東京に生まれ育った僕にとって、この雑誌はツボにはまると魔もののような魅力を持っている。
ちなみに、執筆陣には小倉沙耶さん、岩野裕一氏、内田宗治氏、南正時氏といった、昔からお世話になっている知人がずらり。僕も参加したかったのだけど、残念だ。次の機会には、ぜひ。
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Comments
結局、買いました(笑)。
未読の雑誌、本が山のようになっているので、読めるのは先になりそうですが…。
Posted by: TKC | 2009.02.03 21:50
TKCどの
損はしないと思いますよ。立ち読みして、と言わず、ぜひ。
久留米の次さん
貨物は専門外なので、頑張って勉強しないとですね。
機会があったら、立ち読み(笑)してください。
Posted by: かんりにん | 2009.02.03 03:15
今日(もう昨日ですね)神保町へ行って買ってきました。
まさに、小さい頃見ていた貨物列車(南武線のED16石灰石列車)が写真で乗っていて、とても嬉しくなりました。
東京人、時々面白い特集するので大好きな雑誌です。
ぜひ景さんの記事も読んでみたいですね。
Posted by: 久留米の次 | 2009.02.03 02:00
見つけたら立ち読みして、面白そうなら買おうと思いつつ、まだ見つけられていません…。
貨物にはあんまり縁がなかったけど、この本の特集記事に対する視点が好きなので、買ってしまいそうな気がします。
Posted by: TKC | 2009.02.03 00:20