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2008.11.30

さようなら新幹線0系電車

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「こだま724号」は、今頃、終着広島駅に到着したはずである。

 東海道・山陽新幹線を44年にわたって走り続けてきた、元祖新幹線・0系電車が、今日で定期運用を終了、その歴史の幕を閉じた。

 考えてみると、僕はあまり0系に乗ったことがない。新幹線に乗るようになったのは1985年の100系登場以降で、学生の頃は、出来る限り2階建て食堂車付きの100系「グランドひかり」を選んでいた。社会人になった頃には、東海道新幹線の主役は「のぞみ」タイプの300系に移っており、0系に乗った記憶がない。たぶん、10回もないだろう。

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 初めて0系、というか新幹線に乗ったのは、小学2年生くらいの頃。熱海にあった、友だちの親戚宅へ遊びに行ったときのことだ。「こだま」に乗って、わずか1時間ほどの旅。それでも、当時は大興奮したものだ。

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 先週、九州旅行の最後に、小倉-博多間だけ、0系「こだま」に乗車してきた。車内は、シートがゆとりある2×2シートに変更されていたとはいえ、それほど古さを感じさせることはない。半世紀前の基本設計が、いかに優れていたかということだ。

 運用終了の5日前。夜ということもあってファンの数はそれほど多くなく、20分間の最後の旅を、ゆっくり楽しむことができた。

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 本当は、今日も新大阪から博多南まで「こだま」に乗らないかと誘われていたのだが、先週「はやぶさ」に乗ってしまい、どうしても都合がつかなかった。一駅だけでも、最後に乗れて良かった。

 ほんとうに長い間、お疲れさまでした。

↑ブレブレですみません

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路地裏の遺跡

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一見、変哲のない路地だが

 さて、気を取り直して、先週の九州旅行の続き。

 久留米から、S本と2人で大分へ抜ける久大本線に入った。なんとなく、レンタカーもいいねという話になり、日田駅で駅レンタカーを借りた。

 夕暮れが近づくなか、街道沿いを僕の運転で走っていると、S本が一本の路地を指差した。「ああ、ここやで」。

 路地に入り、すぐ目の前の公民館前に車を停めた。

 突き当たりに、石段がある。

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 そこを上ると……

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 駅があった。

 国鉄宮原線(みやのはるせん)、町田駅跡。1984(昭和59)年に廃止された、国鉄のローカル線だ。

 廃止から四半世紀がたとうとしているが、町田駅のホームと駅名票は、現役さながらの姿で残っていた。まるで、今にもディーゼルカーが入ってきそうな光景だ。

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 S本は、以前もここに来たことがあるそうで、わざわざ僕にここを見せてくれたのだった。

 路線が消えていくのは寂しいが、その遺構をこうして自然な姿で残してくれているのを見ると、ほっとする。、駅名票をこれだけきちんと残してくれているということは、きっとこの駅は、地元の人に愛されているに違いない。

 だが、南側の線路跡にはパワーショベルが入り、整地工事が始まっている様子だった。この区画を、再開発するのだろうか。町田駅が、つぶされてしまわないと良いのだが。

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街道には、さび付いた案内板も残っていた

 相変わらず僕らしい好天が続いていたが、だんだん空模様が怪しくなり、雨が止んだ。この分では、明日は晴れてしまうかもしれない。

 さて、そろそろ、今日の宿に到着だ。

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201系奇跡の遭遇

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 今日(29日)の中野駅で、 奇跡の遭遇。

 中央快速線上り東京駅行き(右)と、下り青梅行き(左)、201系電車同士の交換だ。

 中央快速線では、現在10両編成60本の電車が運用されているが、そのうちオレンジバーミリオン塗装の"国電"201系は、2編成しか残っていない。つまり、ここに写っている2本の電車が、中央線に残った最後のオレンジ電車、そのすべてなのだ。

 今や、オレンジの電車201系に遭遇するだけでも大変な幸運なのに、2本同時に見られるとは……。えっと、、1770分の1(60/2*59)の確率、で合ってるかな?

 ちなみに、この2本の201系は、2009年秋の、三鷹-武蔵小金井間の高架線工事完成と共に完全に引退する……という噂だ。

 東京駅まで、201系の旅を楽しんだ。相変わらずこの電車、ほとんど古さを感じさせない。

 小学2年生の頃から慣れ親しんだ201系。僕にとっては、今でも中央線の新型国電だ。

 ちなみに、中野駅で「うほっ」……じゃなかった「うぉっ」と声をあげてしまい、写真に右に写っている女性に思いっきり怪しい目で見られたのは内緒だ。

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2008.11.28

ドコモにMNP?

 九州の旅の続きを書いていたら、あとちょっとで完成というところでPCがフリーズ。Googleマップが恨めしい。

 やる気をなくしたので、別のことを書こう。

 えーと、じゃあ、ケータイの話。

 実は、ドコモにMNP(同番号での移動)しようかなあ……と思案中だ。

 ソフトバンクの端末を使い始めて、まもなく2年。当初は、WILLCOMをメインで使い、ソフトバンクは地方取材と受信中心に使うつもりだった。だから、基本料980円のホワイトプランは、魅力的だった。

 しかし、今では通話とショートメールはほとんどソフトバンクを使うようになった。そうなると、ソフトバンクは意外と高いのだ。

 たとえば、僕にしては発信がかなり多かった、9月の通話料。通話料の単位である30秒を「1度」とすると、大雑把に言って僕はソフトバンク以外の電話に約120度ぶん発信した。つまり、約60分ぶん電話をかけたわけだ。そして、ソフトバンクあての無料通話は、約40度(20分ぶん)。これを元に、料金を計算してみよう。

 僕は、「ホワイトプラン」(980円)に、通話料が半額の30秒10.5円となるオプションの「Wホワイト」(980円)を付けている。つまり、基本料は1960円だ。

 そして、通話料は、10.5円×120度で1260円。合計3220円となる。

 では、同じ内容でドコモではいくらになるだろう。街中の販売店に行くと、1世代前の高機能端末を、「バリュー一括」9800円程度で購入できる。これに、2年契約となる「ひとりでも割50」を付けると、2100円分の無料通話の付く「プランSバリュー」(通常料金3150円)が、半額の月額1575円となる。これが、基本料だ。

 通話料は、ソフトバンクでは無料だった40度ぶんにも課金されるので、通話の度数は、160度だ。「プランSバリュー」の通話料は、30秒18.9円。

 ということは、通話料は18.9円×160度で、3024円。このうち、2100円分は「プランSバリュー」の基本料に含まれるので、実際に課金される通話料は924円となる。基本料1575円との合計は、2499円。

 ソフトバンク=3220円
 ドコモ   =2499円

 というわけで、721円、ドコモのほうが安いという結果になった。ちなみに、メールなどのパケット通信料はほとんど同じなので、ここでは省略してある。

 試しに、ここ半年の通話明細をもとに計算したら、すべてドコモのバリュープランのほうが安いという結果になってしまった。

 いつのまに、ドコモはこんなに安くなったのか。ひみつは、「バリュー一括」という端末の販売方法にある。

 バリュープランというのは、本来、端末を定価で販売する代わりに、通話料を安くするという制度だ。

 例えば、以前の販売方式で、端末は1円、毎月の基本料金が4000円というプランがあったとしよう。

 これを、端末を定価の4万8000円、24回払いの月々2000円で販売する代わりに、その分基本料金を2000円程度と安く設定する。これが、バリュープランだ。

 端末の分割払いが済んでも、そのまま使えば安い基本料はそのまま。機種変更せずに、同じ端末を長く使えば、それだけお得になる、という仕組みだ。

 ところが、今年の春くらいから、「本当は端末は定価で売る約束だけど、特別に古い機種は在庫処分で安くしましょう」という「バリュー一括」が登場し、いつの間にか定着してしまった。中には、2世代前の不人気機種を、「バリュー一括」1円で販売するケースも出ている。これでは、単に基本料が半額になっただけのようなものだ。

 最近のソフトバンクは、2年単位で契約した場合の特典がどんどん減ったり、データ通信の課金範囲が広がったりと、どうもサービスの低下が目立つ。加えて、やはり地方ではドコモやauに比べて電波が弱い。

 メールアドレスは微妙に変わってしまうが、年末商戦あたりで乗り換えるか……。

 かなーり、心が動いている。

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2008.11.26

九十九電機が販売業務を再開

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 在庫をNECリース社に押さえられ、苦境に陥っていた九十九電機。26日以降の営業再開が危ぶまれていたが、昨日になって販売業務再開をアナウンスした。

 今日から、実際にネットショップは動いているようだ。正直なところ、販売再開はとても無理だと思っていただけに、驚いた。

 ネットショップを見ると、仕入れ先がかなり限定されている様子がうかがえるが、価格自体は秋葉原の他の店に遜色なく、かなり頑張っている印象だ。さすがに、通販で現金振り込みやクレジットカードでは利用する人はいないだろうということで、送料・代引手数料が無料になっている。500円のUSBメモリを代引無料というのはなかなか大変と思うが、心意気は伝わってくる。

 店舗での販売業務は、明日27日から、9号店に限って再開する予定という。明日、都内に出る予定があるし、激励がてら寄ってこようかな。

 20年以上お世話になっている店だけに、頑張って復活してほしい。

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休日は「はやぶさ」に乗って

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 そういうわけで、23日18時3分東京発の寝台特急「はやぶさ」で、九州に行ってきた。来年春の廃止が噂される「富士・はやぶさ」には、これまで何度か取材で乗車してきたが、今回は完全な遊び。「みちのく会」の仲間4人で、開放B寝台18時間の旅だ。元々は、M森と2人で行こうと言っていたのだが、寝台券が4枚確保できてしまい、呼びかけたらM村、S本の2人が参加してくれた。我々もいい歳だが、相変わらずフットワークは軽い。

 取材の時は、いつも乗車率20%程度とガラガラだった「富士・はやぶさ」だが、廃止がほぼ確定事項として伝えられる中での3連休とあって、A寝台個室からB寝台まで、完全に満席。東京駅だけでなく、横浜、熱海、沼津、富士、静岡、浜松……と、停車駅ごとにそれなりの乗車があった。まるで、1980年代、初めてブルートレイン「あさかぜ1号」に乗ったときのようだ。

 鉄道ファン、家族連れ、年配のグループと、バラエティ豊かな乗客たちを見ていると、九州特急にももう少し生かしようがあったのではないかと思う。

 と、まあつい乗客の観察などをしてしまうのだが、今回はプライベート。ネタ集めに奔走する必要もなく、ゆったり、のんびり好きなように寝台列車の旅を楽しめる。食堂車もシャワーもないが、予め食料を用意しておけば、それなりに楽しめるものだ。大丸地下の食料品売り場や駅弁売り場で、酒もつまみもたっぷり準備してある。今回は、周囲もほとんどが記念乗車とあって遅くまでざわついており、多少おしゃべりしても問題ないのも良かった。

 翌朝は、僕の神通力によって大雨。お約束通り約30分の遅れとなり、12時17分に熊本駅に到着した。4人は、ここでとりあえず解散。M森は九州新幹線へ、M村は甘木鉄道へ向い、僕とS本は上り「リレーつばめ」で久留米を目指した。

 実は今回の旅、ここからが本番?である。

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2008.11.24

お日柄も良く土砂降りです。

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 さて、寝台特急「はやぶさ」で熊本へ。この列車に乗るのも、ここ数年で3回目だが、さすがに来年なくなると言われているだけあって、満席だ。鉄道ファンばかりかと思ったが、思いの外家族連れが多い。

 今日も、僕らしい良い天気だ。

 現在、30分遅れ。もちろん、雨の影響だ。6月に「富士」を取材したときも、集中豪雨で40分遅れたっけ。いやあ、九州っていうのは、いつでも雨が降っているものなんですね。

 熊本で、予定していた列車に乗れるかな。

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2008.11.23

都内某駅にて

 今から旅立ちだ。

 なじみの駅で、周遊きっぷを購入した。福岡ゾーン、ゆき券在来線経由、帰りは飛行機。

「在来線経由ですかあ、これからお出かけですか。いいですね。私もこれで旅立ちたいです」
「はい、はや×さのチケットが取れたもので」
「うっわあ、うらやましいですね! 私も乗りたいんですよ。0系も乗りにいこうと思ってたんですけど」
「あ、明日ちょっとだけ見てきますよ」
「マジですか! いいなあ〜、あ、お待たせしました。こちらになります。領収証のお宛名は…」

みどりの窓口氏との、心温まる交流であった。

「ありがとうございました。楽しんで来てください」

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2008.11.22

九十九電機、営業中断

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 11月21日、午後の秋葉原。中央通りのツクモexは、騒然としていた。

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 大勢のアルバイトっぽい男たちが、白昼、ツクモexの店内から次々と段ボール箱を運び出し、トラックに積んでいく。中身は、すべてこの店の商品だ。

 NECリース株式会社が、民事再生法の適用を申請した九十九電機の商品を、差し押さえたのである。

 秋葉原でも老舗中の老舗にあたる九十九電機は、この日営業を中断した。

 10月30日に、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、受理されていた九十九電機。バブル期の不動産投機の負債が、経営破綻の原因だったという。自作PCファンからも人気の高い店で、僕も、自宅と仕事場の無線LANルーターをはじめ、何度も買い物をしたことがある。

 運転資金がショートし、経営破綻したが、店舗自体は黒字経営と言われ、民事再生法適用の申請以後も、通常通り営業を続けていた。

 16日未明に、インテルの新CPU「Core i7」が発売された際も、他の店とともに深夜の販売開始イベントを実施して、健在ぶりを見せていたのだが。

 NECリース社は、在庫商品を担保に九十九電機へ融資を行っていた。報道によれば、民事再生法を申請した時点から、Nリ社は商品の差し押さえを考えていたという。

 売るべき商品を取り上げられては、小売業は事業を継続できない。九十九電機の再建は極めて厳しくなった。

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ツクモexの入口に貼られていたお知らせ。九十九電機の無念が滲む

 それにしても、民事再生法ってのは、受理された時点から担保権実行の制限が行われるものだと思っていた。九十九電機が民事再生法の適用を申し立ててから、すでに3週間。どうして、財産が保全されていないんだろう。

 どうも、九十九電機が民事再生を申請したら、担保である在庫は販売してはいけないという契約になっていたらしい。この部分は、制限されないということなのか。

 元はといえば九十九電機の経営破綻が原因とはいえ、在庫が増える3連休直前の差し押さえとは、NECリース社も阿漕な真似をするものだ。

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8ビットマイコンの時代からお世話になった店だけに、なんとか立ち直ってほしいのだけれど……。

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正解はこちら

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 正解は、こちら。ていうか、今は昼間でも見られるようになっていた。以前は、この壁面には商品だかなんだかがずらりと並べられて、昼間は見えなかったのだけれど。

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と、いうわけで、旧アキハバラデパートが正解。

この写真の中央に、かつてymパパ社長の「ミスター陳」があった。

これだけ覆われてしまっても、あの壁の部分だけは残されているのが、ちょっと嬉しい。

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2008.11.20

国鉄の足跡

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 小倉さんとこのブログに、「皆さんの知っている、まだ国鉄表示の残っているところってありますか?」とあったので反応してみる。

 僕が知っている、国鉄表示の残っているところといえば、これだ。

 周囲では再開発が進んでおり、これもいつまで残るか心配だ。この前見に行った時は、まだまだ生きていた。

 さて、どこでしょう。

 ちなみに、これは夜の20時以降にならないと見られない。

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清渓川2年半の変化

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2006年5月。復元完成から半年ほど経過した、ソウルの清渓川だ。

この前訪韓した時に、定点観測してみた。

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2008年10月

 2年半で、水際の草がずいぶん成長したことがわかる。いかにも人工的だった清渓川も、次第に自然な姿に変わりつつあるようだ。一方、周囲のビルは、今のところ全く変わっていない。この辺りは、再開発はとりあえず終了したのだろうか。

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水際だけ撮ると、普通の河川と何ら変わりがない。

これから、明洞に加えてここも定点観測することにしよう。

ところで、2枚目の写真にロゴが入っているが、今おためし中の「Photomatix体験版」で作った画像だ。これは、露出の異なる2枚の写真から、HDR(ハイダイナミックレンジ)画像を作り出すソフト。通常の画像よりも、暗いところから明るいところまで、幅広いレンジの画像を作ることができる。

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2枚目の写真の元画像。明るい空に露出を合わせたので、影になっている歩道や川面が暗くなっている。

 デジカメのダイナミックレンジの狭さには辟易していたので、このソフトは面白い。難点は、画像の用意に手間がかかることと、少々わざとらしい描写になってしまうことだ。

 さて、今日も夜なべだ。

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2008.11.17

ポメラを膝の上で使う

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電車の中で、膝に置いてポメラを使う。思いの外使いやすかった

「ポメラ」が届いて、1週間が経過した。

 コメントのほうに、「ハックできるかどうかを知りたい」というた話が上がっていたが、残念ながら、そういったことはできない。ポメラには、MS-DOSのようなOSは搭載されていないらしい。汎用のDOSに降りてアプリケーションを動かす、といったことは、原理的に不可能だ。

 そもそも、ポメラはデジタル好きがいじるタイプの製品ではない。

 ひたすら、文章をキーボードから打ち込みたい人のための、道具である。

 コンピュータをいじることが好きな人は、ポメラよりも、モバイルギアやW-ZERO3などに行ったほうが、楽しめると思う。

 さて、この週末、出先で本格的に「ポメラpomera」を使ってみた。

 電車の中で、膝の上で入力する。これが、思いのほか使いやすい。折りたたみ式のキーボードは、デスクの上でないと安定しないかと思ったが、膝を閉じれば、きちんと使える。膝の上に上着やかばんを置けば、もっと快適だ。電車に乗っている間、見えた景色や車内の様子、思いついたくだらないことなどを書きつづってみたら、なかなか快適で、楽しかった。

 たとえば、列車の取材。車窓や車内の風景描写に、ポメラは最適だ。とりあえず膝の上に広げておいて、思いつくままに印象を入力していく。車内でノートPCを広げると、同席した人と話しづらくなってしまうが、ポメラなら、さっとたためば、相手に威圧感を与えることなく会話ができるはずだ。

 バッテリーも、単4アルカリ乾電池2本で連続20時間持つ。膝の上に置いておけば、電池切れを気にすることなく、思いついた時にすぐ書ける。

 小さくて、軽快で、頑丈で、長持ち。非常にシンプルだが、よくできた機械である。

 ポメラをちゃんと使ってみるまで、ちょっと不安だった。普段ノートPCを持ち歩いているのに、ポメラを使う意味があるのか、と思っていたのだ。しかし、これはノートPCとは全く違う道具と言えそうだ。

 ポメラは、文章の一覧性や編集機能、漢字変換機能がPCより劣ることもあり、入稿用の完全原稿の作成には向かない。原稿執筆前の、メモやプロット、アイディアの収集に徹するのが良さそうだ。手書きのメモを見て執筆するよりも、鮮度の高い記事を書けるような気がする。

 取材先や喫茶店で、ポメラを使って手あたり次第に印象やメモを書き進め、宿や事務所に着いたらノートPCにデータを移して、写真とともに整理をする。

 そんな使い方が、見えてきた。

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2008.11.14

小倉沙耶さんらと「キハ」

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 人形町の鉄道系缶詰・カップ酒バー「キハ」に行ってきた。誘ってくれたのは、ラジオ出演のため東京に来ていた、鉄道アーティストの小倉沙耶さんだ。

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いつも笑顔の小倉沙耶さん。ちなみに、読みは「こくら・さや」さんです。

 今日も「キハ」は大繁盛。後から後から、絶えることなくお客さんがやってきて、足の踏み場もないほどだ。

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ほとんどラッシュ状態

 7月に初めて訪れて以来、何度か「キハ」に遊びに来ているが、いつも賑わっている。鉄道好きが集まるという濃ゆーい店でありながら、排他的な空気がほとんどないのがいい。一見でも比較的入りやすい雰囲気は、店長である「助役」さんの人柄によるところが大きい。僕も、この店に来るようになって、ずいぶん友だちが増えた。

 "鉄"の世界では有名な方が集まるのも、この店の特徴だ。この日は、小倉さんのほか、鉄道擬人化キャラクターで知られるイラストレーター&ライターの恵知仁さんや、自主映画を中心に活動している星野佳世さんに会うことができた。銚子電鉄の応援活動をされているそうだ。さんが描く鉄道キャラクターは、洗練されたデザインでかわいい。思いがけずお会いすることができて、嬉しかった。

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星野佳世さん(左)と小倉さん

そんなこんなで、ちょっと顔出しのつもりが、結局終電まで居座ってしまった。

いろいろな方に会わせてくれる、「キハ」に感謝。

今日14日、NHKラジオ第一放送「つながるラジオ」(15時~15時55分)の「鉄道とっておき話」のコーナーに、小倉さんが出演されます。放送は、15時20分頃から。

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2008.11.10

ポメラ到着!

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 テキスト入力「しか」できないデジタルメモ端末、「ポメラ」が届いた。

 Yahooショッピングの最安店から購入したんだけど、商品は「メーカー直送」とのこと。てっきり、メーカーから直接宅配便で送られてくるものと思っていたら、

「どうもー、キングジムですー」

 と、メーカーの人が直接持ってきた。梱包もしておらず、本当に「直送」。文具メーカーだけに、企業に出入りする営業さんが多いのかな。

 残念なことに、多忙につきインプレッションはまた未明にでも。ちょっと触った感じでは……、質感もいいし、使えそう。

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2008.11.07

ホワイトタイガー出現

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 事務所の近くに、白いトラが出現。路上に置かれたスクーターのうえで、ふんぞり返っていた。

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 打ち合わせを終えて戻ってくると、別のスクーターに移っていた。どうやって移動したのだろう。ていうか、どこから来たのだろう。でかい。

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LOMO風?写真加工サイトPicnik

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 おお、このサービスなかなか使えます。

 画像を、かんたんにレタッチできるウェブサービスPicnik

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 LOMO風、HOLGA風、クロスプロセスといった効果があるのがいいね。

 オンラインサービスなのに非常に軽快に動作するし、Undo/Redoも複数回可能。メニューもちゃんとした日本語にローカライズされている。こりゃいいや。

 上のセマウルの写真は、5分ちょっとで作れました。斜めに傾ける機能が、Picnikは自動的に拡大してしまうので、ここだけフリーソフトのJTrimを使いました。

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 Picnikのレビューをしようと思ったけど、もう寝る時間なのでまた明日。

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2008.11.05

乗りつぶしマップ

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 久しぶりに、「乗りつぶしオンライン」の乗りつぶし記録を更新して、地図を表示してみた。

 ううむ、まるで鉄道ファンのようだ(笑)。

 僕は乗車記録をほとんど付けておらず、乗ったような気がするけど記憶が曖昧という区間がけっこうある。そういうところはすべて未乗扱いとして整理すると、こうなった。

 JR6社全線19,844.7kmのうち、これまでに乗車済みの区間は18,314.8km。残りは、1,529.9kmとのこと。

 まだ2,000kmくらいは残っているだろうと思っていたが、案外少なかった。しかし、故・宮脇俊三氏が「時刻表2万キロ」の中で語っていたように、ここからが大変だ。東京から遠く離れた数キロの路線に乗るために、1000km以上列車に揺られることもある。残った区間を全部乗るためには、結局JR全線のかなりの割合をもう一度乗らなくてはならないのだ。

 こうしてみると、予想通り山口県以西にごっそり残っている。

 特に九州は、中学生の時に訪れたきりという地域もあり、大変だ。日豊本線延岡-宮崎間とか、普通に乗っていたらありえない残り方をしている。

 この1500kmあまりを乗るために、あとどれくらいの時間とお金がかかるのだろう。

 できれば、片手で数えられるくらいの年数で終わらせたいのだが。

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2008.11.03

F1最終戦ブラジルグランプリ

 なんという最終戦。面白すぎた。

 ラスト2周、セバスチャン・ベッテルがポイントリーダーのルイス・ハミルトンをオーバーテイクして、5位に浮上。

 この時点で、トップを走るフェリペ・マッサが優勝すれば97ポイント。一方、6位に落ちたハミルトンも、そのままゴールすれば97ポイント。しかし、マッサのほうが優勝回数が多く、マッサが大逆転でワールドチャンピオンとなる。

 天気は雨。ハミルトンにベッテルを追う力は、もうなかった。

 マッサがトップでチェッカーフラッグを受ける。勝負はついた。マッサがチャンピオンだ。誰もが、そう思った。

 ところが、最終ラップの最終コーナー。ドライタイヤのまま4位を走っていたトヨタのグロックが、雨に耐えきれずにペースダウン。最後の最後で、ベッテル、そしてハミルトンに相次いでかわされた。

 これでハミルトンは5位。ポイントは98ポイント。

 ルイス・ハミルトンが、史上最年少でワールドチャンピオンに輝いた。

 これほどドラマチックなフィナーレは、20年F1を見てきて、初めてだ。

 シューマッハのナンバーツーというイメージの強かったフェリペ・マッサだが、とても強くなったと思う。

 ハミルトンも、もっと大人になってクレバーさが身につけば、歴史に名を残すドライバーになるはずだ。

 ベッテル。いずれ間違いなくチャンピオンになるドライバーだと思う。

 あとは、佐藤琢磨だ。絶対、トロロッソに乗ってほしい。

 本当に、面白い最終戦だった。

 来年のF1が楽しみだ。

 ※いやー、ベッテルの名前間違えてました。夜明けにもうろうとした頭で書くもんじゃないですね。

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秋葉原駅前で共産党

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 秋葉を冷やかしたら、駅前で共産党が演説会を開いていた。

 共産党も、秋葉原という土地柄を考えた演説会をしているらしい。駅の出口に、なんだかノリのよい女性がいた。

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「国民がご主人様な日本」    

……。

あのさ。

言いたいことは、わかるよ。

秋葉のノリに合わせてくれるのは良いんだけどさ……。

 

 

「使用人(メイド)を使うご主人様」って、共産党が打倒したい「資本家階級」じゃね?

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2008.11.02

マイクロフォーサーズ規格LUMIX G1

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 31日に、パナソニックから発売された、マイクロフォーサーズ規格デジタル一眼カメラの第一弾、LUMIX G1

 ヨドバシカメラの店頭で触ってみた。かなり面白いカメラだ。いや、カメラ自体はオーソドックス。マイクロフォーサーズという規格が、実に面白い。

 各社から発売されているデジタル一眼レフカメラは、基本的にフィルム時代の規格をそのまま流用している。乱暴に言えば、従来、フィルムが装填されていた位置に撮像素子が置かれているだけである。

 オリンパスとパナソニックが中心になって提唱したマイクロフォーサーズは、デジタル専用に設計された規格だ。従来の一眼レフカメラでは当たり前だった光学ファインダーがない。フィルムカメラ特有の回路がないので、従来の一眼レフカメラに比べて、大幅に小型化できる。

 簡単に言えば、今のコンパクトデジタルカメラと大差ないサイズで、レンズ交換式デジタルカメラを実現できるのだ。

 LUMIX G1は、重さ385g。コンパクトデジカメの高級機、キヤノンPowerShotG10(350g)とほとんど同じだ(ただし、レンズは別)。僕がメインで使っているEOS5Dは810gで、G1の倍以上重い。この差は大きい。

 ただ小さく軽いだけでなく、使い勝手も直感的で悪くない。144万ドットの液晶ファインダーの見やすさと追従性には驚いた。8mmビデオの頃から、数多くの液晶ファインダーを見てきたが、初めて光学ファインダーに匹敵するものが出てきたと思う。

 では、僕はG1がほしいかと言えば、実はあまり心が動かない。マイクロフォーサーズのカメラは、もっともっと小さくできるはずだ。本体重量200g台も、夢ではないと思う。

 来年には、オリンパスから昔の「ペンF」を彷彿させるマイクロフォーサーズ機が発売されるらしい。そちらには、すでにかなり心が動いている。

 オリンパスは、これまでフォーサーズ規格を推進してきたが、なかなかヒット商品に恵まれなかった。フォーサーズをさらに小型化したマイクロフォーサーズを聞いた時は、「売れないから苦し紛れに規格を変えてきた」と否定的に受け止めたものだ。しかし、G1を見ると、これからしばらく、デジカメ界の台風の目になる予感がする。

 良いレンズが出てくれば、旅ものの取材はかなりラクになり、機動力が増す。楽しみだ。

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2008.11.01

キーボードを新調

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 愛用していたキーボードがしばらく前に壊れてしまった。しばらく、安いキーボードで凌いでいたが、そちらもだんだん複数のキーで引っかかりを感じるようになってきた。

 原稿を打つたびにストレスを感じるのは敵わない。

 ちゃんとしたキーボードを新調することにした。

 キーボード選びというのは、簡単なようで難しい。

 ちょっとしたキーのグラつき、押し込み具合の好み、キーの配置によって、生産性が大きく変わるからだ。以前はカチャカチャとしっかり押せるメカニカルキータイプが好きだったが、ノートPCを使うようになってからは、軽い負荷で押し込めるパンタグラフタイプを選んでいる。

  僕のデスクは広いとは言い難いため、スリム&コンパクトなタイプを選びたい。しかし、コンパクトタイプのキーボードには、配列に難のある製品が多い。

 まず、右Altキーが問題だ。Altキーは左にもあるので、コンパクトタイプのキーボードでは右Altを省略しているものが多い。しかし、ハングルを入力する際は、右Altでハングルモードと英数モードを切り替える。右Altがないと、いちいちマウスでクリックしてモードを変えなくてはならない。右Altは必須だ。

 そして、右下の「_」(アンダーバー)。コンパクトタイプのキーボードの中には、このキーが最下段、スペースキーと同じ列に配置されているものがある。アンダーバーはアドレス入力の際によく使うキーで、これが変な位置にあるのは困る。Shiftキーとアンダーバーの間に、上カーソルキーが挟まっているキーボードも使いにくい。

 僕はスペースキーは右手親指で押すので、スペースキーが左に寄っているものも避けている。もちろん、エンターキーが小さいものは論外だ。

 こうした条件をクリアしたうえで、キーがぐらつかず、安っぽいバチャバチャ感がないキーボード、となると、かなり限られてくる。

 3000円ほどで買える、エレコムのTK-UP04FPシリーズは、安価なわりにかなり僕好みのキーボードだ。打鍵感に安っぽさがなく、キーの配置もオーソドックス。コンパクトで無駄がない。

 しかし、3000円台のキーボードは、やはり耐久性に不安がある。ここは、ちょっと頑張って良い物を買うことにした。

 ロジクールの、イルミネーテッドキーボード「CZ-900」。

 厚さ9.3mmという超薄型キーボードながら、キーストロークは3.2mmを確保。どのキーもぐらつきは全くなく、コク、コクという感じのしっかりした打鍵感。気持ちよく長文を入力できる。手前のパームレストもちょうど良い大きさで、疲れにくい。

 そして、キーの中にLEDが仕込まれ、暗いところでもキーがイルミネーションで光るというのがありがたい。部屋を暗くしても、キーを見失うことがない。僕はほぼブラインドタッチだが、やはりキーが全く見えないと打鍵ミスが増える。暗いところでもキートップが見えるのはいい。

 日本語キーボードでありながら、かな表記を排除した潔さ。8000円近い、安いとは言えない買い物だったが、これでしばらくは気持ちよく原稿を打てそうだ。

 

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