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2008.10.31

姿を消した東大門運動場

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 すっかり見晴らしが良くなってしまった、東大門運動場跡。10月27日午後の風景だ。

 長年にわたり、東大門市場を見守ってきたふたつの競技場は、今年6月までに、どちらも解体が終了した。跡地には、2010年を目標に、東大門デザインプラザ&パークが建設される予定だ。

 低いフェンス越しに工事中の跡地を見ると、発掘作業をしているのが見える。野球場の跡地から、17~18世紀の建物跡と思われる遺跡が出土したのだそうだ。東大門野球場と言えば、そのルーツは1925年に裕仁親王(昭和天皇)の成婚を記念して建設された京城運動場。その施設が、朝鮮王朝の建築跡に建設されていたとなれば、また日本批判の大きなネタにされるに違いない。

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 競技場跡の北側では、やはり昨年解体された興仁スターダムの跡地に、新しいファッションビルの建設工事が進んでいた。

 1~2年もすれば、「東大門運動場」 の景観は、一変してしまうことだろう。

 最後に残った照明設備が、ここが競技場だったことを主張しているようだった。

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2008.10.30

円高ウォン安にも限度ってものが

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 ……なんですか、このレートは。

 換率1442.74。

 つまり、1万円を出すと、韓国ウォンを14万4270W買える、ということだ。

 先週、韓国に到着した時は、空港の両替所で1万円=12万7000Wだった。そこから、また15%近くも下落した、ということになる。

 数日前には、、友だちと「まさか1600まではいかないでしょう」と言っていたのだが、銀行間レートではすでに到達してしまったらしい。僕も、1595という数字は見た。

 さて、どこまで行ってしまうのか。

 いずれにしても、尋常な状態ではないので、とりあえずごっそり韓国ウォンを買っといた。吉と出るか、それとも凶と出るか。

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日本人向けの標識

 韓国の道路標識は、日本とよく似ている。特に案内標識と警戒標識は、ほとんど同じと言ってよい。

 しかし、地名等を漢字で表記している案内標識はソウル市内の一部などに限られ、ハングルを読めない日本人が車を運転するのは、かなり難しい。

 さて、韓国だけにある標識と言えば、観光地・遺跡等の案内標識が挙げられる。茶色の案内板に、白文字で表記された案内板で、観光産業に力を入れる、韓国らしい標識だ。外国人向けに、英語や漢字で表記される例も多い。

 この前九里市で見かけた標識も、日本人向けの配慮がなされていた。

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「ベ・ヨンジュン主演」。

 やはり、そこが重要なのか……。

「鍛冶」の「鍛」を、何と間違えていたのかも気になる。

 

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2008.10.29

韓国が変わる時

 びっくりした。

 この国に、新しい時代がやってきたのだ。

 僕は、歴史の目撃者となった。

 この写真だ。

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 ノラ猫である。

 コテコテな韓国おばさんになつき、甘えている。

 ノラのくせに、やたらと毛づやも良い。

 茹でもろこしなどを売る屋台のおばちゃんが、餌をやっているのである。

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 なんだかご機嫌で、ごろんごろんしている。

 長らく、韓国では猫は気持ち悪い動物の代名詞だった。

 それが、数年前から、アート系の学生を中心に神秘的な動物として再評価され、最近では忠武路のペットショップでも猫をよく見かけるようになった。

 それでも、かわいがられるのはチンチラだのアメショだのの、高そうな血統書付きばかりだった。ノラ猫をかわいがるのは、ごくごくレアなケースだったのだが……。

 今回の韓国取材、街中でずいぶん多くのノラ猫を見かけた。

 少しずつ、韓国もノラ猫が住みやすい国になってきたのかもしれない。

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ちなみに、場所は2号線江辺駅前。

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2008.10.26

先生の試験

 弘大のスッカラカフェで、現地在住のライターさんと打ち合わせ。

 話は1時間ほどで終わり、お茶を飲みながら雑談していると、共通の知人を含めた数人が合流した。

 そこで出会ったのが、朝倉敏夫先生だった。国立民族学博物館の民俗社会研究部教授で、韓国通として知られる、気さくな先生だ。早速名刺を交換し、ワインで乾杯する。

「栗原さん、韓国にお詳しいということでしたら、これはご存知ですか」

 雑談をしているうちに、突然朝倉先生の鋭い目線が、僕に向けられた。これは、試験だ。これに答えられるか否かで、僕の韓国ライターとしての力量が判断されるのだ。

 僕は、拳に力を込めて先生の次の言葉を待った。

 

 

「ソウルには、ドトーコーヒーっていうのがあるんです」

「知ってます!」

 

 

天祐だ。僕はその日、本当にあの「ドトーリコーヒー」を訪れて来ていたのだ。

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2008年10月24日

 うーむ。この店、去年見たときは「ドトー…コーヒー」だったはずなのだが。

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2007年3月15日「ドトー…コーヒー」


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2005年6月4日「ドトー『ル』コーヒー」

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2004年1月27日「ドトーリコーヒー」

店に歴史あり。ていうか、「ドトールコーヒー」は韓国から撤退したはずなんだけどなあ。

そう言うわけで、先生の試験に合格した私は、その日0時過ぎまで飲んだくれたとさ。

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大学路のラーメン屋

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 これまで、数多の店がチャレンジしては敗れ去った、韓国の日本式ラーメン屋。「ラーメンとはすなわちインスタントで、1500W程度あれば食べられるもの」という意識の強かった韓国では、5000~7000Wの生ラーメンは長らく受け入れられなかった。

 しかし、ここ数年で状況は大きく変わっている。

 このブログでも、2005年6月に梨泰院の「ラーメン81番屋」を紹介し、「かなり日本のラーメンに近づいてきた」と好意的に書いた。今考えれば、この頃から、ソウルのラーメンブームは始まったのだと思う。今では、市内を歩けば日本式ラーメン屋に当たるというほど、ラーメン屋が激増している。

 さて、今日も大学路をぶらぶら歩いていると、一軒のラーメン屋が目に入った。「六本木」。さらに看板をよく見ると、「사가라멘」(サガラーメン)とある。佐賀ラーメンで、六本木。よくわからない。ありがちな店なのかと思い、通り過ぎかけたのだが……。

 通りから見えた厨房に、目を引かれた。

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 ……デボを使っていない?

 デボというのは、多くのラーメン屋が使っている深型のざるだ。一人分ずつ、確実に茹でられる反面、狭いざるの中に麺を押し込むので麺が絡みやすい。また、いくら湯切りをしてもどんぶりに茹で汁が入ってしまう。プロの職人がいる店では、麺は直接鍋で茹で、平たい湯切りざるですくい上げるものだ。同じ分量をすくうのに技術が必要なので、マニュアルを使うようなチェーン店ではたいていデボを使っている。

 それが、この店はデボを使わず、湯切りざるを使っている。職人がタッパで丁寧に麺をほぐし、鍋に直接放り込んでいく。実に手際が良く、日本のラーメン屋を見ている気分である。

 あの人は、日本人ではないか。もしかして、期待できるかも。

 と言うわけで、入ってみた。20席ほどの店内は満席に近く、客は見た限りすべて韓国人だ。

 佐賀ラーメンというだけあって、ラーメンはとんこつが基本。「とんこつラーメン」5000Wを注文した。安い。

 で、出てきたラーメンが、これだ。

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 紛う方なき、とんこつラーメンだ。とんこつにしてはあっさりしたスープに、やや柔らかめの麺。ごくごく標準的なとんこつラーメンで、なかなか旨い。突出した部分はないものの、とんこつ特有の臭みがなく、万人受けしそうな味わいだ。日本のラーメン屋でこれが出てきても、全く違和感を感じない。ちゃんとした、美味しいラーメンだった。 

 今まで、韓国でラーメンもどきを食べては失望してきただけに、ソウル市内でこれだけのラーメンを食べられるようになったことに、ある種の感慨を覚えた。

 調べてみると、この店、佐賀県に7店舗を展開している、「佐賀ラーメン喰道楽」の契約店舗だった。詳しくは聞かなかったが、マニュアルだけでなく、職人も派遣しているようだ。

 こんな風に、ソウルにきちんとしたラーメン屋が増えていくのは、なんだか嬉しい。

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2008.10.23

ブログ引っ越し?

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 韓方エステ梨花で打ち合わせ。今は人待ちで休憩している。

 実は、風邪っぴきで鼻がきつい。親父にうつされたなこりゃ。

 一部の方から指摘は受けていたのだけれど、ココログは韓国からのコメントを例外なくブロックしているようだ。韓国をテーマにしている(のか?)ブログで、韓国からコメントを付けられないというのは困る。個別ユーザーごとの解除もできないらしい。

 料金を取っておいて、これはどうなんだろう。

 そろそろ、ブログの引っ越しも考えるかなあ。

 そうそう、コメントに返事できなかったんだけど、香港資本のカジュアルブランド「GIORDANO」の呼称の件。

 「ジオダノ」が正しいのではないかという指摘を受けましたが、日本語では「ジョルダーノ」と発音し、日本法人も「ジョルダーノジャパン」です。韓国語では、「지오다노(ジオダノ)」と発音します。というわけで、日本語で書く場合は「ジョルダーノ」としています。

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写真集「秘境駅Ⅱ」

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今回の表紙は、JR東日本岩泉線押角駅。たいへん有名な秘境駅です。ていうか、駅はどこですか。

 11月28日、メディアファクトリーから、秘境駅の写真集第二弾を刊行します。

●書名:『秘境駅II』
●著者:牛山隆信・栗原 景
●判型:ミニ写真集サイズ(170mm×190mm)
●定価:1680円(税込)
●発行・発売元:㈱メディアファクトリー
●発売日:2008年11月28日(金)

■内容
人気の写真集『秘境駅』、早くも第2弾が発売決定!前作であえて外したエリアを中心に、まだまだ全国にある秘境駅を、26駅収録。鉄道ファンも納得の駅ラインナップは、多くのファンの旅心をくすぐること間違いなし!

 今回も、秘境駅探訪家である牛山隆信さんとの共著。北海道、東北、九州などの26の秘境駅を収録しています。僕の担当は前回と同様東日本。表紙を含む、北海道と東北の13駅を撮影しました。

 実は、確定ではなかったものの、前作を作っている時から、第二弾の制作は視野に入れていました。紹介したい秘境駅は50を超え、1冊ではとてもすべてを紹介できなかったからです。

 とはいえ、第二弾に収録する駅が、「余り物の駅」ばかりでは企画として困ります。前作で、東北地方がまるまるカットされていたのは、そういう事情がありました。第二弾のために、取っておいたのです。

 第二弾が本当に出せるかは、ひとえに前作の売れ行きにかかっていたのですが、おかげさまで売れ行きは絶好調。早々に第二弾の制作が決定しました。牛山さんが、商売抜きで撮影を進めてくださったおかげもあり、意外なほど早く書店に並ぶ運びとなりました。

 前回は、僕はあとがき以外ほとんど文章を書いていませんが、今回は「東北取材レポート」と「秘境駅撮影術」の4ページを執筆しています。

 興味のある方、書店で見かけたら、手に取ってみてください。って、まだ発売まで1カ月ありますが。

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2008.10.22

ソウル到着

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今回の寝床からの景色。

 そんなわけで、KE706便でソウル入り。来週水曜までの、8日間だ。僕にとっては短すぎる日程だが、多くの格安航空券は、有効期間が8日しかない。2週間程度滞在できるチケットが、もう少し多いと良いんだけど。

 空港で、とりあえず6万円を両替。レートは1万円=12万7000W。こんなレートで両替するのは、初めてだ。

 外に出ると、お約束を絵に描いたような雨。

 金浦空港に寄ってから、新村のホテルにチェックインした。

 実はちょっと風邪気味。今日のところは、ゆっくり休むことにしよう。

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テキスト入力ツール「pomera」

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ほしい。

キングファイルやテプラで知られる、キングジムから発表されたデジタルメモ「pomera(ポメラ)」。

 テキストを入力する、ただ、それだけのためのツールだ。

 スペックは、清々しいほどに潔い。

 145×100×30mm(折りたたみ時)という文庫本サイズの筐体に、折りたたみ式のフルキーボードを搭載。キーピッチは17mmと小型ノートパソコン並みで、日本語入力ソフトにはATOK2007を採用している。

 モニターは、4インチのVGA(640*480)モノクロディスプレイ、電源は単4アルカリ電池2本で、公称20時間駆動。起動時間は、2秒という。

 通信やスケジュール管理といったPDA的な機能は一切搭載せず、データのやりとりはUSB接続かmicroSDで行う。搭載メモリは、128KB。MBじゃない、KBだ。MSXかよ(笑)。

 値段は、2万7300円。ちょっと高い。

 はっきり言えば、売れないと思う。でも、一部の人には、熱狂的に受け入れられるのではないだろうか。

 いつでも、どこでも、しっかりしたキーボードで文章を入力できる。

 ライターである僕にとって、これほど魅力的なツールはない。

 潔いスペックに対し、値段はちょっと高いと思う。今や3万9800円でネットブックが買える時代だ。枯れた技術を集めたツールに、3万円近い値段は少し割高感がある。本当は、1万円台で出してほしいのだが、これだけコンセプトがニッチだと、ちょっと難しいかな。

 もうひとつの難点は、バックライトが搭載されていないこと。乾電池駆動だと難しいのだろうが、多少暗めでも、搭載してほしかった。

 発売は11月10日。イチキュッパとかだったら、即決なんだけどなあ。

 ていうか、速攻で買いそうな気がする……。

※初出時値段を間違えていました。お詫びして訂正します。

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半年ぶりにソウルへ

 最近、韓国へ行く前日はいつも完徹。年齢的に、そろそろきついなあ。

 8月の訪韓時に両替したあまりが見つからない。今は両替すればするほどトクをするし、まあいっか。

 レートのせいか、かなり込んでるようです。

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2008.10.20

「ビンツ」が日本上陸

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 僕がこよなく愛する、ロッテ製菓の「ビンツ」。サクッと軽いミルクビスケットに、ちょっと濃いめのチョコレートがコーティングされている、シンプルなチョコレートビスケットだ。韓国では超定番の商品で、コンビニやスーパーに行けば、どこでも手に入る。

 しかし、なぜかこれまで、日本には全く輸入されていなかった。

 何か権利上の問題でもあるのかと思いながら、韓国に行くたびに土産として買い込んでいたものだ。

 そんな「ビンツ」が、とうとう日本に上陸した、らしい。

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ビンツ(上)は12枚入り1500W、ショコラ・ル・コンテは9枚入り100円

「ショコラ・ル・コンテ」。微妙にB級な香りの漂うネーミングとパッケージだが、パッケージに描かれたビスケットは、まさにビンツ。裏を見ると、「輸入元・韓国」とある。やはりビンツファンである、友人のSくん夫妻が見つけてくれた。

 しかし、まだ本当に同じものと決まったわけではない。僕は、ワクワクしながらパッケージを開けた。

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左がショコラ・ル・コンテ、右がビンツ

 笑ってしまった。ここまで同じにするなら、普通にビンツでいいじゃん。商標検索をしてもひっかからなかったが、何か事情があるのだろうか。

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さて、どっちがどっち?

 ビスケット本体は、もう全く区別が付かない。裏返すと、ビスケットの表面にはどちらも「LOTTE」の刻印が押されていた。一枚食べてみる。間違いない。これは、ビンツだ。

 甘すぎず、しつこすぎず、後を引く「ビンツ」&「ショコラ・ル・コンテ」は、万人にお勧めできるお菓子だ。丁寧に一枚ずつ包装されているので、コーヒーや紅茶のお伴にも悪くない。

 「ショコラ・ル・コンテ」は、ローソンストア100で購入できる。お菓子好きの方、ビンツファンの方は一度お試しを。

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2008.10.12

東京ゲームショウ2008

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 3年連続で、幕張メッセで開催された東京ゲームショウを覗いてきた。

 一昨年、十年ぶりくらいでゲームショウを訪れた時は、すっかり浦島太郎気分だったものだが、この2年で、僕もずいぶん今どきのゲームを知るようになった。

 当時は、ゲームボーイで「逆転裁判シリーズ」くらいしかやっていなかった。今は、主にPSPを持ち歩いている。「Formula One06」、「電車でGO!&TrainSimulator東急電鉄編」、「CLANNAD」といったあたりがお気に入りだ。

 ゲームへの興味が広がったので、ゲームショウも以前より楽しめるかと思ったが、感想を一言で言えば、正直、厳しいものがあった。

 どのメーカーも、ブースでは発売前の新作ゲームの試遊が基本。しかし、ほとんどは40~200分待ちの大行列で、よっぽど目当ての作品がないと、並ぶ気にならない。ステージでのトークイベントを見ようと思っても、整理券はあらかた配布済みだ。各作品の画面を見て、内容を知ることができるだけでも充分なのだが、大型モニターの前は立ち止まり禁止。

 そう言うわけで、ほとんど、何も見ることができなかった。

 それでも、DSの『レイトン教授と最後の時間旅行』、『二ノ国』、『逆転検事』、PSPの『オオオアウアー(タイトル自粛)』は、やってみたいと思った。どうも、最近はアドベンチャーゲームが好きらしい。

 さて、今日の大きな目的のひとつは、これ。

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 タイトーブースの、『鉄道ゼミナール大手私鉄編』タイアップイベント、「スーパーベルズ&豊岡真澄ライブ・トークショー」。

 出産のため、3月で芸能界を引退した鉄道好きの元アイドル、豊岡真澄さんが特別に参加。つい、見に来てしまった。

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 豊岡さんを直接見るのは、去年暮れの銚子電鉄のイベント以来。なんだか、現役アイドルの頃より生き生きしている気がする。幸せいっぱい、ということか。

 豊岡ファンやベルズファンで大変盛り上がったイベント。ファンに混じって、月刊「鉄道ファン」を出している交友社の社長の姿も見られた。

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幕張へ

 午前中は日比谷公園の鉄道の日フェスティバルに行く予定だったけど、微妙な体調不良を引きずり、起きられず。目当てだったイベントに間に合わないことが確定し、転進。  今は、京葉線で幕張に向かっている。去年、取材でお世話になった元タレントさんが、一日だけ復活するという。そりゃ、行かないわけには行かない。  PSPで、ゲーム熱もそこそこ復活してるしね。  まさか、この手のゲームを気に入るとは思わなかったなあ。

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2008.10.10

高校のクラスメイトと

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 丸の内oazo「芋の蔵」で、高校時代の友人4人と飲み会。久しぶりに会うどころの話ではなく、高校卒業以来初めて会う友だちがほとんどだ。

 高校時代の友だちは、特に韓国に留学したときに縁が切れてしまい、ほとんど音信不通になっていた。それが復活したのは、やはりmixiのおかげだ。

 18年ぶり(!)に会うクラスメイトは、皆もっともらしくなっていたけれど、少し話せば、気持ちは高校時代にすぐ戻る。

 最初は、事務所に戻るつもりだったが、気がつけば終電まで飲んだくれていた。

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2008.10.09

さらに、下落

火曜:100円=1300W

水曜:100円=1388W

今日:100円=1421W

どこまで行くんだろう。

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ウォン暴落中

 いやはや、世界の経済が大変なことになっている。

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 日本円1000円を韓国ウォンに両替すると、7360W。

 1年半ほど前に調査して、某書に掲載した為替レートだ。

 この頃は、かつてないウォン高で、日本と韓国の物価がほぼ同じになっていた。韓国旅行が割高になる一方で、韓国の人にとって日本は物価の高い国ではなくなり、とてつもない数の旅行者が日本に押し寄せていた。

 では、今の為替レートを見てみよう。

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 えええええ。

 日本円100円に対して、韓国ウォンは1388W。日本円1000円を韓国ウォンに両替すると、1万3880W。

 1000円が、1万4000Wだって?

 8月に訪れた時は、1000円=9500Wほどだったのに。

 気がついたら、大変なことになっていた。

 韓国が通貨危機に見舞われた98年頃でさえ、1000円=1万2000Wほどだった。それをあっさり破る、韓国ウォンの暴落。

 韓国を頻繁に訪れる日本人としては、コストが半分になるのでありがたい話、なのかもしれないけど。

 さすがに、行き過ぎの感がある。

 去年の春には、こんなことを言っていたのだが……。

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2008.10.08

お仕事中

お仕事中
 中野の某ルノアールで原稿、のようなものを執筆中。最近、どうも仕事場よりもカフェの方がはかどる。飲み物とバッテリーがある間だけいられるという緊張感と、事務所とは異なる空気が良いのかも。

 ノートとネット環境があれば、問題なく仕事できるし。
 
 お、某社からゲラのPDFがメールで届いた。その場で確認。便利な時代になったものだ。

 それにしても、よく降りますな。

 今週末の日本グランプリ、今年は大丈夫なんだろうか。

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2008.10.04

新人

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「よう。」

 あいつの兄弟である。

 今年の、夏の子だ。3匹いることは確認していたが、今日は2匹しか見かけなかった。

 生息エリアが、以前よりも駅よりに移り、猫好きで有名な店の周辺で見かけるようになった。まあ、賢い判断と言えるだろう。

 それにしても、よくまあ、ぽこぽこ生むものだ。

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2008.10.03

らき☆すたOVA

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 どうもご無沙汰です。

 これは、なんだろう……などとしらばっくれようかと思ったが、それも馬鹿らしいので普通に書く。

らき☆すた OVA」を購入した。昨年、深夜に放送され、アニメファンを中心に大変なブームを巻き起こした、日常ゆるゆる系アニメ、「らき☆すた」の新作セルDVDだ。

 以前のエントリで書いた通り、ネタのつもりで本編を見たら、予想外にアットホームな物語で気に入ってしまい、苦手だったはずの絵柄にもすっかり慣れてしまった。

 ただ、僕は著作権を侵害してアップされていた「ニコニコ動画」を通じて見たので、対価を支払っていなかった。角川では、こうしたネット上の動画サイトを無料の宣材と捉え、一部はわざと削除しないで残したりしているのだが、やはり、同じ著作物で生活している以上、何らかの対価は支払うべきである。そこで、このたび発売されたOVAを、購入したというわけである。

 ……どうも言い訳っぽいな。

 さて、このOVA。「オリジナルなビジュアルとアニメーション」の略だそうで、その内容は昨年のテレビ放送とはだいぶ雰囲気を異にしている。

 テレビ放送は、女子高生やそれを取り巻く人々の日常を、あまり幹となるストーリーもないままゆるゆるまったりと描いていた。しかし、このOVAには、主舞台であるはずの学校が出てこない。登場人物の飼い犬の視点で見た仲間たち。主人公たちがプレイしている、どこかで見たようなネットワークゲームの画面。コスプレ。スポ根。

 実験映像の中に、パロディと思われるネタがこれでもかと言うほどに詰め込まれている。まあ、僕はその2割くらいしか理解できなかったんだろうな。

 アニメーション映像としてのクオリティは、文句のつけようがない。萌え系デフォルメキャラなのに、その動きはハッとするほど丁寧に描かれている。瞳がより丁寧に描かれ、表情が生き生きとしているのも良い。テレビと違ってBGMがむやみに入ることもなく、どこか映画を見ているような気分だった。

 アニメーションの質は高いので、多くの人に見てもらいたい……と言いたいところだが、おそらく本編を知らずに見ても、なんだか分からないだろう。この辺り、ずいぶん間口の狭い作品になってしまった。

 パロディてんこもりのOVAも良いけれど、泉家、柊家、高良家の家族の日常を描いた、笑いながらもホロリとさせる『らき☆すた劇場版』なんてできないですかね。僕は、パロディよりもそっちが見たいな。

 えーと、もうひとつくらい、アニメネタを書こうかと思います。

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