2008.01.31
ハンドボールのやり直し予選。
リアルタイムで全部見ていた訳じゃないけれど。
これほどさわやかな日韓戦はひさしぶりに見たなあ。
フランスW杯最終予選の日韓戦を思い出した。あのときは、韓国が先にほぼ本戦出場を決めていて、ソウルでの開催ながら韓国サポーターも日本を応援するという、普段は考えにくい状況が生まれたものだ。
最近の日韓戦は、何を見てもギスギスしていたので、久しぶりに和んだ。留学や観光で日本に来る韓国人が飛躍的に増えたことも、いい方に作用しているはずだ。
思うに、韓国には子供っぽいところがあり、日本は判官贔屓なところがある。
だから、「実力は明らかに韓国が上だけど、日本も頑張っている」という日韓戦は、さわやかな雰囲気に包まれる。
逆に、、「実力は明らかに日本が上だけど、韓国も頑張っている」という日韓戦は、たちが悪い。
韓国はやたらと反日・克日ムードを煽るし、日本は天狗になって韓国を貶す。野球のWBCが、いい例だ。
ハンドボールブームが少し落ち着いたら、見に行ってみようかな。
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2008.01.26

そういうわけで、水曜、木曜と、鉄道関連の取材に行ってきた。上の写真は、その取材地のひとつ。このアングルは、今日1月26日を以て恐らく永久に見られなくなる。確かに、事実上必要ないとはいえ、寂しい話だ。
この駅で降りるのは初めてだった。ここが政令指定都市の市内とは、とても信じられない。何しろ、駅の周辺には廃屋が数軒あるだけ。川岸まで降りれば、辺りに人口建造物は一切見えないのだ。その圧倒的な自然を前に、僕はパキスタンのフンザを思い出した。
さて、今回の旅、というか取材でご一緒したのは、この方。

テツ界のリュ・シウォンとでも言おうか。その道の、神様だ。
この路線は何度も訪れているが、若い頃はあまり良い印象は持っていなかった。「いい旅チャレンジ20,00km」の「チャレンジャー」としては、とにかく全線を乗り通すのに時間がかかりすぎたからだ。
だが、今は違う。大好きな路線のひとつだ。これほど、汽車旅の神髄を楽しめるローカル線は、なかなかない。ある時は昔ながらのボックスシート、ある時は、特急も顔負けのロマンスシート(死語)に腰を下ろして、なんたら川が流れる車窓風景を、心ゆくまで眺めることができる。沿線には、日本有数の「なんたら駅」がいくつもあり、その割に列車の本数が多いので、途中下車も楽しめる。
取材は予定どおり終わったが、その魅力は用意した時間ではとても取材しきれなかった。なにしろ、最寄りの家まで1時間くらいかかる土地である。丸1日いても、足りないくらいだ。こちらに来る予定はいくらでもあるので、できればリベンジしたい。

帰り道、特急に魂を売り、老兵たちに挨拶していこうと思ったら、冬季休業中だった。前回来たときに、そんな話を聞いていたっけ。すっかり忘れていた。恥ずかしい。
また近いうちに、こうした取材に出かけることになる……だろう。たぶん。おそらく。
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2008.01.22

取材は、前日出発に限る。ひかり号のシートに座り、ビールと駅弁を開ける瞬間のなんと幸せなこと。
でも、今日は出発が遅かったので、幕の内弁当しかなかった。
NRE、つまりは日本食堂の幕の内弁当。
国鉄時代なら、まずい駅弁の代名詞であった。
しかし、この幕の内はなかなか旨い。鮭はふっくら、だし巻き昆布や里芋もいい味を出している。
この前食べた、「鉄子の旅日本縦断弁当」もおいしかったし、そういえば味付けの方向が鉄子弁当と似ている。やはり、大増を傘下に収めたのが良かったのだろうか。
東京駅なら、駅弁よりも大丸地下、と主張してきたが、駅弁ももっと評価してあげなくては。
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「ニンテンドッグス」のネコ版とも言うべき、セガの「夢ねこDS」の発売日が、4月24日に決定。同時に、開発ブログ「ネコといっしょにユメミルまいにち」もスタートした。
早速、覗いてみた。
ワガハイは部長にゃ!名前は特にないっ!
いめぇじそんぐ、かんせいにゃ!
猫友(にゃんとも)ふやしたいのにゃ!
……ダメだ。素人が作ってる。
口を酸っぱくして言ってきたことだが、もう一度声を大にして言いたい。
「ネコは、ニャン語は話さない」。
もはや、これは「中国人は"~あるヨ"とは話さない」というのと同じくらい、常識だと思っていたのだが。
きっと、「パラメーターを上げていけばクラス中の女子からモテモテ」だった、「ときめきメモリアル」並みに有り得ないゲームなんだろうな。
「ときメモ」と言えば、「2」で主人公の女の子に音声合成で「かげりくん!」と言わせた瞬間に猛烈に恥ずかしくなって、やるのをやめたっけ。
若き日の、甘い思い出だ。
予約しとくか。
さて、これから西の方へ出張です。
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2008.01.21
未明に、「ふりぃのカウンタ」で60万ヒットを超えた。
2003年12月5日にスタートしたこのブログ。30万ヒットを超えたのは、スタートから2年8か月あまり経過した2006年8月25日。それから1年5カ月で、60万ヒット。
2004年頃までは、1日400~600ヒットの個人ブログは、それなりにアクセスが多い方だったが、今では1日1000ヒット、2000ヒットというブログがごろごろしている。それでも、平均値があまり変わらないのは、それだけ僕がマイペースでやっているということだろうか。
さて、2005年頃までは、韓国かネコの話題しかなかったのに、今ではテツな話ばかり(苦笑)。自分でも驚いているが、これも時の流れというものだ。
ほんと、久しぶりに仕事抜きで韓国の地方をたっぷりうろつきたい。
まだ、しばらくテツネタ、WILLCOMネタ、ぬこネタが中心になりそう。どうか今後もよろしくです。
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忙しかったり別のこと考えていたりで、更新が滞っている。
そんなことを言っているうちに、修理に出していたAdvanced/W-ZERO3[es]が戻ってきた。修理に出したのが11日で、修理完了の連絡が19日。3週間くらいと言っていたけど、思ったより早くて良かった。まあ、いつもこんなもんだから、おそらく考え得る一番長い期間をいっているんだろうな。
さて、勝手に電話をかけてしまうというインテリジェントな不具合により入院していた、我がスマートフォン・Advanced/W-ZERO3[es]。検査の結果、「内部に腐食を確認したため、メイン基盤交換」と相成った。ついでに、お願いしていた外装交換も、バッテリーカバーを除きやってくれた。購入からわずか半年、すでに5年くらい使ったような状態になっていたので、見た目がきれいになって戻ってきたのはありがたい。
これまでの反省を込めて、ヨドバシカメラで牛革カバーを買ってあげた。キーボードが引き出しにくくなったけど、それほど大きくないし、握った感じも良い感じ。しばらく使ってみよう。
修理期間中は、初代03を引っ張り出して使っていたが、やはりアドエスは使いやすい。
ちなみに、修理代の話。昨年7月に購入した機種だから、もちろん保証期間中だが、内部の腐食は自然故障には入らないということで有償修理となった。しかし、僕はW-VALUE サポートなるサービスに加入していたため、手数料2100円の負担だけでOK。それも、ポイントを貯めて獲得していたサポートコイン5コイン分で相殺し、結局自己負担額は0円となった。
正月の汽車旅では、Advanced/W-ZERO3[es]の便利さを改めて実感した。
これからは、大事に使わなくては。
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2008.01.17
そうそう、イヌと言えば、ヤッターワン。遅ればせながら、30年ぶりにリメイクされた「ヤッターマン」の感想を書いてみる。
えーと
どうして、ヤッターマン1号(ガンちゃん)は、あんなにダメキャラなんでしょうか?
旧作と全く同じにしろとは言わない。それなら、DVD見ていれば充分だ。ヤッターマン2号(アイちゃん)が萌えキャラ化して、やたらと身体のラインが強調されていたのも、時代の流れなのだろう。でも、ヤッターマン1号は、「正義感の強い、颯爽としたメカ好きのお兄ちゃん」だったはずだ。
ガンちゃんが、かっこよく「ヤッターマンが居る限り、この世に悪は栄えない!!」と叫んでこそのヤッターマンではないか。あのかっこよさがあるからこそ、ドロンボーたちのズッコケ悪玉ぶりが映えるのだ。
ヤッターワンを作るのがかったるくて、アイちゃんの誕生日を忘れてグダグダしているニートがヤッターマン1号とは、信じたくない。
主題歌も、いまいちだったなあ……。リミックス曲としては悪くないんだけど、世良政則と野村義男による「ヤッターマンの歌」は、オープニングとしては妙に黄昏れた雰囲気だった。もっと元気のよい、ワクワクするような「ヤッターマンの歌」を聞きたかった。山本さんが怒るのも無理はない。
ドロンボー一味の声は、流石の一言。多少高い音が出なくなった気がするが、テンポはほとんど昔のままだった。
いくつか残念なところはあるものの、一応、月曜の夜は楽しみになりそうだ。
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2008.01.16

新しい携帯を買った……わけではない。
事務所用に、新しいコードレスホンを購入した。
事務所には、一応3人共用の固定電話回線があるが、僕のデスクには古いプッシュホンしかなかった。有線のうえ電話帳機能がなく、面倒なので事務所にいるときでもたいていPHSを使っていた。
しかし、70秒10円とはいえ、固定電話3分8円に比べるとやはり高い。携帯電話感覚で使えるコードレスホンがあれば、安い固定電話をもっと活用するようになるのではないか。
そう考えていたところへ、電話機が故障。新しくコードレスホンを購入することにしたのである。
ネットで、なるべく安く、小さなコードレスホンを探した結果選択したのが、激安家電メーカーとして知られる、ユニデンのUCT002だ。値段は、子機2台のセットで、9980円。
注文から届くまで1週間もかかったのは参ったが、届いた電話機は想像以上に小さかった。コードレスホンというと、ダンベル並みの大きさという認識だったが、これはほとんど携帯電話。10年前のケータイと混ぜたら、おそらくどれがどれだかわからなくなるに違いない。
使い勝手も、ちょっと昔のPHSという感じで手に馴染む。十字キーがなく、設定をいじるのは若干面倒だが、メールやウェブをやるわけではないので問題ない。
早速、よく電話をかける取引先の番号を登録した。カタカナだけ、電話番号1件だけの電話帳も、昔のPHSを彷彿させる。ケンウッドのXITを思い出すなあ。
これで、通信費がもう少し安くなるといいのだが。
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毎年、正月はイラストレーターの岡本くんと写真を撮りに行くのが恒例の行事になっている。
一昨年の後楽園・谷中、去年の都電荒川線に続き、今年は銚子電鉄に遠征した。
この1年で、実に4度目の銚子電鉄だ。しかし、過去2回はいずれも「鉄子の旅」絡みの取材で、銚子電鉄自体には全然お金を落としていなかった。ずいぶんおいしい思い(笑)をさせていただいたのに、ちっとも収入に貢献していないのは銚子電鉄に失礼だ。
昨年6月の「鉄子ツアー取材」では一応全駅下車を達成しているが、ひたすら駅に降り、駅だけを見るという横見スタイルであった。どんどん歩き、ひたすら脱線しながら乗り降りを繰り返す、自分のスタイルでも銚子電鉄を味わいたい。そんな気持ちで2週間ぶりに銚子を訪れた。
四国の伊予鉄道にルーツを持つデハ801で出発。今日は、残念ながら鉄子電車の出番はないらしい。
最初に降りたのは観音駅。タイ焼き屋を併設していることで知られる駅だ。朝から何も食べていない。カスタードと小倉あんをひとつずつほおばり、とりあえず満足。次の下り列車まで時間があるので、駅の周囲を歩くことにした。
踏切の前に立つと、駅前の大通りを一匹のイヌさんがうろついているのが見えた。車道を何度も横断し、あっちへふらふら、こっちへふらふら歩いている。
野良犬だろうか、と思ってよく見ると、首輪をしている。迷いイヌかもしれない。放っておくと、車にはねられるかもしれないし、保健所に連れて行かれることもあり得る。大変だ。
そう思って近づくと、イヌさんは車道に面した民家の裏に入って行った。逃げるのかな、と思ってそっと近づくと、
……ご自宅でした。しかもこの写真、表通りの歩道から写している。
奴は、車道に面した塀のない家で、放し飼いにされていた。
危なくないのだろうか。事故にあったり、ノラと間違えられて連れて行かれたりしないのだろうか……。
しかし、僕たちはこの後、放し飼いにされた飼い犬を4匹以上見かけることになる。中には、渋滞で停まっている車一台一台に食いもんをねだる不届きイヌまでいた。どうやら銚子では、イヌさんは放し飼いにするのが基本のようである。

とっても賢く、すぐに友達になった。
さて、再び電車に乗って、僕らは笠上黒生駅に向かった。気が向いたら続く。
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2008.01.14
「太陽商店街の親子」も、そろそろ親離れ、子離れの時期である。最近は、二人が一緒にいるところをほとんど見なくなった。
今日も、いつもの場所でガフガフ夜食を貪っていたのは、息子だけ。

おい、あんまり慌てて喰うなよ。喉に詰まるぞ。

「!」
だいぶ大きくなってきた。
断っておくが、この餌をやったのは僕ではない。僕は、いくら知り合いでもノラネコには食いもんはやらない主義である(困ってる奴はこの限りでない)。
かわいいから、とあげたくなる気持ちはわからないでもないが、実はあまり本人のためにならない。自ら食べ物を探し出す能力が鈍ってしまうし、何より周辺住民から反感を買うおそれがある。人は、ネコ好きばかりではない。
快く思わない人の怒りの矛先が、食いもんを与える人物に向けばまだいいが、問題はかなりの確率でネコ本人に向けられてしまうことである。酷いケースになると、殺虫剤を大量にまいたり、保健所に通報する人もいる。
だから、僕はノラネコに食いもんは基本的にやらない。例外は、「おかあちゃんとはぐれちゃってお腹がすいたよう」、とか言ってる奴だ。そういう輩は、別の意味で非常に困る。
さて、写真に写っているエサは、近所のいわゆるネコおばさんが毎晩与えているものだ。毎晩温めたミルクとなまり節などの魚を与えると、30分後に戻ってきて残飯と器を回収していく。
終電前後にここを通ると、酔っぱらいやホームレスによってばらまかれたキャットフードが散乱していることがあるが、明け方、初電で通ると、まずきれいである。おばさんが毎晩掃除しているのだろう。
しかし、こいつは親離れの時期というのに、未だに毎晩ここでおばさんを待っている。このまま特定の人間に甘える半人前の大人になってしまうのだろうか。心配だ。
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2008.01.11

墓場鬼太郎、第一回。
いやあ、良かった。水木しげるの原点の雰囲気が良く出ている。
さすがに、「幽霊族が売血した結果、輸血を受けた患者が幽霊化する」という設定は、アニメではできなかった。そりゃ仕方ない。
しかし、親父の腕がポロリ、とか、ネコの目玉の贈り物、とか、鬼太郎が本来持っていた怖さ、恐ろしさが良く出ていた。絵柄は、ちょっとスピード感がありすぎな気もしたが、荒い初期の水木タッチをよく再現していた。水彩画のような色遣いもいい。
かなりこだわって作ってる。
僕がよく知っている「墓場鬼太郎」は、鬼太郎は最初から片眼で生まれて来る。その後育ての親である「水木」を地獄に落とし、復讐しようとした水木の母親は、発狂させられるのだ。
アニメ版も、基本的にこれを踏襲している。しかし、最初鬼太郎は両目を持った赤ん坊として生まれる。気味悪がった水木にぶん投げられた結果、顔を打ち付けて左目を失うのだ。これは確か別バージョンとして描かれたもの(たぶん佐藤プロ版、と呼ばれるもの)。おそらく、水木が地獄へ落とされる理由付けが必要だったのだろう。
本編はすばらしいが、OPとEDはいただけない。中川翔子は頑張っていると思うが、ふつーの、イマドキなアニメーションになってしまっている。
やはりここは、「ゲゲゲの鬼太郎」と「カランコロンのうた」にしてほしかった。歌詞が「墓場鬼太郎」に合わないというのではあれば、インスト版でもいい。「カラーンコローン」だけ声が入ってたら、もっと怖くなってたはず。
それにしても、野沢雅子演じる「鬼太郎の産声」は、鳥肌が立つほど恐ろしかった。
やはり、プロは違いますね。
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2008.01.10
松下電器が、社名を「パナソニック株式会社」に変更することを決めたらしい。
伝統の白物ブランド「ナショナル」は廃止。寂しくなるなあ。
ブランドと企業名を統一し、ソニーやシャープ、サムスンに対抗していく、ということだ。
パナソニックブランドが国内向け製品に本格的に使われるようになったのは、1988年頃からだった。我が家は、自宅の向かいにナショナルショップがあったこともあり、家電製品は松下電器製品が多かった。
はじめて購入したパナソニック製品は、1989年に導入した、S-VHSレコーダーのNV-FS90。中級機種でありながら、FEヘッドやらジョグシャットルやら、高級機種向けの機能が満載されたバブリーなデッキだった。画質も、それまでのナショナルマックロードが、ソニーのEDベータやビクター製に比べて劣ると言われていたのが、一気に追いついたとされる機種だ。
バブル機の、しかもシェア挽回を狙って投入された戦略機種だっただけに、とても丁寧な作りで、丈夫だった。何度も、ネコどものスプレー行為の被害にあっていたにも関わらず、10年近く頑張ってくれたものだ。
あの頃は、パナソニックというと、若い人向けのAVブランドというイメージだった。最近は、白物ブランドのイメージになりつつある気がする。企業全体をパナソニックに統一したところで、ブランドイメージがソニー並みにアップするのだろうか。
あ、そういえば、DJ機器に残っている「テクニクス」ブランドはどうなるんだろう。
まあとにかく。
「ナショナル」さん、お疲れさまでした。
追伸 ナショナルショップの家庭に嫁いだ鬼姉から、「私は許可していない」とのメールが来ました。明日の一面が心配です。
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2008.01.09
どうも、降臨されたらしい。
被害に遭ったのは、「Advanced/W-ZERO3[es]」。WILLCOMのPHS、スマートフォンだ。
昨日あたりから、操作していると勝手に通話モードになってしまう。
だんだん症状は悪くなっており、今日の夜からは勝手に通話を開始(受話器からプーと音がする状態)するようになってきた。
そのうち、破壊神様は誰彼構わずイタ電を始めるのではあるまいか。
バックアップをとって、フォーマットをかけても症状は変わらない。どうやら、ソフトの競合などではなく、ハード的な問題のようだ。
購入から半年。毎日非常に酷使してきただけに、仕方がないとも思う。VALUEサポートに入っているので、おそらく無償で修理してもらえるはずだ。
しかし、端末の代金はあと1年半払わなくてはならない。使っている分には、利用料金から端末代相当分が割り引かれるので、実質的な負担は少ないが、もし完全に壊れて買い換えとなれば、端末代の残り+機種変代で、かなりの負担になる。
この端末、本当にあと1年半ももつのだろうか……。
え、イーモバイル? なんですかそれ。
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2008.01.08
Impressの、デジカメWatchを見ていた。
伊達淳一氏の不定期連載「レンズが欲しいッ!」で、コシナ「フォクトレンダー Ultron 40mm F2 SL II Aspherical」を取り上げていた。デジカメのウェブマガジンとはいえ、こういうマニュアルレンズを取り上げてくれるのはいいなあ……と思って見ていたら。
あれ?
この、FXフォーマットのサンプル写真の1枚目に写ってる奴……。
中野駅北口の、オマエじゃないか。
まあ、フジヤカメラ近いもんなあ。
谷中のネコどものような有名なやつらならともかく、ネットで知り合いのノラに会うというのも、珍しい体験だ。
元気そうで、なによりだ。
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2008.01.07

まもなく、今夜0時をもってNTTドコモのPHSがサービスを終了、停波となる。
ドコモがPHSをやっていたなんて、そろそろ知らない人もいるかもしれない。
1995年7月のサービス開始から13年。最初はNTTパーソナルという独立した企業で、とんねるずがイメージキャラクターを務めていた。「みんなを電話にする会社」というCMは、今でも覚えている。
元々PHSは、「外でも使えるコードレスホン」というコンセプトで登場した製品だ。「高価でも、どこででも連絡をとりたいビジネスマン向けの携帯電話」に対し、「普段の生活で、安価に電話を使いたい個人向けのPHS」と棲み分けるはずだった。
しかし、結局PHSは、「安い携帯電話」としか認知されず、「つながらない電話」「移動すると切れる携帯」と評判を落としていった。
98年、NTTパーソナルはPHS事業をNTTドコモに譲渡、会社は消滅した。
すでに携帯電話事業を推進していたドコモが、人気のないPHSに力を入れるはずもなく、日に日に存在感を失っていった。
僕も、生まれて初めて購入した移動通信機器は、NTTパーソナルのPHSだった。当時つきあっていた女性に渡して、連絡をとりやすくしようと考えたのだが……、若かった(笑)。今、ソフトバンクの販売店が、「本人名義で2回線契約して、ひとつを彼女に渡せば24時間通話無料!」なんて呼び込みをやっているのを見ると、ハラハラする(苦笑)。
これで、国内でPHS事業を行うのは、ほぼWILLCOMグループだけとなった。
国内唯一のPHS事業者として、WILLCOMにはNTTパーソナルの分までがんばってほしい。
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2008.01.06

宇都宮から、上野行き690Mに乗車。新宿から数えて41本目、いよいよこの旅最後の列車だ。
最後ということで、例によってグリーン車を奮発した。
久しぶりに汽車旅らしい旅をして、ネタを集めるとともにカンを取り戻そうとしたこの旅。基本的なルートと、若干決まっていたネタ以外は、すべて行き当たりばったりだった。結果を見れば、鉄あり、観光ありと、なかなか充実した旅になったように思う。
それにしても、旅行中、まさかこれほど頻繁にブログを更新するとは思わなかった。2004年頃の韓国ネタと同じで、レギュラーの仕事が少ないので出し惜しみせずに書けたというのが大きい。
ちなみに、更新はすべてWILLCOMのAdvanced/w-zero3[es]から。PCは持ってきていないし、ネットカフェにも行っていない。入力がPCより遅く、頭と入力のスピードが一致しないので、ところどころてにをはがおかしかったり、誤字が出たりするのだが、だいぶこの機械にも慣れてきた。思ったより遙かに電波状況もよく、便利に使えた。
さてこの旅のコストはどれくらいか。交通費と宿泊費、入場料に限っていえば、こんな感じだった。
交通費
北海道東日本パス 1万円
新宿ー高崎間乗車券 1890円
快速MLえちご指定券 510円
由利高原鉄道往復 1100円
タクシー新札幌ー厚別 730円
バス旭川ー動物園往復 800円
バス根室ー納沙布往復 1880円
タクシー根室ー東根室 910円
バス金山ー占冠 400円
仙台空港鉄道往復 800円
グリーン料金 750円
交通費小計 1万9770円
宿泊費
網走北海ホテル 3300円
釧路東急イン 5500円
宿泊費小計 8800円
入場料
たらぽっき温泉 390円
旭山動物園 580円
入場料小計 970円
合計 2万9540円
というわけで、旅費はほぼ3万円という結果になった。食費・雑費も含めればだいたい総額4万5000円といったところだろう。個人的には、かなり安くて良い旅になったと思うのだが、さてどうだろう。
古河に到着。4分停車中。
ではでは、みなさんご愛読?ありがとうございました。
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消えゆく鉄道があれば、新たに開業する鉄道もある。今回の旅最後のイベントは、仙台空港連絡鉄道だ。
空港連絡鉄道というと、日本では地下を走る路線が多い印象だが、仙台はほとんどの区間が地上というのがうれしい。滑走路をくぐるトンネルから出てくると、旅客機が並ぶ駐機場が斜めに目に入り、ぐぐっとカーブしてホームに入る。なかなか美しい。
仙台空港は近代的できれいな空港だったが、僕が利用することは、まずないだろう。
2分ほど出発ロビーを眺め、引き返した。さあ、これで後は帰るだけだ。
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最終日の今日は東北本線を上るだけだが、やはりここには挨拶していかなくてはならない。
くりはら田園鉄道石越駅。
この駅を訪れるのは、レイルウエイ・ライターと訪れた90年以来だから、18年ぶりだ。
……って、この前から「十何年ぶり」って話ばっかりだな。
廃止から9カ月。くりでん石越駅は、むかしと変わらない姿で残っていた。ホームも、レールもそのままだ。廃止が決まってから、乗りに来てあげることができなくて、悪かったなあ。全国でただひとつ、僕の名前と同じ「くりはら」の名前が付いた鉄道だったのだ。万難を排して、来てあげるべきだった。
この前も書いたけど、全国の中小私鉄を取り巻く環境は、本当に厳しい。銚子電鉄、小湊鉄道、わたらせ渓谷鉄道……。
30年後、僕がいわゆる老人と呼ばれるようになる頃、旅情あふれる中小私鉄は、いったいどれくらいが生き残っているのだろう。
駅前の食堂「はっと亭」で、昼食とビール。安くてきれいで、いい店だ。
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あちこちの観光地を眺めてきたが、改めて思うのは写真フイルムが今や絶滅寸前ということだ。
少し前まで、観光地の売店と言えば、フジのネガフイルムを置いているのが当たり前だった。今でも「フジカラー」のペナントを掲げている店は多い。
しかし、今やフイルムを置いていない売店が激増している。「写ルンです」はあるが、通常のフイルムは、ないか、あってもISO400の27枚撮りだけ。僕がほしいISO100なんて、絶対に置いていない。
APSフイルムをよく見かけたり、旧デザインのパッケージが多いところを見ると、今フイルムを置いている店も、在庫が余っているということのようだ。
デジカメが普及し始めた頃、「フイルムはいずれ消えてなくなる。ただし、レンズ付きフイルムだけは、最後まで残るだろう」と予言した人がいた。まさかと思ったものだが、それはまさに的中しつつある。
旅から帰り、現像に出した写真が出来上がってきたときのワクワク感。あれは、過去の思い出になってしまうのだろうか。
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石勝線に乗り換えるか迷った新得駅では下車せず、滝川行き快速「狩勝」の旅を続けた。
狩勝峠の絶景を楽しみ、落合駅を通過したところで腰を上げた。10:52幾寅駅着。映画「鉄道員」の舞台、「幌舞駅」として知られる駅だ。
駅の内外には、「鉄道員」ゆかりの道具や出演者たちのサイン、オープンセットの建物などが展示されていた。駅舎にはでかでかと「幌舞駅」の駅名票が掲げられ、肝心の「幾寅駅」は屋根に小さくあるだけ。いっそのこと、幌舞駅に改称してはどうかと思うほどだ。
セットはどれもよくできていたが、食堂の隣に展示されていたキハ40は微妙。前半分しかない上に傷みも激しく、まるで暴走して駅前広場に乗り上げた事故車両みたいだ。
1時間ほどぶらつき、いったん下り列車で隣の落合駅に降りてから、再び滝川行きに乗って12:39金山着。
駅近くを散策し、町の神社で5日遅れの初詣をしてから、今度は13:41発の占冠村営バスで石勝線占冠(しむかっぷ)駅へ向かった。金山と占冠は、金山を越える国道237号線で結ばれており、ここを1日3本、村営バスが走っている。ちょうどいい時間にバスがあって助かった。これが、時刻表を見ていて思いついた「妙案」だ。
思ったよりも大型の村営バスは、結構な数の乗客を乗せて国道を走り、14:08占冠に到着した。駅前の物産館をぶらぶらし、14:42発の特急「とかち6号」に乗った。
こうして、占冠村営バスのおかげで旧根室本線と石勝線両方を乗り歩くことができた。特に感動的な何かがあったわけではない。しかし、列車では行けない金山峠を通れ、4つの駅と集落を歩けて満足度は高い。観光地であるなしに関わらず、見知らぬ土地を歩くのは楽しいものだ。
夕方、夕張に足を延ばしてから札幌へ。再び「はまなす」に乗れば、北海道ともお別れだ。
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2008.01.05

根室本線を西へ向かう。
今日は夜までに札幌に着けばよいのだが、そのルートは大まかに言って二つある。
ひとつは、今乗っている快速「狩勝」にそのまま乗り通し、富良野、滝川を経由して札幌に出るコース。本数が少なく、車窓がよいのになかなか乗れない新得ー落合間を経由し、富良野でも降りられるメリットがある。
もうひとつは、新得で石勝線に乗り換え、新夕張、千歳を経由して札幌に入るコース。こちらは、新得ー新夕張間に普通列車が走っていないため、青春18きっぷや北海道東日本パスでもそのまま特急に乗れるという特例を体験できる。
車窓は、落合ルートのほうがいいが、富良野は1~2時間程度の滞在では駅前で食事をとるくらいしかすることがない。
石勝線は、乗り鉄のネタとしておいしいし、新夕張駅前の旧紅葉山駅のホーム後がどうなっているか見に行きたい。しかし、車窓としてはトンネルばかりでいまいちだ。
さて、どちらを選択するか。時刻表を眺めているうちに、妙案を思いついた。
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列車交換、特急待避のため18分停車。
気温はマイナス10度くらい。しばれる。
7時ちょうど、朝日が昇ってきた。15時間ぶりの太陽だ。
こういう長時間停車があるから、鈍行の旅は楽しい。
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2008.01.04
釧路駅で根室行き快速「ノサップ」に乗り換え、根室に着いたのは13:08。新宿から1923.7km、61時間59分かけて、一応の目的地に到着した。
ここまで来たら、最果てを見ずに戻るのはもったいない。駅横のターミナルからバスに乗り、納沙布岬に足を延ばした。
納沙布岬に来るのは、やはり十数年ぶりだ。前回来たときも正月で、天候が悪く海はほとんどみえなかった。今日は天候もよく、貝殻島など北方領土がよく見える。政治団体の看板やら何やらも、だいぶ増えたようだ。
次第に風が強まり、シャレにならない温度になってきたので、みやげ物屋に飛び込んでコーヒーを注文。風が出るまでは思ったほど寒くないと思っていたのだが、店の人によれば今日はかなり冷え込んでいるそうだ。

1時間後のバスで駅に戻ると、15:40。釧路行きの発車時刻まで20分ある。そこで、タクシーに乗ってひとつ隣の東根室へ。高台の上にホームがあるだけの、根室市郊外の無人駅だが、こここそが日本の最東端に位置する駅である。
住宅街にある駅に着くと、駅の正面に夕日がまさに沈むところだった。あわててホームに上がり、シャッターを切る。時刻は15:54、さすがに、これほど早い時刻の日没は初めてだ。
16:02発の普通列車で、釧路に戻る。上り列車に乗り通すのは、このたび初めて。いよいよ、帰路である。

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網走から、朝6:40発の釧路行きで南下。この釧網本線は、本線と言いながら全区間非電化単線のローカル線だが、全区間を通して車窓がすばらしいことで知られる。 オホーツク海の海岸沿いを走り、2月には流氷も見られる網走ー知床斜里間。無人地帯の峠を越える緑ー川湯温泉間。そして、ラムサール条約指定地の釧路湿原の直中を走る塘路ー遠矢間。海、山、湿原という北海道の自然美を、3時間で見せてくれる。 降りたくなる駅はたくさんあるが、今日は釧路駅まで乗り通す。釧路まであと1時間足らずとなった頃、対向列車と待ち合わせのため、10分ほど停車となった。 この駅には、かつて降りたことがある。駅前に、若い茶トラのネコがいて、湖に行こうとしたのをやめて遊んでやったものだ。 十数年ぶりに訪れたその駅は、周辺こそ全く変わっていなかったが、駅舎の中はカフェになっていた。それも、サボやタブレット、模型などがずらりと飾られた、鉄分濃厚な店だ。 しかし、店の人が見あたらない。駅舎内には、乗客らしい男性が二人立っているだけだ。まだ9時台だし、準備中なのかもしれない。 モーニングコーヒーでも飲みたいところだが、時間がない。とりあえず、駅の中の雰囲気をメモしておこうとカメラを構えた…… 「撮影は、ご遠慮ください」 とつぜん、背後から声がした。振り返ると、例の「乗客らしき」男性が無表情で立っている。一瞬事態が飲み込めなかったが、どうやらこの男性は店の人で、店内の撮影はお断り、ということらしい。 旅行者向けの「鉄道」カフェで、しかも駅舎を再利用した店なのに、写真を禁じてどうする、とも思ったが、店の方針なら仕方ない。 「ああ、そうなんですか。わかりました」 おとなしくカメラをしまった。店の「主人」は何も答えず、表情すら変えない。 別の鉄道ファンらしき男性が入ってきた。「へえ〜」と言いながらカメラを構える。 「撮影は、ご遠慮ください」 驚く鉄道ファン。10秒ほど固まった後、訪ねた。「ここ、駅じゃないんですか」。 「そちらは店舗になりますので」 また無言。微妙な空気が流れる。 対向列車の音が聞こえた。それを合図に、僕ら乗客はぞろぞろと列車に戻った。「主人」からは、もちろん何の言葉もなし。 客に落ち着いて食事やお茶を楽しんでもらうために、店内を撮影禁止にするのは理解できる。しかし、旅人が立ち寄るカフェを撮影禁止にして、何の得があるのだろう。 かなりいい感じのコレクションだっただけに、もったいない。
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釧路東急INN滞在中。
……ほんとお願いしますよ、BSさん。
仕事しようと思ったのに、23時まで他のことできなくなっちゃったじゃないですか。
このタイミングで、「サウンドオブミュージック」とは……。
いや、DVD持ってるけどさ。
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今泊まっている部屋の、テレビの脇にある「インターネット」端子。
……どうやって使うんですか……。
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旭川から特別快速「きたみ」で網走に来た。10年ぶりの訪問だ。
19時半に着いたが、正月とあって、町はひっそりと静まりかえっている。今日も開いている日を探して、繁華街に出た。
網走を訪れると、毎回、目を向ける店がある。14年前、ユースホステルを使って北海道を一周していた時に入った、海鮮料理の店「S」だ。当時愛用していたガイドブックに載っていた。
その時の思い出。
友人と二人で店に入るなり、「いらっしゃいませ」も言われずに小上がりに座るよう促された。老夫婦と、息子なのかアルバイトなのか、若い男性の3人で切り盛りしているようだ。それなりに、込んでいる。
「荷物は、階段の下!」
空いたスペースに荷物を置こうとすると、いきなり怒鳴られた。邪魔になるとも思えなかったが、逆らってもしょうがないので指示に従う。
気を取り直してメニューを開くと、似たようなどんぶりものが並んでいる。お茶を持ってきたおばさんに、お勧めを訊いてみた。
「全部、お勧めです」
ぴしゃり。それ以上、何も言わない。しょうがないので、予算に合いそうな、適当などんぶりを注文。ついでに、瓶ビールを頼んだ。
「それだけ?」
おばさんからため息混じりに言われ、呆然としていると、若い男性がサッポロビールを持ってきた。
どん!とビールを置き、ガチャガチャとグラスをふたつ。栓抜きをぼんっと投げた。そして、僕を睨みつけて一言。
「つがねえよ」
出されたどんぶりに少しだけ箸をつけ、さっさと店を飛び出したのは言うまでもない。
それから何度か網走を訪れたが、そのたびに「S」が今もやっていることを確認し、信じられない思いだった。常連に対しては、違った対応だったのかもしれない。
ちなみに、「S」を紹介していたガイドブックは、数年後、新入社員の僕が編集担当に就くことになる。すぐに、店を差し替える手配をとった。
さて、10年ぶりに「S」を見に行くと、さすがに店は変わっていた。郷土料理の店「H」……。しかし、間接照明などを使って現代的にはなっているが、船の舵を飾った建物自体は「S」時代そのままだ。入ってみようかとも思ったが、その勇気は出なかった。
アーケードに出ると、時々空車のタクシーを見かけるくらいで誰もいない。適当な店に入り、イカの姿焼きで夕食とした。さっきレシートを見たら、一品間違っていて100円多く払っていた。網走の店には、とことんツキがないのかもしれない。
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2008.01.03
網走のホテルで、平成教育委員会を見ている。
長野オリンピック金メダリストの船木和喜が登場し、ジャンプのスタイルの変遷について解説していた。
船木「長野オリンピックの頃は、V字は減点の対象だったんです。その後2年くらいしてルールが変わり、減点にならなくなったんです」
こらーーーー!!!
ヘンなことを言わないでください、船木サン。
長野五輪ジャンプラージヒル個人で、「世界一美しいV字ジャンプ」で、飛型点オール20をとって金メダルを取ったのを忘れちゃったんですか?
V字ジャンプを認め減点しない方針になったのは、1992年のFIS総会か何かだったはず。94年のリレハンメル五輪の時には、純ジャンプでクラシカルやってる人は一人もいなかったし、長野では全く減点対象にはなっていなかった。
もう、そんなことも忘れちゃうくらい、日本は世界の舞台から遠のいているんですかね……。なんか、さびしくなった。
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旭川へ急いだのは何故か。それは、もちろん旭山動物園に行きたかったからだ。
年間入場者数300万人。上野動物園に匹敵する実績を誇り、「プロジェクトx」にも取り上げられた、"奇跡の動物園"。それが、旭山動物園だ。
何がそれほど人を引きつけるのか。それを肌で感じるため、プロジェクトXを含め、旭山動物園の成功を論じる情報には、なるべく触れないようにしてきた。
で、行ってみた感想。
……おもしろい。
帰りのバスの中で調べたWikipediaによれば、旭山動物園の成功は形態展示から行動展示に変えたことにあるらしい。なるほど、ペンギン館やアザラシ館の水中トンネルは美しかったし、もうじゅう館で見たライオンの異様な近さは、これまでの動物園にはあまりなかったものかもしれない。
でも、僕は園全体にあふれる、手作りの精神と、職員たちの自信がとても心地よかった。
あちこちに貼られた、手書きの解説。かわいい手描きのイラストと、はさみで切り抜いた紙焼きの写真が暖かい。貼りっぱなしで古くなった解説はひとつもない。それどころか、「去年はこういうことがあった」と書かれていたら、どうもそれは2007年のことらしいのだ。動物と環境の保護を訴える解説も、錆びた看板に書かれた活字と、真新しい手作りの貼り紙では、訴える力が全然違う。無数の解説を読んでいるうちに、僕は動物園のスタッフ全員と古くからの友人であるような気分になっていた。
旭山動物園冬の名物、「ペンギンのお散歩」。到着してすぐ見たこのイベント、タイトルを見たときは、ペンギンが整然と一列に並んで行進するショーをイメージしていた。
ところが、実際の「ペンギンのお散歩」は、本当にペンギンがダラダラ歩くだけなのだ。突然コースを外れて雪遊びを始める奴もいれば、沿道で見守る観客とにらめっこを始める奴もいる。歩くスピードもペンギンによって全然違い、もちろん芸なんて何もしない。しかし、それがかえって生き物らしい。
フラッシュ禁止など、観客に呼びかける注意も、事務的なところがなく楽しい。「ゆっくりお見せできなくて申し訳ありません。歩いているフリでも結構ですので、立ち止まらずにお進みください」。なかなか言えないよ、こんなこと。
10時45分に入場し、出たのは14時。予定を1時間も延ばして、列車の時間にぎりぎりだったが、それでも時間が足りなかった。できれば、平日にもっとゆっくり訪れたいものだ。
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たらポッキ温泉を選択し、さっぱりした後は、青森駅から夜行急行「はまなす」で札幌へ。
この列車、「北海道東日本パス」で乗れるのは自由席だけで、指定席や寝台を利用すると、乗車券も買わなくてはならない。しかし、自由席は2両しかないので、シーズンには行列ができる。
今日も、発車22:45に対して、21時には行列ができていた。もっとも、氷点下のホームに2時間もいるのはつらいので、多くの人は荷物だけ置いて避難している。荷物一個につき一人なら、まあ問題はない。僕も荷物を置かせてもらい、駅前にある行きつけの料理屋で地酒となかおち丼の夕食とした。
さて、ほぼ満員の急行「はまなす」ではぐっすり眠れ、青函トンネルも覚えていない。
5:55千歳線新札幌駅で下車。タクシーに飛び乗って、函館本線厚別駅へ向かう。
「はまなす」の札幌到着は6:07。しかし、これでは6:02発の旭川行き普通921Dに乗れない。次に旭川まで行ける普通列車は9時過ぎまでない。
そこで新札幌で「はまなす」を降り、タクシーで2km離れた厚別駅に行けば、6:15厚別発の921Dを捕まえることができるのだ。しかもこの列車、キハ40である。
と、言うわけで、現在6:33江別停車中。9時過ぎには旭川だ。なぜ、トリックまがいの技?を使ってまで先を急ぐのかというと……。
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2008.01.02
秋田15:28発大館行き。大館で乗り換え……と思ったら、40分停車の後そのまま青森行きになる。
青森までロングシートで3時間はつらい、というコメントがあったが、この列車は大館・弘前で長時間停車するので、なんと4時間半の長丁場だ。
一方で、大館から乗客の層は一変。さっきまであんなに大勢いた地元の人は消え、18きっぷなどを使っていそうな旅行者ばかりになった。
こうなれば、ロングシートでの飲食は恥ずかしいなどという意識は飛ぶ。みんな、大館名物の「鶏めし」などを買い込んで、旅モードに入った。僕はさっき秋田で食事をしたばかりなので、缶ビールのみ。
さて、次の一手で、また迷っている。選択肢は3つ。このまま青森に直行し、駅前で一杯飲むか。大鰐温泉で江南鉄道にチャレンジするか。あるいは、鶴ヶ坂で降りて「鱈ぽっき温泉」に行くか。
選択肢が多い旅は楽しい。
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というわけで、由利高原鉄道鳥海山麓線に初乗り。元の国鉄矢島線だ。
鳥海山麓線には悪いが、実は存在を今朝まで忘れていた。
かつて、国鉄の赤字ローカル線を引き継いだ第3セクター鉄道は、ほとんどの路線が乗客の減少に苦しんでいる。由利高原鉄道も、存続が危ぶまれている路線のひとつだ。JRなんかにうつつを抜かしている場合ではない。こうした中小路線こそ、積極的にお金を払って乗るべきである。
高原、とか、山麓、とか、観光路線っぽさを出そうと懸命なネーミングだが、実際に乗ってみると鳥海山麓線は地味な路線である。起伏は少なく、国道と畑の脇を淡々と走る。見所といえば、前郷駅でのスタフ交換くらいしか思いつかない。
それでも、終着矢島駅は、観光センターを兼ねた立派な駅舎になっていた。以前の駅舎も隣に残っているが、今は物置になっている。
現駅舎の売店におばさんの姿が見えたので、菓子パンを買った。
「はいよ、百マンエン!」
「……うわ、やすっ」
こういうノリは大好きだ。
往復運賃1100円、コーヒーと菓子パンで220円。合計1320円増収に協力できた。
「サンキューベリーマッチ!気をつけて!」
とことんノリのいいおばちゃんだったが、よく考えるとちょっと気にかかる。
……外国人と思われたのだろうか。
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↑小波渡駅近くの海岸から眺める日本海
第一の案、坂町から米坂線に入り、米沢・山形経由で秋田に出るルートはやめて、そのまま羽越線で北を目指す。冬の日本海を全く見ずに内陸に入るのは惜しい。
村上で酒田行きに乗り換え。あつみ温泉で朝風呂に入ろうかとも思ったが、昨日出る前にシャワーを浴びており、バスやらタクシーに乗って行くほどのことではないと思い直した。
結局、あつみ温泉駅の二つ先、小波渡に降りた。駅名に惹かれたのと、日本海の海岸が近そうだったからだ。
思った通り、小波渡は海岸沿いの集落だった。気温は0度くらい。身体はいいが、LOMOが心配だ。集落にはドライブインなどもあり、夏は海水浴客でにぎわうようだ。WILLCOMの基地局があったのは意外。しかもlSoftbankは圏外である。
1時間後の列車で一駅手前の五十川(読めますか?)に戻り、海岸をもう一度眺めてから酒田行きに乗った。今日初めての新型気動車キハ110だ。
第二の案、陸羽西線経由のルートも、気乗りがしなくなってきた。そうだ、あの路線に乗っていないじゃないか、僕は……。
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新潟4:51着。快速村上行きに乗り換える。かつてはムーンライト自身が村上まで行っていた。
残念ながらオールロングシート。最近は地方へ行っても、ロングシートの列車が多い。旅情も何もないが、だいぶ慣れた。
ムーンライトえちごが満席だったのでもっと込むかと思ったが、思ったより空いている。さて、この後は、3通りのコースがある。どれを選ぼうか。
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2008.01.01

そういうわけで、快速「ムーンライトえちご」3号車14番D席に乗車中。えーと、車番はモハ485\xB01057……って、どうでもいいね。
これから、「北海道・東日本パス」を使って、初鉄、いや初旅に行ってくる。
「北海道・東日本パス」は、青春18きっぷとよく似た性格のきっぷで、毎年春休み、夏休み、冬休みに発売されるフリーきっぷだ。値段はジャスト1万円。期間中の連続する5日間有効で、18きっぷのように1日ずつ使ったり、複数の人で分け合うことはできない。
自由に乗れる列車はJR北海道と東日本の普通列車で、JR東海や西日本、九州、四国の列車には乗車できない。
では、青春18きっぷを劣化コピーしたつまらないきっぷなのかと言えば、そうではない。
まず、青森−函館間を結ぶ夜行急行「はまなす」の自由席に乗車できる。そして、東北新幹線の八戸開業によってJRから分離された、東北本線盛岡−八戸間(IGRいわて銀河鉄道線、青い森鉄道線)にもそのまま乗車可能だ。
つまり、他に一切きっぷを買わなくても、朝7時に上野を発てば、翌朝6時に札幌に立てるのだ。その後3日間北海道を乗り歩き、4日目の晩に青森行き「はまなす」に乗れば、5日目の夜までに東京に帰ってこられる。
青春18きっぷでは、いわて銀河鉄道や青い森鉄道はもちろん、急行「はまなす」も別途乗車券を購入しなくてはならない。「北海道東日本パス」は、わずか1万円で、北海道を丸3日間好きなだけ旅できるという夢のようなきっぷなのである。
……え、札幌まで片道23時間乗りっぱなしは嫌ですか。わかってないなあ、もう。
で、僕の場合は、0日目の今夜、新潟行き「ムーンライトえちご」で出発する。「北海道東日本パス」は明日から有効なので、まずは日付が変わって最初に停車する高崎までの乗車券1890円は別途支払う。あとで車内改札の時に払えばいいだろう。
明日以降、WILLCOMで順次レポします。日本海側大荒れらしいけど、電車動くかなあ……。
お、発車した。行ってきます。
……ああっ、車内チャイム録音するの忘れたっ
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……危なかった。
ヨドバシで、イーモバイルのEm・ONE初号機が、クレードルに大容量バッテリーまでついて9980円。
安すぎる。1万円を出すだけで、今WILLCOMで感じている、通信速度の不満などから解放されるのだ。ワンセグが付いているというのもいい。
いや、まて。
深呼吸して、冷静に状況を考えた。
今はWLLCOMは解約できない。免除してもらっている端末のローンがそのまま降りかかってくる。
イーモバイルにプッシュメール(携帯の自動着信するメール)がないのも困る。
……思いとどまった。
こんご、このようなことがあった場合にはどうかみなさん背中を押して止めてください。
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明けましてめでとうございます。
2008年、平成も20年ですね。このブログも足かけ6年目。始めた当初とは、内容も環境も激変していますが、引き続き緩く自分勝手に続けていきます。どうかよろしくお願いします。
今年の目標、は何にしよう……?
えーと、とりあえず韓国に延べ60日くらい行くこと(無理っぽい)。
韓国語以外でも著書を出すこと。
今年こそ以下略。
さて、新年はいきなりですが旅立ちます。
日本海側で明日の朝まで大雪って、大丈夫なのかな……。
どうか、運休になりませんように。
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