文庫本自動販売機
中野駅5・6番線ホームに、文庫本の自動販売機なんてもんがあった。
お菓子とか、乳製品とかを売っているオープンタイプ(中の商品が見えるタイプ)の自販機で、文庫本を売っているのだ。
面白い試みとは思うけど、どうなんだろう。
そもそも、商品のラインナップが微妙。
水木しげる「総員玉砕せよ!」
吉田戦車「吉田電車」
鴨志田穣・西原理恵子「カモちゃんの今日も煮え煮え」
安野モヨコ「美人画報」
秋庭 俊「新説東京地下要塞」
これらの商品を見て、「お、便利だな、よし、1冊買って電車の中で読むか。じゃあ俺はこの"総員玉砕せよ!"を」と思う人がどれだけいるのだろう。
こういうところにこそ、気軽に読めるケータイ小説とか、書店では手に入らないミシュランレッドガイドなどを並べるべきではないだろうか。
まあでも、僕好みのタイトルも多いので、一度は買ってあげよう。
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