『東京 本気の韓国料理店』まもなく発売
久しぶりに仕事の話。
いよいよ来週11月16日(金)、『東京 本気の韓国料理店」が発売される。
今年の夏は、この本の制作にすべてを捧げたと言ってもよい。
コリアンフードライターとして、多方面で活躍している八田靖史くん。
韓流ライターとして、芸能界にも強いパイプを持つ山崎裕子さん。
時刻表検定の準備に余念がない栗原 景。
さらには、中国や韓国を主なテーマに、多くのメディアで活躍している佐藤憲一カメラマン。
ヨン様をはじめ多くの韓流スターを撮影して来た李世午カメラマン。
約1名を除き、実にそうそうたる取材スタッフが集まった。
取材スタッフが一人残らず(もとい、一人を除いて)韓国のプロフェッショナルというガイド本は、奇跡に近い。
『東京 本気の韓国料理店』は、新大久保をはじめ、東京のコリアンタウンにある韓国料理店180店舗を紹介したガイドブックだ。有名どころも載っているが、僕らでないと絶対に取り上げないような、あり得ないほどディープな店も載っている。
今まで、焼肉料理店のガイドや、エスニック色を前面に押し出した韓国料理ガイドはあったが、「東京にいながらにして、韓国の食文化を知る」ことを正面から突き詰めたビジュアルなガイドはほとんどなかった。
この本には、豚焼肉うまい!って店もあれば、正統な韓定食を突き詰めている店も載っている。日本に来た韓国人が、日本人に自国の食文化を知ってもらうためにアイディアを振り絞った店も、在日韓国人が長年提供してきた家庭料理もある。コリアンタウンだけに固執せず、横浜や池袋、松戸といった地域にあるいい店も紹介してある。
まあ、自分で言うのもなんだが、いい本になった。
八田くんの、韓国料理に対する造詣の深さや人脈、情熱には圧倒されたし、山崎さんの韓国に対する愛情も素晴らしかった。栗原の、道ばたのネコを発見する嗅覚も実に研ぎ澄まされていた。一人一人が、その才能を存分に発揮したと言えるだろう。
もちろん、初めて作った本だ。制作期間も非常に短く、正直に言って改善すべき点はたくさんある。それだけに、1回だけで終わりにせず、新版を出してひとつずつ良くしていきたい。
そのためには、この本が売れてくれないと困る。1200円とお手頃価格なので、どうか1冊、よろしくお願いします。
ちなみに、今回僕はあまり記事は書いていない。食のことであればやはり八田くんがプロフェッショナル。僕は主に編集とカメラマンとして参加した。180店舗中、約100軒は僕の写真だ。この仕事のために、PCは買い換えるは、40Dは買うは、ストロボは壊しまくるは、まあいろいろあった。
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Comments
愛さん、こんにちは。遅くなりました。
お買い求めありがとうございますm(_ _)m
僕は編集と写真がほとんどんで、テキストはあまり書いていませんが、どうぞ活用してください。
ライターの八田靖史くんのブログにも感想をいただけると、みんな喜びます。
韓国ネタがどうにも少ない今日この頃ですが、実は来週韓国行ってきます。どうぞまた遊びにきてください。
Posted by: かんりにん | 2007.11.24 20:55
はじめまして。愛と申します。
書店で偶然この本を見つけました。
韓国料理が好きなのですが、いままで適当に
新大久保を歩き回っていたので、このような
ガイドブックが出版されてありがたいです!
Posted by: 愛 | 2007.11.23 00:32
そうですね、えーと、1,200円?
それなら何とか工面できそうですよ。
でも誤植があったら割引ですね。
Posted by: もっこしぽ | 2007.11.12 00:03
もっこしぽさん、そうなんですよ。
一生懸命作りました。
え、制作費を出してくださるんですか。恐縮です。
本当にありがとうございます。
今度、新大久保でお会いしたときにでも。
Posted by: かんりにん | 2007.11.11 17:49
僕のためにわざわざこういう本を作ってくれるなんて、
本当にどうもありがとうございます。
Posted by: もっこしぽ | 2007.11.10 14:13