ガラガラ
こんなに空いているのは初めて。
出国審査場にも、審査官6人に対して出国者が4人しかいない。
パスポートと搭乗券を提示した。
「おはようございます。済州島ですね。ご旅行ですか……。今日は空いていますね。こんなに空いているのは珍しくて、私たちもどうしたんだろうって言ってたんです。はい結構です。では、お気をつけて」
出国審査官がこんなに愛想が良いのも異例だ。
さてどんな取材になりますやら。
こんなに空いているのは初めて。
出国審査場にも、審査官6人に対して出国者が4人しかいない。
パスポートと搭乗券を提示した。
「おはようございます。済州島ですね。ご旅行ですか……。今日は空いていますね。こんなに空いているのは珍しくて、私たちもどうしたんだろうって言ってたんです。はい結構です。では、お気をつけて」
出国審査官がこんなに愛想が良いのも異例だ。
さてどんな取材になりますやら。
ライターの知人が、仕事用にデジタル一眼レフを導入するので、アドバイスがほしいという。
話を聞くと、ブツ取りの機会が多く、それなりにしっかりライティングして撮影できる環境がほしいらしい。ひとことで言えば、フラッシュをカメラから離し、反対側から光を当てるワイヤレス撮影をしたいということだ。
予算は、限られている。
少し考えて、思いついたのがソニーのα100だった。新型のα700が出て値段が下がっているし、ソニー(というかミノルタ)は伝統的に、内蔵フラッシュをコントローラーにして、オプション無しに外付けフラッシュとのワイヤレス撮影ができる。別途赤外線リモートコントローラーが必要なキヤノンよりお手軽だ。
一眼レフは初めてということで、ボディ内手ぶれ補正やゴミ取り機能などもほしい。そうなると、必要な機能が一通り搭載されているα100が最適だと思ったのだ。オートフォーカスのスピードが弱点だが、動体を撮るわけではないので、あまり問題にはならないはずだ。
特定の機種を押しつけてもいけないので、無難なキヤノンEOS Kiss DigitalXも一応候補に入れて、一緒に某カメラ店に出かけた。
1時間後。
彼が購入したのは、EOS Kiss DigitalXだった。
キヤノンの、静かで恐ろしく速いオートフォーカスに、かなり魅せられたようだ。
僕は驚いた。しばらく前、別の知人にカメラ購入の相談を受けた時も、ほぼ同じ流れでEOS購入に至ったのだ。その人の場合は、なるべく安くということで、当時最安値だったニコンD40で決まり、と思っていたのだが、実際にカメラを触ってみたら、2万円も高いEOSに魅せられていた。
その時も、決め手は静かで速いオートフォーカス。
手ぶれ補正ももちろん大事だ。防塵防滴処理や見やすいファインダー、優れたレンズ互換性というのも、間違いなく長所だろう。だが、それらはすべて使い込んで初めてわかること。
たしかに、どんなレンズにも効く手ぶれ補正っていうのは大事だよな……と頭でわかっていても、目の前で俊敏なオートフォーカスを体験すると、気持ちがそちらへ行ってしまうのだ。
さすがは、キヤノンだ。消費者が、どんなふうに魅力を感じるか、よくわかっている。ちょっと、キヤノンという会社のいやらしさも感じたのだけれど。
これでまた、EOSの友だちが増えた。まずはEF50mmF1.8IIを貸してあげたので、まもなく彼もレンズ沼に沈んでいくに違いない。
仕事で、東京から列車で2時間弱の某地方を取材してきた。 当初2日の予定が、プランニングしたら絶対に無理ということになり、3日間に変更、それでも思うように進まず、結局4日かかってしまった。
それにしても、日本の冬って、日照時間が短いね。
16時過ぎには日が沈む。昼間の絵を撮れるのはせいぜい15時くらいまでだ。
そういうわけで、毎日16時過ぎにはお仕事終了。おかげで、早寝早起きの健全な生活を送ることができた。
さて、今回の仕事は、前半レンタカーを利用した。
運転は、楽しい。どこでも好きなところに行けるし、機械を操作・運転するという行為そのものが本能的に楽しいのだ。僕は列車の旅が好きだが、車の運転もかなり好きだ。
しかし、取材の手段として考えると、車は案外不便である。
時間を気にせず、どこにでも行ける車は、鉄道やバスよりも取材に最適な交通機関というのが一般的な評価だが、僕にとっては、必ずしもそうではない。
たとえば、ここで写真を撮ろう!とひらめく場所があっても、すぐに撮影に入れない。車を安全に駐車出来る場所を探し、エンジンを止める。後部座席からカメラを取り出し、車上荒らしに遭わないよう気をつけて、閃いた地点に走る。
その頃には、ひらめいたときの情熱は、何割か失われているのだ。
ちょっと、軽く押さえておきたいな、程度のひらめきだと、面倒になってそのまま通り過ぎてしまう。結果、事前に予想しておいた、当たり前の絵しか撮れない。
また、「発車時刻」に縛られないので、ちょっと気に入ったところがあるとダラダラと時間を浪費してしまい、後で痛い目にも遭う。
済州島を車で取材したときもそうだったが、実は列車とバスで取材したほうが、時間も読めるし、メリハリが効くのでやりやすいのだ。
列車は時間が決まっているので小回りが効かない、というのは、実はあまり正しくない。僕がだらしないだけかもしれないけど。
中野の某商店街に住み着いている外猫親子。
この前までは、もう一匹白黒の子供がいたんだけどねえ。
育たなかったみたい。
ついこの前までは、この柱の影から、母親に無理矢理押し出されていたのだが、だいぶ外の世界にも慣れてきたようだ。
お見合い用の写真を、というノリで撮ってあげたのがこれ。
いっつもぽこぽこ産んでいるオバサンだけに、しつけはちゃんとしているようだ。カトちゃん髭がすばらしい。
ここまで来れば、病気しなければ大人になるね。
と、言うわけで受けてきました、時刻表検定。詳しい人でも相当難しく、時間が足りないと聞いていたので、今年は慎ましく第2種のみ。使い慣れないJR時刻表だったので、正直自信はなかった。
感想。趣味の検定というのもいいもんだ。
こうした「検定試験」を受けるのは、2004年の「韓国語能力試験」以来のこと。あのときは、3年間の語学留学の集大成ということもあり、相当緊張した。それに比べれば、趣味の検定である時刻表検定は気が楽だ。見回すと、専門学校生、小中学生、お年寄り、女性と実に様々な人が集まっている。お父さんと息子とおぼしき人もちらほら見かけた。親子で時刻表の知識を競うなんて、いい家族だ。
結果。事務所に戻って自己採点したが、3級(第2種の最上位)はまあ大丈夫そう。なんとか面目は保てたと思う。
設問は、全部で90題、時間は90分。時刻表の使い方から始まって、路線図、主要な駅の案内図、お得なきっぷの案内と、JR時刻表の頭から順番に出題されていた。見るべきページもだいたい設問に書いてあったので、思ったほど苦労がなかった。
全体を見ると、前半にケアレスミスが多かった。時間が足りない足りないと聞いていたので、焦っていたのだろう。時間が読めてきた後半は、ケアレスミスはなかった。
痛かったのは、グリーン特急券の設問を落としたこと。うっかり、グリーン料金を指定席特急料金と合算してしまった(正しくは自由席特急料金と合算)。普段乗り慣れていないからとは言え、基本中の基本。恥ずかしい。
やっぱり時刻表クイズ大会という感じで楽しかったのだが、できることなら、JTB時刻表でも受験できるようにしてほしいものだ。「JRニュースに関する問題」とか「『JRのトクトクきっぷコーナー』に関する問題」とか、本当にJR時刻表の11月号を見ないと答えられない問題が多かった。子供の中にはJTB時刻表を持ってきている人も見かけたし、こんなところで企業論理を振り回してほしくないものだ。
来年は、第1種を受けてみよう。
今年の流行語大賞候補が出そろった。
やっぱりというべきかなんというか、候補のひとつに、あの言葉が。
鉄子。
横見さん、おめでとうございます(笑)。
鉄子 テツコ。鉄っちゃん(鉄道マニア)の女性版。漫画『鉄子の旅』(菊池直恵)が起爆剤だが、人気コラムニスト酒井順子による『女子と鉄道』も、「鉄」にグレード感を与えたといわれる。(ユーキャン新語・流行語大賞候補語解説より)
まあ、正直トップテンは難しいとは思うけど。いや、あの会社には鉄の先輩がいらっしゃるので、案外わからなかったりして。いやいや、関係ないから。
個人的には、あまり流行語だとは思わないなぁ。まだまだ、興味本位で上っ面をすくい取ったような報道ばかりで、この程度で流行したなんておこがましいでしょ。
もっとも、「サミング」とか「かわいがり」とか、「ナントカ還元水」には負けてほしくない。
流行語大賞を取るのは、2年後くらいにしてくれませんかね。
ごめんなさい。僕は嘘をつきました。
「時刻表検定の準備に余念がない」なんて書いたが、実は何もやってない。ていうか忙しい。
来週、地方取材が入ったので、今週中に溜まっている原稿やゲラを片付けなくてはならない。だが、こういうときに限って、締め切りが集中する。
いや、「東京本気の韓国料理店」の制作に集中していて、他の仕事を待ってもらっていただけなんだけど。
まあ、日曜の午前中だけだから、クイズ大会として受けてこようとは思うけど。
DSの検定ソフトでも買ってくるかな。
たぶん、絶対誰かさんには勝てません_| ̄|○
「広末ベーカリー」が話題になっているらしい。
FREAK TVという、動画配信サイトの連載で、広末涼子がひたすらパン作りに挑戦する動画ブログ?だ。
特に何の捻りもなく、パンの先生と一緒に、ニコニコ、淡々とパンを作っていく広末涼子。その姿に、ネット上では「意味不明」「なぜ広末がパンを作るのか」「あまりにも捻りがない」という声が上がっている。
で、見てみたんだけど、確かに何の工夫もない。広末涼子が、ただパンを作るだけ。
なるほど、今どき珍しいくらいストレートな企画なんだけど、そんなにおかしいか、これ? 僕はむしろこの程度の話でニュースになってしまうことに驚いた。
世間は、広末が何かやってくれることを「期待」しているんだろうか。
たとえば「はなまるマーケット」の中で森口博子あたりがこのコーナーをやってたら、何の違和感もないと思う。そうでもないか? 前後に流れのないネット動画だから、微妙にユルい唐突感が出ただけで。
「広末涼子なら、何か(微妙にスキャンダラスなこと)をやってくれないと」
そんな風に思っているのかな。
やだねえ、やだやだ。
最近は、広末涼子というと、奇行がどうたらといった話ばかりだったので、僕はこの動画を見て、ちょっとだけホッとした。
……ていうか、それよりもあんた、このFREAK TV、「くになかSCHOOL」なんて連載もあるじゃないですか!ってこっちも同じようにユルいんですけど。あれ? 春子姉ちゃんまで………こちもユルい……。
すみません、ブログ書いてる場合じゃありませんでした。逝ってきます。
とりあえず、おめでとうさん。
これほど緊迫したアジアシリーズは初めてだった。
勢いがどうのとか、僕が韓国びいきだとか、そういう話を一切抜きにしても、SKワイバーンズは本当に強かったな。
8回裏の同点ホームランは、本当にすごかった。正直、負けたと思った。
これからは、日本も本気を入れてアジアシリーズに取り組まないと、来年は間違いなくやられる。
来年は、ソフトバンクホークスvsSKワイバーンズを見たい。
選手の皆さんお疲れさまでした。
え、僕が見に行った試合だけ、ドラゴンズが負けたって? まあまあ、優勝したからいいじゃないですか。
6月のエントリで、「アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』は、妖怪長屋だ妖怪横丁だといった余計な設定など付けず、とことん妖怪道を究めて欲しいものだ」と書いたら、実現してしまった。
鬼太郎の原点、貸本版の『墓場鬼太郎』が、とうとうアニメ化されることになったのだ。
すっかり正義のヒーローとなり、最近では萌えキャラにまでなってしまった鬼太郎だが、本来は人間に不幸をもたらし、時には地獄に落としたりもする、恐ろしい幽霊族の末裔だった。
恐ろしくてこそ鬼太郎。ずっとそう思っていただけに、『墓場鬼太郎』のアニメ化は心から嬉しい。
しかも、キャストが凄い。
鬼太郎=野沢雅子
目玉おやじ=田の中勇
ねずみ男=大塚周男
そう、アニメ第1・第2シリーズの声優が、勢揃いするのだ。
夏休みに、NHKのドラマ「総員玉砕せよ!~鬼太郎が見た玉砕」で、この3人が声をあてていたのは、『墓場鬼太郎』のテストだったのかもしれない。
他にも、多数のサプライズが用意されているらしい。もしかしたら、オープニングは熊倉一雄、エンディングは加藤みどりが歌ったりするのだろうか。いや、熊倉一雄はすでに齢80歳のはずだ。
墓場鬼太郎のエピソード、「妖奇伝/幽霊一家」、「地獄の片道切符」「下宿屋」といった作品は、いずれも日本漫画の金字塔である。
恐ろしくてこそ、おどろおどろしくてこそ、鬼太郎だ。深夜放送なので、ぜひ、部屋を真っ暗にして一人で見よう。
追記:この前リメイクされたのは「ゆうれい電車」のほうでした。
久しぶりに仕事の話。
いよいよ来週11月16日(金)、『東京 本気の韓国料理店」が発売される。
今年の夏は、この本の制作にすべてを捧げたと言ってもよい。
コリアンフードライターとして、多方面で活躍している八田靖史くん。
韓流ライターとして、芸能界にも強いパイプを持つ山崎裕子さん。
時刻表検定の準備に余念がない栗原 景。
さらには、中国や韓国を主なテーマに、多くのメディアで活躍している佐藤憲一カメラマン。
ヨン様をはじめ多くの韓流スターを撮影して来た李世午カメラマン。
約1名を除き、実にそうそうたる取材スタッフが集まった。
取材スタッフが一人残らず(もとい、一人を除いて)韓国のプロフェッショナルというガイド本は、奇跡に近い。
『東京 本気の韓国料理店』は、新大久保をはじめ、東京のコリアンタウンにある韓国料理店180店舗を紹介したガイドブックだ。有名どころも載っているが、僕らでないと絶対に取り上げないような、あり得ないほどディープな店も載っている。
今まで、焼肉料理店のガイドや、エスニック色を前面に押し出した韓国料理ガイドはあったが、「東京にいながらにして、韓国の食文化を知る」ことを正面から突き詰めたビジュアルなガイドはほとんどなかった。
この本には、豚焼肉うまい!って店もあれば、正統な韓定食を突き詰めている店も載っている。日本に来た韓国人が、日本人に自国の食文化を知ってもらうためにアイディアを振り絞った店も、在日韓国人が長年提供してきた家庭料理もある。コリアンタウンだけに固執せず、横浜や池袋、松戸といった地域にあるいい店も紹介してある。
まあ、自分で言うのもなんだが、いい本になった。
八田くんの、韓国料理に対する造詣の深さや人脈、情熱には圧倒されたし、山崎さんの韓国に対する愛情も素晴らしかった。栗原の、道ばたのネコを発見する嗅覚も実に研ぎ澄まされていた。一人一人が、その才能を存分に発揮したと言えるだろう。
もちろん、初めて作った本だ。制作期間も非常に短く、正直に言って改善すべき点はたくさんある。それだけに、1回だけで終わりにせず、新版を出してひとつずつ良くしていきたい。
そのためには、この本が売れてくれないと困る。1200円とお手頃価格なので、どうか1冊、よろしくお願いします。
ちなみに、今回僕はあまり記事は書いていない。食のことであればやはり八田くんがプロフェッショナル。僕は主に編集とカメラマンとして参加した。180店舗中、約100軒は僕の写真だ。この仕事のために、PCは買い換えるは、40Dは買うは、ストロボは壊しまくるは、まあいろいろあった。
書店に行くのが面倒という方は、こちらからどうぞ。Yahooブックスで購入し、セブンイレブンで受け取れば送料無料です。しつこいようですが、アフィリエイトではありません。
最後のバッター、立浪
「いやあ、お約束どおり中日がSKワイバーンズに敗退。ジンクスは生きていた。僕のせいですスミマセン」
と、書こうと思ったのだが、やめやめ。僕のジンクス云々以前に、中日の戦いぶりは本当にひどかった。
いったい、いくつミスをしたのだろう。エラーを重ね、パスボールで失点。特に7回表の3失点は、とても「日本代表」と言える内容ではなかった。
いくら、日本シリーズから日が空いたといっても、勝手知ったる東京ドーム、いいわけはできないはずだ。
中日は、いや、日本の球団は、アジアシリーズをなめすぎではないだろうか。
逆に、SKの戦いぶりは見事だった。いくら調子がいまひとつとはいえ、中田からそう簡単にヒットを何本も打てるものではない。一人ランナーが出ると、足でかき回し、ワンチャンスをものにする。以前、韓国で僕が見たパワー頼みの大味な韓国野球とは全く別ものの、緻密な野球をやっていた。
SKのキム・ソングン監督は、去年までロッテマリーンズのコーチを務めていた日本通ということだ。勝利監督インタビューでは、国際試合の慣習にのっとって、母国語で話し通訳をつけていたが、実際には日本語もペラペラ。一昨年はロッテのコーチとしてアジアシリーズでの戦い方も経験していたわけで、向こうのほうが一枚も二枚も上手だったというわけだ。
キム・ソングン監督の人柄か、試合終了後も、WBCで見られたような国際大会として失礼な振る舞いは全くなく、とても後味がよかった。できれば、決勝でもう一度、ベストな状態になったドラゴンズと対戦してほしいものだ。今年は、僕は決勝には行けないけれど。
見事な戦いぶりだったSKワイバーンズ
今日も、中日は台湾の統一ライオンズに大苦戦を強いられた。この分では、明日中国に勝っても得失点差で決勝進出を逃しかねない。
いよいよ、本当の意味でのアジアシリーズが開幕したのだと思う。
まだまだ日本ではオマケ的なイメージしか持たれていない大会だが、来年からは、日本シリーズを「アジアシリーズ進出チームの決定戦」とするくらい、気合いを入れてほしい。
それにしても、15年ぶりのドラゴンズスタンド。応援歌がすべて入れ替わってしまったので、知っている曲が落合監督以外ひとつもなかった。やっぱり、球団としての思い入れはファイターズ、応援していて楽しいのはマリーンズだなあ。僕は根っからのパリーグっ子ということか。
去年の日ハム、一昨年のロッテに比べると鈍い客足。
ライト側も余裕で座れた。
一人で来ている人も多い。
やはり、首都圏に基盤を持たない名古屋の球団だからかな。
シートノック、韓国語では守備練習(スビヨンスプ)っていうんだ。
初めて知った。
日本初のF1レギュラードライバーといえば、中嶋悟。
その息子の中嶋一貴が、来シーズン、ウィリアムズからF1にフル参戦することが正式に発表された。
中嶋一貴、来季はウィリアムズでF1フル参戦!
現地時間(以下、現地時間)7日、ウィリアムズがプレスリリースを通じ、来季のドライバーラインアップを発表した。ニコ・ロズベルグ、そして中嶋一貴がレギュラードライバーとして2008シーズンに臨む。(ISM)
昔、中嶋悟最後の日本グランプリを見に鈴鹿へ行った。当時一貴は6歳、小学1年生だった。それが、来年はF1のレギュラードライバーである。
もしかして、僕も歳をとっているのだろうか。
まあ、それはともかく。
ウィリアムズからの本格参戦については、評価が分かれている。かつてF1界に君臨し、ネルソン・ピケ、ナイジェル・マンセル、アラン・プロストといったチャンピオンを産んだ名門からのデビューを賞賛する声。メーカーワークス全盛の中、すっかりチャンピオン争いから遠のいた"かつての名門"の実力を疑問視する声。トヨタエンジン供給継続の見返りと考える人も多いようだ。
確かに、ウィリアムズはもう4年も優勝から遠ざかっているが、優勝113回という実力のあるチーム。アレクサンダー・ブルツの代わりに出場したブラジルグランプリでも、まずまず速かったし、来年のF1がまた楽しみになった。
一方、気になるのが日本人最速のドライバー、佐藤琢磨の今後だ。来年もスーパーアグリで走ることが決まっているが、もうスーパーアグリ専属としてドライバー人生を終えてしまうのだろうか。一発の速さに安定性が加わった今こそ、もう一度トップチームで走る琢磨を見たい。ほら、アロンソが抜けたマクラーレンとか……。ないよなあ……。
「ソフトバンクご紹介キャンペーン キャッシュバック引換券」というクーポン冊子が送られてきた。
冊子は5枚綴りで、このクーポンをこれからソフトバンクに新規契約する人に渡し、契約時に提出してもらうと、自分と新規契約者にそれぞれ5000円がキャッシュバックされるというものだ。
5枚とも使えば、2万5000円入ってくる計算。
ネットでは、「まるでネズミ講のようだ」と、「ネズミ券」と呼ばれているらしい。"紹介した人がさらに新規契約者を紹介するとキャッシュバックがある"、といった無限連鎖はないのでネズミ講ではないが、そう呼びたくなる気持ちはわかる。
2ちゃんねるやmixiでは、見知らぬ人同士で連絡を取り合って、紹介しているそうだ。変なトラブルが起きなければいいけれど。
そうかと思えば、「他社で月1万円以上請求されている人がソフトバンクに乗り換えたら1万円キャッシュバック」なるキャンペーンも始めた。「ご紹介キャンペーン」との併用も可能で、最大1万5000円のキャッシュバック。月額基本料金の7カ月分にも相当する。
なりふり構わぬ現金ばらまき作戦。本当にソフトバンクは必死だ。ある程度採算を度外視しても、新規契約者を獲得しなくてはならないらしい。モデムを無料でばらまいた、YahooBB!の時と同じ印象だ。
一方、ソフトバンクのあおりをまともに受けているのが、PHSのウィルコムだ。10月は、とうとう2万3000契約の純減となってしまった。
資本力にものを言わせて"実弾"をばらまくソフトバンクのやり方は、正直良い印象がないが、ソフトバンクの後追いばかりですっかりつまらなくなったウィルコムにも、もっと頑張って欲しいものだ。
あ、そうそう、これからソフトバンクに加入しようという人がいたら、紹介します。ご連絡を(笑)。
いよいよ明日開幕。
日本、韓国、台湾のいずれも絶対的に強いチームはなく、毎年違った球団が出場してくる。
日本といえど、決して盤石ではない。
むしろ、日本が敗れたときが、真のアジアシリーズ開幕とも言える。
さて、明日の中日vsSK戦のチケット購入。
本当に来られるかわからないけど、楽しみだ。
ところで、アジアシリーズのシンボルマークが、F1のスーパーアグリのマークに見えるのは僕だけですかね?
週末"プチ"乗り鉄シリーズ再開。あまりお金を使いたくないけど、どこかに行きたいな……と思った時は、最近はとりあえず京浜急行に乗ることが多い。
京浜急行の魅力のひとつは、"なんとかつき"がしやすいことだ。
開放感のある運転台で、2100形は展望席も用意されている。この車窓を、乗車券だけで楽しめるのはお得だ。ヲタっぽくない人でも、よく前方の風景を凝視している。
そして、ここから眺める風景のハイライトが、品川-横浜間の120km/h運転である。
京急本線はもともと路面電車をルーツにもつ路線で、民家の軒先をかすめ、カーブやアップダウンもかなりある。にもかかわらず、品川-横浜間では、JRに対抗して最高時速120kmで運転するのだ。こまめに加減速を繰り返し、電車と線路の性能を限界まで引き出す光景は、かなりのスリルだ。
そのハイライトが、京急鶴見-横浜間のJRとの併走区間だ。この日は、うまい具合にライバルの特急「踊り子」が出現した。品川駅を3分遅く発車したにもかかわらず、こちらが京急蒲田、京急川崎に停車している間に抜き去っていった不届き者である。
15両編成の「踊り子」を、併走区間が終わる前に華麗にオーバーテイクしていく。それにしても、この一連の写真を撮っている姿は、知り合いには見られたくないものだ。
横浜を出るとすぐ通過するのが、旧平沼駅跡のホーム。戦争中の空襲で破壊された姿を、保存しているのだそうだ。以前は焼けて鉄骨だけになったドームが残っていたが、安全上の理由から撤去された。補強してでも残しておいてほしかった。
そして、この後電車は上大岡、金沢文庫を経由して三浦半島に入っていく。
安価な運賃、 ドレミファインバーター、120km/h運転、下町感あふれる沿線、「雑色」「梅屋敷」など降りてみたくなる駅名、のどかな景色が広がる三浦半島と、京浜急行には実に魅力が多い。この日はすぐに引き上げたが、近々友人とまたゆっくり訪れる予定だ。
受験票が来た。
こういう試験?を受けるのは、韓国語能力試験以来3年ぶりだ。
会場の、ホスピタリティ・ツーリズム専門学校は、要するにトラベルジャーナル旅行専門学校。Weeklyトラベルジャーナルの編集部にはしょっちゅうお邪魔しているが、「受験」するのは初めてだ。
しかし、試験勉強するヒマがない。
JTB派の僕にとって、JR時刻表を使用というのはかなりのハンデだ。
試験日は、18日。
まあ、クイズ大会と思って、気楽に受けてきます。
中日ドラゴンズ、優勝おめでとう!
仕事が忙しくて見られなかったのが、本当に残念だ。
去年は、少年ファイターズ会OBとして日本ハムファイターズの優勝を喜んだが、今年は元東京ドラゴンズ応援団シンパとして、中日ドラゴンズの優勝を喜びたい。
高校時代、ドラゴンズの私設応援団に知り合いがいたこともあり、セリーグではずっとドラゴンズを応援していた。特に、88年から91年にかけては、足繁く神宮のヤクルト中日戦に通い、「遠い夜空にこだまする……」と歌っていたものだ。いやほんと。
当時は、星野竜の黄金時代。彦野、立浪、落合、宇野、大豊、小松、西本、山本昌、今中。実にそうそうたるメンバーだった。僕にとっては、立浪の応援歌は今でも「ガラスの十代」だし、助っ人外人と言えばバンスローとディステファーノだ。
しかし、浪人時代の91年を最後に、僕は球場には行かなくなった。
理由は簡単だ。
僕が見に行くと、負けるのだ。
特に、90年から91年にかけては、未曾有の8連敗を記録した。最後には、知り合いの応援団員に「彼のジンクスを我々の力で破ろうではありませんか!」と応援のネタに使われる始末(しかも、その試合も逆転負け)。
90年と91年のドラゴンズの成績は、133勝127敗。勝率5割を超えているのに、8連敗というのは、なかなかできるものではない。
そんなわけで、1992年からは、ずっと心の中で応援していた。
そろそろ、封印を解いてもいいだろう。今年も、アジアシリーズを見に行こうと思う。
まずは、11月8日18時プレイボールの、中日ドラゴンズvsSKワイバーンズ。
これでドラゴンズが負けたら、間違いなく、100%僕の責任だ。期待して待っていてほしい。
気がつけば、11月。
いやー、この3週間、ほんとハードだった。
人間、その気になれば3徹4徹できるものですね。
お待たせしちゃって、迷惑かけている会社もあるし。
そろそろ、復活します。
そうそう、
木村裕子ファンの皆さま、そろそろ、皆さんからいただいたメールを、お約束通り破棄処分します。
奇特にも、私に連絡をつけたいという方は、恐れ入りますが左の「メール」リンクからメールをください。
でわでわ。
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