ご飯のおかわり自由
ご飯のおかわりが無料の定食屋で夕食。
おかわり自由と聞くと、一膳目はどうもおかずをケチケチ食べてしまう。根っからの貧乏性だ。
今日も、肉野菜炒めを1/3ほど食べたところで、一膳目が終了した。
この店は、おかわりはセルフサービス。これが、女性客の少ない理由のひとつになっている。
茶碗を持って、席を立とうとしたそのときだ。
「ああっ!」
奥の厨房から、店員の小さな悲鳴が聞こえた。客の注目が、厨房に集まる。
ややあって、奥から出てきたおばさん店員は、茶碗を持って立ちつくしている僕に言った。
「すみません、炊飯器のスイッチが入っていなくて、ご飯がなくなっちゃったんです。しばらくお待ちいただけますか」
「どのくらいですか」
「今スイッチを入れたので、40分くらいですね」
「……」
このおかず、どうしよう。
まだ注文した物が出ていない人には、代金が返金さされた。しかし、僕はご飯1膳、おかず1/3を食べてしまっている。しょうがないので、食券販売機で、生ビールのチケットを買った。
ビールを一口飲んで、思った。
「このビール、ご飯の代わりにサービスでくれって言ったら、通ったかなあ……」
イケてない日は、発想もイケてない。
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Comments
いやあ、あのおかずを消費するには、ご飯かビールしか考えられませんでした。
あ、「じゃあ、そこのオリジン弁当で買ってこい」って言えば良かったかなあ(笑)。
Posted by: かんりにん | 2007.02.05 02:33
そんな不運もあるんですね。でも、ビールを飲むことに
決めたと言う決断がすばらしいとおもいます。
でも、炊飯器のスイッチが入ってなくて残念でした。
Posted by: ひろし | 2007.02.05 00:09