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2007.01.11

NATURAを真似た高感度撮影

M3019

 今年に入って、デジタル一眼レフカメラをあまり持ち歩かなくなった。

 逆に、最近凝っているのが、フィルムカメラだ。小型の一眼レフカメラに大口径の単焦点レンズを付け、超高感度フィルムで撮影する。大口径単焦点レンズとは、ズームがなく、暗いところでも明るく写るレンズのこと。ISO1600という超高感度フィルムと一緒に使えば、ほとんど暗闇と言っても良いほど暗いところでも、ストロボ・三脚なしで自然な雰囲気の写真が撮れる。

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 単焦点レンズと超高感度撮影なら、デジタル一眼レフでも普通にできる。だが、デジタルは、超高感度独特の味わいが出ない。ISO1600のフィルムで撮影すると、フィルムの粒子の荒さが強調され、コントラストの強い写真になる。高画質とは言えないが、これがいかにもフィルムらしい、趣があるのだ。デジタルでも高感度にすると画像が荒れるが、どちらかというと電気的なノイズという感じ。デジタルは撮像面がフィルムより小さいので、同じレンズを使ってもフィルムカメラより狭い範囲しか写らないというのも使い勝手が悪い。

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 僕が使っているのは、キヤノンのEOS55と、EF35mmF2だ。昔から広角標準レンズとして使われている35mmレンズは、広い範囲をくっきり写す風景写真と、被写体に注目して背景をぼかすポートレートの両方に使える。軽くて小さいのも魅力で、普段持ち歩き、スナップ撮影をするには最高のレンズだ。

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ちょっとカメラを構えるタイミングが遅かった

 ISO1600のネガカラーフィルムは、日中に使うには感度が高すぎるようにも思うが、僕の場合はレンズに入る光量を1/4に減らすND4フィルターを使っている。その上で、露出を+1.0~+1.5に補正し、カメラ任せよりも明るく写るようにする。一眼レフカメラは、露出オーバーに弱いリバーサルフィルムの使用を前提としているため、明るさを抑えめにする傾向にあるからだ。

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日中は、さほど荒れずに充分綺麗に写る(ND4フィルター使用)

 まだ試し撮りの域を出ていないが、もう少し腕を上げれば、より趣のある写真が撮れるようになるはずだ。

 写真を勉強したい人にも、この組み合わせはお薦めだ。コンパクトなEOS Kiss5なら、中古店で良品が8000円くらいで手に入る。EF35mmF2は、今なら中古で2万5000円程度、新品で3万3000円くらい。いつでも楽に持ち歩け、雰囲気ある写真が撮れるお薦めのシステムだ。ポートレートを中心に撮りたいなら、さらに手軽なEF50mmF1.8という手もある。写る範囲がやや狭く、風景写真に使うには慣れが必要だが、新品でも9000円程度で、画質の良さは折り紙付きだ。2万円以下の予算で、大口径単焦点のシステムが組めるのだから、大変お買い得と言えるだろう。

 こういう撮り方、富士フィルムが販売しているコンパクトカメラNATURA Sのコンセプトを再現してみたものだ。24mmF1.9という贅沢なレンズを搭載したNATURA Sは入手が困難になってきたが、EOS KissとEF35mmF2の組み合わせでも、NATURAに近い雰囲気の写真が撮れる。もう少し、いろいろ勉強してみよう。

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