芋たこなんきん
そんなわけで、月曜から始まった新しい朝ドラ、「芋たこなんきん」。
宮﨑あおいの次に、藤山直美を持ってくるとは、BK(NHK大阪放送局)も面白い。
藤山直美演じる花岡町子が、幼少時代から現在に至るまでを振り返る……というので、てっきり「おしん」における乙羽信子のような役所を想像していた。まさか、37歳独身の事務員で、結婚相手を見つけるところから始まるとは思わなかった。
「ちょっとアンター!! なにやってんのー!!やめなさいよー!!」
第一話から、こんなふうに叫んでドスドス走る朝ドラヒロインが、かつていただろうか。
前作の「純情きらり」も好評だったが、あまりにも対照的な、そして挑戦的なヒロインだ。
このドラマは、作家の田辺聖子さんの半生を描いた人情喜劇。安易にきれいどころを使わず、演技力が確かな俳優を揃えているところに好感が持てる。やっぱり、藤山直美のコメディは面白い。
来年の春までは、どうやら早起きできそうだ。
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Comments
こんばんは。どのくらい「てるヲタ」かというと、ここ2年ほど、2ちゃんねるのてるてるスレで「1さん」をやってるほどだったりします。2ちゃんとは思えない、マッタリしたスレですよ。
リアル照子さんは、今でも栄町商店街でブティックをやっていらっしゃるのでしょうか?僕も、一度池田の町を歩いてみたいと思っています。
大阪制作は、「まんてん」以来、挑戦的な作品が多くて好きです(「わかば」は印象が薄いけど)。
Posted by: かんりにん | 2006.10.11 03:24
あーよかった。「てるヲタ」だったのね。
三鷹の新川に石田製パン店の近所に住んでいたというオバチャンがいて、わざわざ話を聞きに行きました。去年、大阪で研究発表のついでに「照子さんの足跡」を追ったりして..
朝ドラの大阪制作はいいですね。
Posted by: 夢鳥 | 2006.10.07 21:15
夢鳥さん、大変ご無沙汰しております。夢鳥さんもお元気そうですね。
僕に「てるてる家族」の話をふると大変ですよ。周囲から、「異常なてるてるおたく」とまで言われているので……。DVDが出ないというのが、つくづく残念です。
和大くん、おめでとうございます。凄いですね。東京出身・東京拠点のコンバインド選手としては、史上初の快挙では? 僕は、みやじくんが引退してしまったので、次回は世界選手権と思っているのですが、また白馬にも行きたくなってきました。智文くんの写真も見ましたが、大きくなりましたね!しかも、もうラージを飛んでいるんですか。びっくりしました。
韓国選手は、結局最初の6人以降、全然後進が出ていないのが気になります。2014年の平昌五輪が決まれば、状況は変わるかもしれません。
また、ぜひ近いうちにお目にかかれることを楽しみにしております。
Posted by: かんりにん | 2006.10.07 20:20
かるろす景さん、大変ご無沙汰しております。お元気そうで何よりです。クライマックスでヒロインが病に臥したり、生涯を閉じるというパターン..否定はしないけど、やっぱり元気なほうが良いなあ。近年では「てるてる家族」にはまっていました。一応、実話だし..
ところで、見込みが全くない愚息が、大きな試合で優勝しました(少年組。全体だと6位)。ジャンプを始めて148戦目の快挙です。ハルウララが113敗のまま引退してしまって、少々寂しいです。
今、中国チームと仲いいですが、6月には韓国チームのタンネベルグさんとも交流しましたよ。
中国や韓国の選手達、白馬で日本人だと思われて観光客に声をかけられるんですが、応えられなくて困ってました。
Posted by: 夢鳥@東京調布 | 2006.10.07 13:35
日本にいた時に田辺聖子の「カモカのおっちゃん」シリーズを読んだりしていました。
このカモカのおっちゃんをテレビドラマで味わう日が来ようとは…。
人間、長生きはするものです。
Posted by: 杉山 | 2006.10.04 10:23