いつもおそばに、「富士そば」
中野サンモールに富士そばが出来て以来、富士そばマニアになっている。
僕はいつも終電で帰ってくるのだが、小腹がすいて夜食を食べたいと思っても、牛丼屋か餃子屋、あるいはハンバーガーくらいしかなかった。ちょっと飲みたい時は餃子屋に行くが、どうも寝る前に食べるには身体に悪そうな店ばかりだった。
「24時間営業の富士そばでも出来たらなあ」
そう思っていたら、夢が叶ったというわけだ。
それ以来、遅くに帰ってくるとたいていふらふら入って、もり蕎麦だの、たぬき蕎麦だのを食べている。
首都圏で、立ち食い蕎麦といえば、今は小諸そばと富士そばの一騎打ちという状況だ。どちらも、生蕎麦を店で茹でる本格派を売りにしており、ちゃんと蕎麦湯を用意しているのがいい。数年前までは小諸そばのほうが本格的で、人気も高かったが、去年辺りから富士そばに勢いを感じる。特に、今年の6月に蕎麦の質を上げてからは、ずいぶん小諸そばに近づいた。社長も、「副業で」演歌の作詞家を務めたり、自伝を出版したりとパワフルだ。まだ茹で時間の管理が徹底していないのか、時々のびた蕎麦を出されることもあるが、ちょっとした夜食にはちょうど良い。
もり蕎麦を食べて、蕎麦湯を入れてつゆを飲む。富士そばのつゆは関東風の濃い口で、蕎麦湯をなみなみ注いでもちょっとしょっぱい。少しずつ飲みながら、3回蕎麦湯をつぎ足したくらいがちょうど良い。きれいに平らげた食器を眺めると、ちょっとだけ日本人であることに誇りを感じる。
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Comments
あらよっと!
じゃ、近々事務所近くの麺通団でも。
Posted by: かんりにん | 2006.10.20 03:29
うどんもよろしく!
Posted by: うどん星人 | 2006.10.19 23:54