「カルチョビット」がおもしろい
帰国した翌日から、サッカーチームの監督を務めている。チームの名前は、「とよたまFC」。現在「ステップリーグ」に所属し、「N2リーグ」への昇格を目指して戦っている。
そんなわけで、ゲームボーイアドバンス用ソフト、「カルチョビット」にはまっている。
「カルチョビット」は、サッカーチーム育成シミュレーションだ。自らサッカークラブの監督となり、クラブを日本一、そして世界一へと育てて行く。
このゲーム、今時のゲームとは思えないほどシンプルだ。
プレイヤーは、ゲーム中ほとんどすることがない。
毎週、特訓させたい選手がいれば指示を与え、作戦、スタメン、ベンチ入りを決める。
それだけ。
試合も、プレイヤーができることは選手交代の指示だけで、後はずっと眺めているだけだ。
だが、これがおもしろい。
各選手の特性を考え、指示を与えていくと、彼らは少しずつ育っていく。
最初、チームはどうしようもなく弱い。トップチームと練習試合をすれば、0-10といったスコアでぼろ負けする。しかし、試合をすれば、「展開が遅すぎる!走り込みをしないと」などと「課題」が提示され、それが「特訓カード」として貯まっていく。そうして集めたカードを組み合わせ、これはと思う選手に「使う」ことで、特訓を行う。弱い相手と試合をしてもカードはあまり集まらないが、強い相手と試合をすれば、たとえボロ負けでも多くの「課題」が提示される。
そうして、負けを重ね、特訓をしていくうちに、選手たちは少しずつ連携がうまくなり、パスが通るようになり、シュートが正確になっていく。その辺のバランスがとてもうまい。
昔のファミコンゲームのようなシンプルなグラフィックだが、動きはかなりリアル。眺めていれば、選手たちの調子、疲労、技術の向上などがよくわかる。疲労が見えてきた後半、スーパーサブを投入して流れを変える、といった展開も可能だ。手塩をかけて育てた選手が、すばらしいプレーを見せたときは、ほんとうに楽しい。
プレステ2などの「もんのすごいグラフィック」のゲームをやっても、あまりわくわくしない今日このごろ。「カルチョビット」で遊んでいると、つくづくゲームはグラフィックじゃないんだなあと気づかされる。
さて、ステップリーグ第11節、我らが「とよたまFC」の今日の対戦相手は、金沢ミリオンズ(百万石?)。Nリーグディヴィジョン2への昇格を賭けた、首位決戦だ。
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Comments
heroes blooming nanostore:buttes smoothed frightfully grasps
Posted by: | 2008.08.26 13:36
はじめまして。
はしゅはしゅどっとねっとのhashと申します。
トラックバックさせていただいたのですが不手際で二重投稿になってしまいました。
申し訳ありませんm(_ _)m
Posted by: hash | 2006.05.29 17:03