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2006.04.20

さよなら、ちほく高原鉄道

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 北海道の池田と北見を結ぶ、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線が、今日20日限りで廃止。

 北海道の鉄道も、ずいぶん寂しくなったなあ。

 昔は、白い紙を国鉄路線を書くだけで北海道の形が浮かび上がったものだが、いまは札幌から、各方面にひょろひょろ糸が伸びているような形になってしまった(参考)。

 ちほく高原鉄道は、廃止対象になった道内国鉄ローカル線のうち、唯一第三セクター鉄道として運行を続けていた路線だ。その昔は「網走本線」として札幌から網走へ行くメインルートだった時代もあったが、石北峠に鉄道が開通し、旭川まわりのルートが完成すると、ローカル線に転落した。140kmに及ぶ沿線には観光地もほとんどなく、これまで存続していただけでも奇跡に近い。

 1月に札幌へ行ったとき、日帰りでお別れ乗車をしてきた。JR池北線時代に一度乗ったことがあったが、ちほく高原鉄道になってからは実は初めてだった。大昔、僕にも鉄道に凝った時期があり、小遣いを貯めてはローカル線に乗りに行ったものだ。

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 言っては悪いが、17年ぶりに乗った"池北線"は、やっぱり地味だった。山でもない、川でもない、同じような景色が続く3時間。車内には鉄な人が多かったが、まだまだ混雑するほどではない。池田駅でビールを買い込み、淡々と走る車窓を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごす。足寄などの大きな駅は軒並み新しく、多目的ホールのようになっており、おそらく廃線後も地域の中心として機能するのだろう。

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 唯一の山越えが、陸別-置戸間。十勝国から北見国への 国境越えだ。この辺りは日本有数の低温地帯で、途中の小利別では1978年2月に-38.0℃を記録している。僕も1988年12月に降りているが、ただ「寒かった」以外に記憶がない。蝦夷鹿もよく出るそうだ。

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 ふるさと銀河線の目玉のひとつが、銀河鉄道999列車。列車というのもどうかと思うが、車体の内外に星野哲朗やメーテルの絵が描かれた、ファンキーなディーゼルカーだ。廃止後、この車両はどうなるのだろう。

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「夢をだいて走る宇宙 夢は終着駅に必ず着く」

 その終着駅が「廃止」というのは、やっぱり残念だ。

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