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2006.02.27

おやすみ中

先週の金曜から体調がすぐれず、ちょっとおやすみをいただいてます。

仕事のほうは、だんだんせっぱ詰まってきてるんですけれども(笑)。

いちおう、元気は元気なんですけど、ブログに手が回らないって感じ。

数日で復帰しますm(_ _)m

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2006.02.24

荒川、村主おめでとう

今7時30分。寝落ちして、起きたら競技終わってた_| ̄|○

今、VTRで見た。

荒川静香、本当に良かった。おめでとう。そういや、アジア人としては初なんだね。

村主章枝の4位も本当にすごいと思う。正直、演技の内容は村主章枝のほうが好きだったりする。1回転足りないとか、どうでもいいじゃん、そんなの(^^)。

村主の応援団、インタビューに答える時、「メダルを逃したのは残念だけど」とか言うな~。

安藤美姫も、4回転サルコーは成功しなかったけど、立派な世界の15位ではないか。

エキシビジョンが、本当に楽しみだ。ライブで見たかったなあ。

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ひさしぶりの対面

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こういうのがいると、ついつい撮っちゃうんだよねえ。

189系。長野新幹線開業まで、上野と長野・直江津を結んでいた特急「あさま」用の車両。昔、夏休みのたびに黒姫へ行っていた頃は、ずいぶんお世話になったものだ。もしかしたら、この編成にも何度か乗ったことがあるかもしれない。

国鉄時代からの老兵だけど、車体はなかなかきれいで、元気そうだった。今は房総半島を走っているのかな。

これを撮るために、ホームのいちばん端までいったら、電車一本乗り遅れてしまった。

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光州広域市観光説明会

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 有楽町の韓国観光公社東京支社で、 光州広域市の観光説明会に出席。

 こうした観光説明会は、年数回のペースで頻繁に開催されている。出席するのは、主に旅行会社の企画担当者や、業界誌の記者たち。韓国全体とか、済州島といった規模の大きな自治体なら、ホテルのバンケットルームを借りてのパーティとなるが、今回は光州市だけの説明会ということで、こぢんまりと観光公社で行われた。

 地方の観光説明会に出席するたびに思うのが、その観光素材の乏しさだ。いや、実際には決して観光素材が少ないわけではないのだが、外国人である日本人に対して、効果的にアピールしているとは言い難い。PR用のVTRを見ると、毎回「文化の中心地である××」「これまでにない新鮮な感動を与えられる××」「21世紀のアジア文化を発信する××」といった抽象的な言葉ばかりを聞かされることになる。

 たしかに、光州には観光地が少ない。日本からの交通の便も良いとは言えないので、即効性のあるPRをするのは難しい。芸術文化の街として、「光州ビエンナーレ」「光州デザインビエンナーレ」を隔年で開催しているが、わざわざそのために光州まで出かける人は少ないだろう。

 それよりも、光州は食で有名な全羅道の中心地なのだから、もっとそれをアピールしてほしいところだ。文化がなんちゃら、産業がなんちゃらと演説するくらいなら、韓国内でもブランド化している光州キムチや、韓国版ハンバーグであるトッカルビの魅力を力説したほうが、記者たちの印象に残るはず。かくいう僕も、光州は宿泊したことはあるものの、きちんと見てまわったことはない。今年のキムチフェスティバルは、ぜひ行ってみたい。

 説明会の後は、有楽町駅前の韓国料理店で親睦会。いや、別に料理目当てというわけではないのだが、フリーのジャーナリストとしては、こうした会に出席することも大切な仕事だ。とくに「情」が重んじられる韓国では、こうした場で観光協会の人たちと親睦を深めておくことが、後々たいへん役に立つ。打算的かもしれないが、仕事を超えて友だちになった人も多い。

 2週間ぶりに話した韓国語の勘は、ちょっとにぶっているようだ。できれば、そろそろ行きたいのだが。

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2006.02.23

久しぶりに見たハングル講座

 ひさしぶりに、NHK教育の「ハングル講座」を見たら、なんかえらい難しい文章をやってた。

~ぼかし表現~

「最近どう」
「だるいかも あーあ みたいな
「うん オレも はあーってかんじ
「友だちと韓国行こうとかって 言ってたのに」
「あ 行きたいかも
っていうか韓国 食べ物多くない?」
なんか 韓国って言えば 焼肉って感じで

!!!これ、今週の構文ですか? 最近は、こんなのやってるの?

 と思ったら、「日本語におけるぼかし表現」の例であって、これを韓国語に訳すわけではないらしい。びっくりした。

 ていうか、この例文、意味がわからない。ちょっと、要約してみた。

「韓国に行こうと言っていたが、だるい。韓国には食べ物が多いが、焼肉というイメージだ」

 ……やっぱり意味不明である。そもそもこの二人(だと思う)、会話が成立していないと思うのだが。結局、韓国行くのか行かないのか、韓国には食べ物が多いのか焼肉ばっかりなのか、はっきりしていただきたい。それから、「っていうか」はぼかし表現じゃないだろ、逆に、最初の「だるいかも」は思いっきりぼかし表現だろ、みたいな。

 いくら「ぼかし表現」とは言え、こんなニートみたいな会話が日本語会話の例として出されるっていうのは、どうなんだろう。日本語の将来が思いやられるなあ。

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2006.02.21

スキージャンプ団体戦観戦中

テレビ朝日いい加減にしてほしい~。

未だにルール改正がなんたらとか言ってるし、そもそもテロップが間違いだらけ。

岡部は今季、いつのまに2勝したんだよとか、ヤクブ・ヤンダとかカン・チュルグって誰だよとか。

「ラージヒルでは2勝している」とかいってるが、今のワールドカップはほとんどラージヒルしかないんですけど。

と思ったら、国際映像のテロップ(1回目のポイント)まで間違ってる。国名はスタート順に並んでいるのに、ポイントは成績順に並んでいるので、ロシアが1位になっていた。

2回目第1グループ終了。上位争いは、オーストリア、フィンランド、ノルウェー、ドイツに絞られてきた感じ。ドイツがこんなに粘るとは思わなかった。日本、ポーランドに負けるなや……。

第3グループスタート。ゲートあげすぎだってば。演出的に、137mとか出したいんだろうな、運営側は。

葛西もったいない……。135mも行けただろうに。

日本は、スイス、ロシアとの6位争いに絞られてきた。

アホネン、やっと本来のジャンプに近づいてきた。解説では、まだまだだと言うが。

スタジオのMさん、大変失礼ですが、ウザイです。

さて、最終ラウンド。岡部、マリシュを下して5位に入れるか。

岡部よくやった。いいジャンプだった。でも、スーパージャンプは言い過ぎだろ。

テレ朝ひどいなあ。テロップは間違えるし、各グループの間にはインターバルないのにいきなり1回目のVTR入れるし。

運営側も、ゲート上げすぎだ。22番ゲート97km台って、選手にケガさせる気かなあ。バッケンレコードが出たが、どうも運営側が盛り上げるために出させたという感がある。

競技終了。オーストリアが優勝、2位フィンランド、3位、ノルウェー、日本は6位。ポーランドがここまで頑張るのは予想外だったが、日本はだいたい実力通りだったと思う。長い時間はかかっても、世界のトップに追い付いてほしい。

というわけで、ジャンプ競技はすべて終了。お疲れさまでした。

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2006.02.20

日本ジャンプチーム低迷の原因は…?

 Yahooのトリノ五輪特集に、スポーツジャーナリストたちによる連載コラムがある。そのひとつ、生島淳氏による記事「観る前に読め! 日本のジャンプがイジメられてるって、本当?」が、同意しかねる内容だったので、指摘しておきたい。

 生島氏の記事の要旨は、こうだ。

 ジャンプに限らず、ノルディックスキー全般で、日本はいじめられている。複合や純ジャンプで日本が活躍することを快く思わない欧州勢が、日本に不利なルール変更をたびたび行ってきたからだ。長野五輪の複合団体で日本が5位に沈んだこと、ソルトレイク以降ジャンプが低迷していることは、こうした日本を狙ったルール改定の結果である……。

 いずれも目新しい主張ではないが、誤りだ。

 日本に不利なルール改定があったことは事実である。だが、今の日本チームの低迷の原因は、ルール改定ではない。そんなことは、今回のオリンピックでジャンプ競技の中継をちょっとでも観れば、すぐにわかる。技術に、明らかな差があるではないか。

 ジャンプ板の長さが「身長+80cm」から「身長の146%」に改められたとき、日本では「長身選手に有利であり、身長の低い日本選手を狙ったルール改悪だ」と言われた。だが、2000~2001年シーズンには、身長169cmのアダム・マリシュが圧倒的な強さを見せて総合優勝、「146%ルールでは身長の低い選手は勝てない」という日本の主張は誤りだったことがはっきりした。ソルトレイクシティ五輪で、個人の金メダルを独占したスイスのシモン・アマンも、172cmと小柄な選手である。「長身選手が有利」というのは明らかに誤りなのに、どうして未だにこんな主張を続けるのだろうか。

 空気をため込めない、ぶかぶかのジャンプスーツが禁止されたのも、日本に不利なルール改定だったというが、これもおかしい。ぶかぶかのジャンプスーツは、身体の大きい長身選手のほうが空気をたくさんため込めたわけで、むしろ欧州勢に不利な改定だったはず。そもそも、ジャンプスーツのルール改定は、技術向上著しいトップ選手が飛びすぎないよう導入されたものだ。もしあのまま、長野五輪当時と同じスーツを使っていたら、今ごろトップ選手は飛距離が出すぎて安全に競技できなくなっていたことだろう。「日本に不利なルール改定」というのは、見当違いの主張である。

 複合についても同様だ。ルール改定によって、ジャンプの成績で以前ほど差がつかなくなり、日本人選手に不利になったと言われるが、V字ジャンプ導入以前のルールのまま続けろというほうが無理な話だ。90年代半ば、複合でもV字ジャンプが完全に浸透し、飛距離が大幅に伸びた。その結果、ジャンプの占める割合が高くなりすぎたので見直されたのだ。だいたい、長野五輪で日本が団体のメダルを取れなかったのは、ルールの改定とは関係がない。もし94年以前のルールで競技を行っていても、ジャンプが不調だった日本チームに優勝のチャンスはなかったのだ。

 めずらしく怒ったエントリになってしまった。繰り返し言うが、当時の日本選手に、全体として不利なルール改定があったことは事実だ。だが、このコラムに見られるような「日本が低迷したのは、欧州勢のせい」という主張は、責任転嫁に他ならない。そろそろ、メディアは過去の栄光にすがるのはやめてはどうだろう。

 一生懸命戦っている日本代表選手たちに対しても、失礼な話だと思う。

追伸 同じコラムでも、荻原次晴はさすがに元競技者らしいいいことを言っている。ぜひ、読み比べてみてほしい。

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かわいいネコたん0219

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自宅の近所で見かける白いやつ。

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事務所近くの寿司屋で飼われているやつ。

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同じく、寿司屋のネコ。左目を腫らしている。

いずれも、2月19日撮影。

この写真に隠された秘密に気づいた人がいたら、エライ。

ま、要するにネタ切れっちゅうこっちゃ。

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2006.02.19

ラージヒル決勝

トーマス・モルゲンシュテルン逆転優勝。

コフラー共々、すばらしいジャンプだった。モルゲンシュテルン、140m飛んでテレマークを入れるというのは、人間業じゃない。やはり、最後の数人が実力を出し切らないと、盛り上がらないね。

日本勢は、予想よりちょっと良かった。最高でも10位前後と思っていたので、岡部の8位はけっこう嬉しい。葛西も、1本目は悪い癖が出たが、2本目はとてもよかった。一戸の一本目も好ジャンプだったし、日本勢はまずまずの成績を残したと言えるのではないか。

残るは団体戦。優勝は、おそらくノルウェーとオーストリアが争うことになるだろう。

3位は順当に行けばフィンランド。だが、ドイツと日本にもチャンスがあると思う。日本は、まず間違いなく岡部、葛西、伊東、一戸という夫人になるだろう。

あともう1回、徹夜をして応援しよう。

 さて、ラージヒル以上に良かったのが、女子カーリング。もちろん、強豪カナダに勝ったので溜飲を下げたというのもあるが、ゲームとしてもなかなか面白かった。競技そのものだけでなく、選手たちの表情や会話まで見られるのがいい。小野寺選手と林選手は、写真で見るより可愛いね。のびのびと、競技を楽しんでいるのが伝わってくる。やっぱり、メダルうんたらではなく、競技ひとつひとつを楽しみたいものだ。

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2006.02.18

ちょっとだけ都電荒川線

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鉄ちゃんぽい写真を撮ってみた

 夕方、時間が余ったので、久しぶりに都電荒川線に乗ってみた。

 都電の1日乗車券は、400円と格安だ。都電はそれだけで絵になるし、沿線にもとげぬき地蔵、鬼子母神、飛鳥山、あらかわ遊園など、見どころも多い。

 今日のところは、時間がないのでちょっとしか乗り歩けない。早稲田駅から出発し、雑司谷、大塚、庚申塚を散策して、王子まで。2時間ほどの散策だった。

 1日時間を作って、写真を撮り歩けば良かったな。

 荒川線の沿線は、どこを歩いてもネコの気配を感じる。姿は見えなくても、わかる。

 僕身体には、一種のネコレーダーが組み込まれているらしい。町を歩いていて、ふと「いるな」と思うときがあるのだ。その感覚は、説明が難しいが、あえて言うなら「見えるぞ…… わたしにもネコが見える!」。……いや、これ一度言ってみたかったんですわ。

 それを感じた時はだいたい70%の確率でネコに遭遇する。相手がオス猫だと、ついガンをとばしてしまい、数十秒間にらみ合いとなることも多い。

 だが、今日のネコレーダーは、「感ナシ」だった。感じたのは、「猫生息感アリ」だけ。

 1日時間をとってちゃんと歩け、ということなのだろう。来週にでも出直してこよう。

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2006.02.17

八田靖史くんらと飲み会

b0108   コリアフードライターの八田靖史くん、僕の会社の先輩らしいグルメ番長と3人で、大久保の「土地」で飲み会。

 八田くんは、ベストセラー「目からウロコのハングル練習帳」の著者で、ソウルナビなどでもおなじみの韓国ライターだ。その存在はずいぶん前から知っていたのだが、なぜかこれまで接点がなかった。グル番の紹介で、ようやく、今日初対面。

 八田くんは、見た目通りの好青年だった。韓国はもちろん大久保にも詳しく、話も面白い。僕のブログも見てくれているそうで、なかなか気が合いそうだ。とくに韓国料理や大久保の店については、僕よりはるかに詳しい。韓国語も、2年キャリアが長い分僕より上手く、これからいろいろ勉強させてもらおう。彼のサイト、「コリアうめーや!!」には、韓国の食の情報が満載なので、ぜひどうぞ。

 さて、大久保駅前の「土地」は、以前も匿名で紹介した知る人ぞ知る注目店。僕、八田くん、グル番はそれぞれのルート?でこの店をみつけ、それぞれに常連になっていた。b0109

 今日のヒットは、チーズチヂミ。読んで字のごとくチーズのチヂミなのだが、これがうまい。「チーズ入りのチヂミ」といったレベルではなく、主役は明らかにチーズ。表面はさくっとした歯触りで、中はとろとろのチーズがいっぱいだ。 山芋チヂミもふわふわさっくりで美味しいが、チーズチヂミはそれを上回る旨さだった。ただし、かなり太りそうでもあるので、心して食べよう。

 八田くんとは、4月中旬に予定されているあるプロジェクトを実行に移す約束をした。彼さえ裏切らなければ、このブログでその模様をレポートできるだろう。楽しみだ。

※八田さん、とするのもよそよそしいので、「くん」とさせてもらいます。八田くんご了承を(^^)。

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2006.02.16

野生動物を観察2

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アフリカ・サバンナに生息する肉食動物、タイトーク・キャット。

ではなくて、上野不忍池で地元のおばさんやホームレスにかわいがれているネコどもの一人。

夕日に照らされて偉そうだった。

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2006.02.15

バレンタインデーの来客

 2月14日。事務所で1人で仕事をしている僕に、女性の来客があった。

「あの…… これ……。ぜひくりはらさんにお渡ししたくて……」

 と言って渡されたのは、傷害保険の見積書だ。

 そう、女性の来客とは、この前の保険会社のおばちゃんだったのだ。予想通りですかそうですか。

 この総合保険会社の商品は、残念ながら契約しない旨、しばらく前に電話で伝えてあった。とりあえず今の僕に必要なのは、怪我や病気をした際の入院・通院補償であって死亡補償ではない。総合保険を検討するのは、いつだか知らないが僕が家庭を持ったときでもいいだろう。

 幸い、このおばちゃんは強引なタイプではなく、一通り話し合ったところで納得し引き下がってくれた。ただ、今後に可能性ありと思ったのか、傷害保険の資料だけ渡したいと、やってきたのだった。

 簡単な見積もりの説明で保険の話は終わったが、今日もそれだけでは終わらなかった。

「くりはらさん、あの、買いましたよ、ハングルの本。とってもわかりやすくていいですね」

 なんと、この前の話通り、「あいうえおから始めるハングルBOOK」を買ってくれたのだそうだ。契約を取るためのリップサービスかとも思ったが、紀伊国屋の売り場の話をしてみると、どうやら本当に買ってくれたらしい。

 いつの間にか、僕のほうが保険のおばちゃんたちから「契約」をとっていたというわけだ。

 自分の本を買ってもらえて、悪い気がするわけはない。

「近い将来、私が家庭を持つことになったら、また検討させていただきます。新商品の資料などは事務所へでしたら送ってくださって結構です。いろいろありがとうございました」

 近い将来っていつだよ、と思いながら、ペコペコしている僕であった。

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2006.02.14

スキージャンプ雑誌「Jumper」

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しばらく前に買ってあった、スキージャンプの専門誌、「Jumper」特別号

最近注目の、スキージャンプペアの歴史を追うドキュメンタリー映画の公開を記念した、永久保存版だそうだ。

ペアジャンプのネタは、あちこちで話題になっているのでどうでもいいのだけど、この雑誌、ソロ・ジャンプの記事がなかなか充実している。

ジャンプ競技のイロハから各種大会の概要、主要選手名鑑といった基本をきっちり押さえ、ジャンプに興味を持った人に最適なガイドになっているのだ。

なにより気に入ったのが、ガチャピンがジャンプする写真が収められていること。

さらに、カルガリーオリンピックで話題になったイギリス唯一のジャンパー、マイケル・エドワーズや、コワイネコの写真集「BAD CAT」まで登場する。実に僕好みのムックだ。

 昔、「スキージャンプの雑誌を作れないか」と相談されたことがあるが、まさかこういう形で実現するとは思わなかった。ジャンプに興味があるなら、立ち読みぐらいしてみる価値はありそうだ。

 ただ、初心者の方にはどこまでがネタでどこまでが本当かわからない。「助走路のレールがチャイナと呼ばれているのは、陶器でできているから」というのはいかにもネタっぽい話だが、本当だ。ひとつひとつの記事を、「これはネタかなー」と想像しながら、斜めに読むのが正解だろう。

 ジャンプ選手名鑑に、長野以後の日本ジャンプチームを人知れず引っぱってきたかもしれない宮平秀治が載っていないのは実にイカン。と思ったら、あとがきの協力してくれた関係者の中に名前があった。一体何をしたのだろう……? ちょっと気になる。

 ところで、ガチャピンの中に入っていたのは、結構有名な某選手と聞いたことがある。本当かなあ。ちなみに、ガチャピンのジャンプはここで一瞬見られる。興味のある方はどうぞ。重いけど。ちゃんと見たい人はこちら

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2006.02.13

ノーマルヒル決勝

 ノルウェー、ビストールが優勝。

 最後の4人ほど風が止んでしまい、アホネンには不運だった。個人的にはアホネンに勝って欲しかったのだが……。

 1回目トップだったロシアのワシリエフは、どちらにしても力が入っていたので無理だっただろう。

 ワシリエフが金メダルを取っていたら、「ドーピングによって長期間選手資格を失いながら、そこから這い上がって金」というストーリーが生まれていたのだが。

 それにしても、ノルウェー勢の、この4年の躍進は凄かった。ずーっと中の上くらいの成績だったヨケルソイが突然強くなり、若手ロモーレンやビストールといった選手が続々台頭してきたのだ。

 ノルウェーが躍進したきっかけは、2002年のソルトレイク五輪の惨敗だ。この大会で、ノルウェーは団体戦で韓国に敗れてしまい、ジャンプ発祥の国として大恥をかいたのだ。大会後、ノルウェーはライバルのフィンランドからコーチを招くなど、なりふり構わず強化に力を入れた。その結果が、この金メダルだ。

 日本も、青森アジア大会の団体戦で船木と東を出しながら韓国に敗れたことがある。ちょっと、ノルウェーを見習ってがんばってほしい。

 日本選手の結果は、「順当」よりちょっと低かったと思う。葛西は、2回目にいつもの悪いジャンプが出てしまった。これでは終われない。ラージヒルを応援したい。

 ちなみに、韓国勢の結果。キム・ヒョンギが91.0mで43位。2回目には薦めなかった。

 まったくまとまりがないが、寝る。

 と思ったら、みんなジャンプの結果で更新してるんだね。サーバーが重いこと重いこと。

 明日は、オリンピック以外のことを書きます。

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2006.02.12

スキージャンプ・ノーマルヒル予選

 トリノオリンピック・スキージャンプノーマルヒルの予選が終了。

 みんな知っていると思うが、日本勢は原田雅彦がスキーが規定より長いとして、失格になってしまった。

 それは残念だが、葛西が思いのほか良いジャンプで決勝に進出したのは嬉しい。
 明日の決勝が楽しみだ。

 さて、僕が言わなければ誰も知らない韓国勢の結果。

 キム・ヒョンギがただ一人、92.5m107.5ptの44位で、決勝進出を決めた。

 あとの3人は、予選落ち。これは本当に残念だ。

 なにしろ、チェ・フンチョルとチェ・ヨンジクの二人は、50位タイだったのだ。

 予選は上位50位までが通過できるはず。なのに、なぜ50位のフンチョルたちが落ちてしまうのかというと、上位15人の選手の中に、53位だかに沈んだ選手がいたのである。

 世界ランク上位15人の選手は、53位だろうが、69位だろうが必ず決勝に進出できる。そのあおりを受けて、50位の二人は予選落ちとなってしまったのだ。49位で決勝進出を決めたコリント・ジョーンズ選手との得点差は、わずか0.5ポイント。何も、二人揃ってそんな落ち方をすることはないだろうに……。

 まあ、その選手が上位に入っていれば二人が決勝進出できたのかというとそうではなく、どちらにせよ予選落ちには違いなかったのだが。

 もう一人、僕といちばん親しいカン・チルグは、88mに沈んで、箸にも棒にもかからず予選落ちだ。

 ちょっと残念な予選結果だったが、札幌で21位に入ったキム・ヒョンギの好調ぶりは、どうやらまぐれではなさそうだ。ちょっと失敗気味だったが、よく粘ってK点近くまで持ってきた。パワーとタイミングが良くなれば、もっと伸びることだろう。

 決勝の目標は、ファイナルラウンド進出、つまり1回目で30位以内に入ることだ。

 どうか皆さま、原田を応援するはずだった分のエネルギーを、ちょっとだけヒョンギに分けてあげてください。

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2006.02.11

トリノオリンピック開幕

 トリノオリンピックが開幕した。今、開会式を放送中。

 僕が、好んでみるようになった冬季五輪は、これが6回目だ。

 開会式で、もっとも印象的だったのは、94年のリレハンメルオリンピックだ。細かいところは覚えていないが、開会式がとにかくきれいだった印象が残っている。

 とか書いていたら、人文字のスキージャンプ。これ、すごい。やっぱり、スキージャンプは冬の競技のシンボルなんだなあ。イタリアは、ルナルディの引退以降、有力な選手は出ていないのに、嬉しいことだ。

 トリノ五輪を前にして不満なのは、メディアもネットも、あまりにもメダルに固執していることだ。

 正直言って、本当に辟易している。

 もちろん、メダルは大事だ。オリンピックは、「参加することに意義がある」などとよく言われるが、あの言葉の本当の意味は「参加して、上を目指して全力を尽くすことに意味がある」ということだ。その意味では、頂点にある3つのメダルには大きな意味があると思う。

 でも、スポーツのおもしろさは、メダルだけにあるのではない。

 原田雅彦がメダルを取れると思っている人は、ほとんどいないはずだ。だが、原田の、そして葛西の5回目の五輪挑戦には、メダル云々を別にした意義がある。応援するほうも、メダルの行方ばかりに執着しないで、競技の内容を楽しみたいものだ。なんか偉そうだけど。

 ただ今チェコが入場中。ヤコブ・ヤンダは新星じゃないだろう。むしろ遅咲きの選手だぞ。

 韓国の話もしておこう。冬の競技はショートトラックだけが抜群に強く、それ以外の競技には有力な選手はあまりいない。

 お、今韓国・北朝鮮が合同で入場。やっぱり「COREA」なんだ(笑)。

 やはり、注目してほしいのはスキージャンプだ。今回韓国は、前回ソルトレイクシティと同様チェ・フンチョル、チェ・ヨンジク、カン・チルグ、キム・ヒョンギの4人が参加しているはず。この4人は全員友だちだ。ソルトレイクの団体戦では、ノルウェーを破って8位に食い込むという健闘を見せた。青森アジア大会では船木・原田を擁する日本を破って優勝、全員兵役免除となっている。普段のワールドカップでは予選通過がやっとだが、ここ一番では抜群の実力を発揮する。今回も、どんな番狂わせをしてくれるのか、可能性は低いけれど楽しみだ。

 全くまとまりのないエントリになったが、楽しみだ。寝不足の日々が、始まる。

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2006.02.10

コニカミノルタα7D

コニカミノルタのデジタル一眼レフ、α7Dが値崩れを起こしている。

発売当初は19万8000円だったのが、今では9万円を切っている店も多い。

ヨドバシカメラでは、先月15万円台だったのが、9万9800円にまで下がった。

同じく、生産終了が発表されたニコンFM3Aはあっという間に店頭から消え、数少ない市場在庫は相場が暴騰しているのとは対照的だ。

α7Dといえば、本体に手ぶれ補正機能を内蔵し、ほぼすべてのレンズで補正機能が効くという画期的な一眼レフカメラだ。カメラオブザイヤーを受賞した製品でもある。

2万円前後の安いレンズでも手ぶれ補正が動作するというのは、すばらしい機能だ。最近は安いレンズも描写性能は高いのだが、高価なレンズに比べてシャッタースピードが遅くなるので、手ぶれを起こす危険性が高い。

ところが、キヤノンを含めた他のメーカーは、手ぶれ補正機能はすべてレンズに搭載する機能で、しかも高級レンズにばかり搭載されている。1本10~20万円と、やたら高い値段が付いてしまうのだ。

ミノルタの一眼レフが9万円かあ。

記念に、1台買っておこうかなあ。

望遠専用に、いいんじゃないかなあ。

手ぶれ補正レンズを買うと思えば、安いんじゃないかなあ。

僕の原点だしなあ。

 

 

 

 

……だめだってばw。

皆さん、止めてください。お願いします。

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2006.02.09

長野オリンピック

 長野オリンピックが開幕したとき、正直言って最初はあまり興味がなかった。

 アルベールビル五輪の前後からノルディック競技が好きになり、ジャンプの中継は欠かさず見ていたというのに、なぜか長野は冷めていた。

 しかし、出張先の京都・二条河原町でジャンプのノーマルヒルを見ていたら、急に行きたくなった。日本で開催されるオリンピックなんてそうそうあるものではない。見に行かないと、人生の損失のような気がしてきたのだ。

 しかし、当時ジャンプといえば超人気競技。とっくに開幕しているというのに、今さらチケットが手に入るわけがない。それでも、訊くだけならタダだとばかりに、チケットぴあに電話してみた。

 「複合のほうでしたら、ご用意できます」

 意外な答えが返ってきた。キングオブスキー、荻原健司が出場するノルディック複合・個人ジャンプのチケットが残っているというのだ。しかも、競技は2日後。あとで聞いたところでは、海外で売れ残ったチケットが、最後に放出された分だったらしい。

 天祐とばかりに、そのまま会社を休んで夜行で白馬に向かった。

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2006.02.07

医療保険を選ぶ。

 医療保険を検討している。

 この三十数年間、ほとんど病気らしい病気をしたことがない。入院した経験は、小学生のころの1回だけだ。
 だが、30代半ばのフリーライターである僕には、万が一の時何の保証もない。
 そろそろ民間の保険に加入するべきだろう。

 そう思っていたある日、事務所にN社の外交員が飛び込み営業に来た。正直、最近はやりの外資系A社を考えていたのだが、せっかくなのでこちらにも見積もりを頼んでおいた。

 今日は、N社の説明を受ける日。待ち合わせの喫茶店に入ると、おばさんが二人、並んで座っていた。僕が外資系A社と比較検討していることを知って、上司が出てきたようだ。保険のおばさんが二人並ぶ姿は、なんだか迫力がある。取って喰われないように、気をつけなくては。

 上司と称するおばさんのセールスは、さすがに上手かった。一瞬N社に決めようかな、と思わせるほどだったが、もちろんトークに流されるわけにはいかない。細かいことをあれこれ質問し、持ち帰って検討することにする。全体的に、保険料は割高だが大きな病気をしたときに有利なN社、病気をしようがしまいが負担が公平で、その分安いA社という印象だ。

 30分ほどで保険の話は一段落し、僕の仕事の話題になった。
 保険のおばさんが二人、という時点でイヤーな予感がしていたのだ。

「え! 韓国の記事を書いてらっしゃるんですか? わたし、冬ソナの大ファンなんですよ!! きゃー!」

 やっぱりなあ。

 それからの1時間は、冬ソナ・ハングル・韓国料理と3点セットの話題で盛り上がった。当然、「あいうえおから始めるハングルBOOK」も売り込んでおく。

「そのハングルの本必ず買いますよ!!」

 いったい、どちらが営業に来たのやら。

 A社とN社のどちらにするかは、今週末に決断するつもりだ。

↓おまけ
僕の唯一の入院経験。その原因として正しいものを、次の3つから選びなさい。

1:ゴ×さんの出現にたまげて階段から転落。
2:ネコに引っ掻かれて負傷。
3:姉に殴られ骨折。

ヒント:入院日数は10日。最後はメスを入れられ死ぬ思いをした。

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2006.02.06

これぞ携帯ゲーム機、GAMEBOYmicro

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本当に小さい(ていうか、僕の指デカすぎ)、GAMEBOYmicro

 GAMEBOYmicro、気に入った。
 気に入ったので、久しぶりにヨドバシカメラのゲーム売場に行ってみた。

 ……なんですか、この人だかりは。

 みんな、手に手にNintendoDSを持っている。
 NintendoDSを買おうという人が集まっているわけではない。そもそも、DSは大変な人気で、全国でほぼ完全に品切れ状態。最盛期のファミコン並みに手に入れづらくなっている。

 この人達は、自分のDSをヨドバシカメラに持参して、店の中や外で動かしているのだ。それも、子どもたちだけでなく、おばさんとか、おにーちゃんやおねーちゃんが、子どもと一緒にDSをいじっている。

 よくわからないけど、ワイヤレス機能で、対戦ゲームをしたり、アイテムの交換なんかをしているのだろう。

 なんだか、すごい。

 あの安っぽいNintendoDSのどこにそんな魅力があるのか、よくわからないが、とにかく世代を超えてブームになっているということはわかった。

 一方、我らがGAMEBOYmicroはというと、あまり売れているようには見えない。
 DSブームに押され、すっかり過去のプラットホームと思われているようだ。

 だが、僕は言いたい。GAMEBOYmicroは、NintendoDSに勝るとも劣らない、素晴らしい携帯ゲーム機だ。

 その小ささと、質感・高級感はDSの比ではない。液晶も、小さいながら実に明るく鮮明で、とても見やすい。ゲームボーイって、こんなにきれいだったのかと驚いたほどだ。

 たしかに、新作ゲームは少ない。でも、このGAMEBOYmicroを持っていれば、任天堂がこの四半世紀に培ってきた、数々の名作ゲームを楽しめる。僕が買った「MOTHER」は1988年発表の古いRPGだが、全く色あせておらず面白い。

 飛行機の中や、夜の列車、ホテルの部屋など、時間をもてあます場所はけっこう多い。

 そんなとき、文庫本を読む感覚で、名作ゲームを手軽に楽しめるのはなかなか嬉しい。ああ、ゲームって楽しいよね。そんな感覚を、久しぶりに思い出した。

 唯一の不満は、充電用のAC電源が100V専用であることだ。これでは、韓国で使えない。まあ、PCから給電して充電するUSBケーブルが出ていたから、それを使えば良いのだけれど。

 DSやPSPも良いけれど、GAMEBOYmicroも、もっともっと売れて欲しい。

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2006.02.05

シンプルな携帯ゲーム機が欲しかった

 最近、テレビゲームをしていない。ゲーム自体は好きなのだが、最近のゲームは複雑すぎる。たしかにグラフィックはきれいだが、今どき自宅に籠もって、テレビの前で長時間ゲームをやる気にはならない。

 そんなわけで、携帯タイプのゲーム機には、けっこう興味があった。しかし、最近の機種はどれも高価で、わざわざ買う気にはならなかった。プレイステーションポータブルに2万数千円もの価値は感じないし、NintendoDSも、1万5000円という値段の割に安っぽい。DSは大人でも楽しめるというが、喫茶店で、スタイラスペンを手にDSを一心不乱にこすっていたりしたら、やっぱりちょっと寂しいものがある。

 もっと気軽に持ち歩けて、ファミコン程度のシンプルなゲームを楽しめる機械が、5000~6000円くらいで買えたらなあ。

 そう思っていたら、任天堂からGAMEBOYmicroという携帯ゲーム機が出ているのを知った。GAMEBOYといえば子ども向けと思っていたが、主力がNintendoDSに移った最近は、大人のライトユーザーを意識しているらしい。ファミコンの名作ゲームを、2000円前後という安さで売っているのだ。

 問題は本体の値段だ。GAMEBOYmicroの価格は1万2000円。名刺程度の小ささで作りもしっかりしているが、ちょっと高すぎる。あと3000円出せば、ゲームボーイのソフトも全部動く、NintendoDSを買える。

 だが、運命は突然訪れた。

 レンタルDVDを返却に行った店で、店員がGAMEBOYmicroの中古の値段を付け替えているのを、見てしまったのだ。

 5980円。

 見せてもらうと、とくに傷もなく、去年12月発行の保証書までついている。前のオーナーは、ほとんど使わないまま1カ月ほどで手放したようだ。

 新品同様、メーカー保証10カ月付きのGAMEBOYmicroが、5980円で買える……。

 あー、今日、5000円ほど臨時収入があったな……。

 糸井重里プロデュースの「MOTHER」、昔、クリアしないうちにファミコンが壊れたんだよな……。

 そういやこれ、MP3やビデオのプレイヤーにもなるんだよな……。

 30分後。

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ゲットだぜ♪

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やる気なし。

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ったりー

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2006.02.04

限度額の引き下げ

 三菱東京UFJ銀行なる長ったらしい名前の銀行からハガキが来た。
 裏面をぺりぺりっとはがすこの手のハガキは、督促状だったりすることも多いので油断ならない。

 開いてみると、いきなり「50万円→10万円」という文字が目に入った。

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「お客さまはニートと認められますので、限度額を引き下げます」

 一瞬めまいを覚えたが、よく見たら違うようだ。

 海外での出金機能を制限するということらしい。

 やれやれ、またか。

 三菱東京UFJになってから、国際サービスは縮小の一途を辿っている。そもそもこの銀行、海外で自由に預金を引き出せるインターナショナルカードは、すでに新規に作ることができないのだ。それに加えて、3月からは1日10万円しか引き出せなくなるという。三菱の預金は海外では使わせない、という方針らしい。日本一の大手銀行が聞いて呆れる。国際化から逆行する措置という気がしてならない。

 まあ、今は新生銀行の口座を持っているので、三菱が韓国で使えなくなったところであまり実害はない。新生銀行は、海外でも手数料無料なので、三菱よりかえって使い勝手がよいくらいだ。

 税金を投入した挙げ句に、外資にタダ同然で買収されたと批判される新生銀行(旧日本長期信用銀行)だが、そのサービスは悪くない。

 最近の三菱は、手数料も高止まりで「親方日の丸」を感じる。
 そのうち、カードの決済を含めて全面的に新生銀行に移ろうかな。

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2006.02.03

長野五輪の再放送

 テレビをつけていると、1日1回は長野五輪の映像をやっている。

 スキージャンプの中継は必ず長野五輪団体戦の映像で始まるし、今もNHKで里谷多英が金メダルを取ったモーグルの映像を延々とやっていた。ちょっとうんざり、という気がしないでもない。

 韓国では、毎年6月になると、2002年ワールドカップの韓国代表戦をイヤというほど再放送する。この前も、金浦空港で韓国-イタリア戦の再放送を見た。以前なら、「さすがは韓国、いつまでやるの」と笑っていたものだが、よく考えると、どうも日本もほとんど変わらない気がする。

 韓国人のナショナリズムは、とても鼻につくものだが、実は、日本人のナショナリズムとそれほど差があるわけではない。「我が国はこんなにすばらしい、世界の中でも秀でている我が民族」という報道は、日本も韓国も同じくらいたくさんある。ただ、日本の方が若干表現が控えめだったり、他の国を持ち上げてバランスを取る傾向があるだけだ。オリンピックの報道を見ていると、つくづく日本もナショナリズムが強い国だなと思う。

 以前は「ナショナリズムが肥大化した韓国、忌み嫌う日本」と思っていたのだが、最近考えを改めた。「ナショナリズムを見せびらかす韓国、懐に隠す日本」というのが妥当なところではないか。最近は日本でも、見せびらかす人が増えているのが気になる。

 韓国で、6月に2002年ワールドカップの再放送をしなくなるのと、日本で冬のオリンピック前後に長野五輪の映像を流さなくなるのとでは、どちらが先だろう。案外、後者のほうが長く続くような気がするのだが。

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2006.02.02

地図と時刻表

060202_0241  1月30日に、永豊文庫で購入した時刻表。2006年1月号だ。

 ここで、「えええ?」と思った方は、韓国の鉄道通。
 1月中に、1月号の時刻表を買えるなんて、奇跡に近いことだ。

 韓国の時刻表は、いつも1カ月遅れ。通常、1月に売っている時刻表は、前年の12月号なのだ。

 韓国では、ダイヤ改正の際、新しいダイヤは実施の1週間くらい前にならないと発表されない。指定券も、通常は2カ月前から発売されるが、ダイヤ改正や新規開業の場合は、当日の1週間くらい前になってようやく発売になる。

 そういうわけで、日本のように毎月下旬に翌月の時刻表が発売されることなど、あり得ない。かつては、新ダイヤの発表が遅れて1号休刊ということさえあったらしい。

 おそらく、1月号はソルラル(旧正月)に伴う年末進行?で発売が早まったのだろう。

 時刻表には、国鉄のほか、ソウルの地下鉄、国内航空、国内航路、高速・市外バス、高速道路料金などが掲載されている。国鉄のページは日本の時刻表とそっくりで、駅名には漢字表記もあるのでわかりやすい。あまり信用はできないが、観光地や文化遺産の入場料一覧という便利なページもある。3000Wで、大型書店か国鉄駅の売店などで買える。

 もうひとつ、1年に一度は買うのが、これだ。

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 ヨンジン文化社の、「1/5000ソウル 光明 地番図」。
 ソウル特別市と、京畿道光明市の全域をカバーした1/5000の都市地図で、これが極めて詳しい。不思議なことに韓国の街には住所表記がほとんどないので、ガイドブックを始めとする情報誌作りには、こうした都市地図が欠かせない。

 実は、1/5000スケールのソウル都市地図は、各社からさまざまな製品が出ているのだが、正確さとアップデートの迅速さでは、ヨンジン文化社版が他社を圧倒している。

060202_0305  「ピンク色の表紙の地図」として有名になったため、最近では同じピンク色の類似製品が出回っているほどだ。

 2006年1月10日発行の最新号には、年末に開業した地下鉄1号線東廟アプ駅、2号線龍頭駅などの新駅とその出口、2007年開業予定の9号線などの情報がばっちり入っている。

 1冊3万Wと高価で恐ろしく重いが、もうこれで4冊目だ。がんばって持って帰ってきた。

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2006.02.01

フレッシュネスバーガー明洞店、閉店

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右の眼鏡店が、旧フレッシュネスバーガー

ドトールにお別れしようと明洞に行ったら、フレッシュネスバーガーとお別れするはめになった。

なんと、韓国のフレッシュネスバーガー1号店、明洞店がなくなっていたのだ。

フレッシュネスバーガーの韓国版サイトを見ると、やはり明洞店は消えていた。昨年12月の時点では営業していたはずなので、ここ1カ月で眼鏡屋に変身したというわけだ。さすがは韓国。

僕の周りの韓国人には評価が高いフレッシュネスバーガーだが、観光客が多い明洞では、難しかったのかもしれない。人気がないのかと心配になったが、サイトを見る限り釜山にも出店して15店舗に拡大しており、順調に伸びているようだ。

長年狎鴎亭で人気を集めていたKRAZEバーガーも、いつのまにか新村やコエックスに支店を出したし、ソウルではホームメイドバーガーがちょっとしたブーム、のような気がするのだが。

そう言うわけで、せっかく韓国のフレッシュネスバーガーを試そうと思ったのに、お預けとなってしまった。

次回は、ぜひ訪れたい。

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