トリノ五輪ジャンプ代表
また、ジャンプ陣では、岡部孝信(雪印)、葛西紀明(土屋ホーム)、伊東大貴(同)ら今季の成績が上位の3人に加え、原田、一戸剛(アインズ)、16歳の伊藤謙司郎(北海道・下川商高)の計6人が代表に内定。
というわけで、残念ながら宮平は代表漏れの模様。W杯に出ても、ここのところ予選落ちが続いていたから、しょうがないか。札幌のワールドカップは、精一杯応援しよう。
原田はこれでアルベールビルから5大会連続の出場。これは単純にすごいことだ。なにせ、アルベールビルオリンピックといえば、純ジャンプにようやくV字ジャンプが定着した頃。ジャンプとクロカンの両方で争う複合では、荻原健司を除いてほとんど全員がクラシックジャンプ(厳密にはX字ジャンプ)だった時代で、今回初代表に選ばれた伊藤謙司郎くんなど、まだ2歳の赤ん坊だったのだ。
同じくリレハンメル、長野の代表だった岡部の復活も驚いた。長野のとき、そのクールな態度で女性ファンが急増した岡部だったが、ルール変更の影響を真っ先に受け、5年以上低迷していた。それが、今や表彰台こそないものの、W杯入賞の常連である。
確かに、トリノではメダルは難しいかもしれないが、原田や岡部のジャンプを見られるだけでも、楽しみだ。
ちなみに、韓国は今回もチェ・フンチョル、カン・チルグ、キム・ヒョンギ、チェ・ヨンジクの4人で出場する模様。
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