日韓首脳会談雑感
韓国大統領 到底理解できない
日本の教科書検定制度について、ノ・ムヒョン大統領は、「歴史教育は国が価値観を教えるものではないか。これは、どの国にも共通したものだ」と述べ、日本政府の対応に不満を示しました。
(NHKニュース)
盧武鉉大統領、相変わらず、率直にものを言いすぎる。
教科書検定制度について、「歴史は、国が価値観を教えるものだ」という考え方は、日本の国民にはとうてい理解できない。
盧武鉉大統領は、韓国にも検定制度の導入を望む声があることを知らないのだろうか。
就任直後の来日時は、非常にリベラルなものの見方をすると関心したのだが…。
小泉総理も、言葉が足りなさ過ぎる。
国内向けと同様の短いコメントばかりでは、とても外国の人の理解は得られないだろう。「日本独自の価値観について、とやかく言われる筋合いではない」という首相の物言いには、賛同できない。
自らの価値観に固執し、異なる価値観を尊重しないという点で、小泉総理も盧大統領も似たもの同士である。
両首脳とも、視線があまりにも国内に向いているのではないだろうか。
盧武鉉大統領には、「我が国ではこうだ」、「(相手を)理解できない」と言うばかりでなく、価値観の異なる相手の考え方を、客観的に認識する努力が必要だと思う。「わが国の国民には到底理解できない」という言い方は、単に自分の無知を表明しているように見えてしまう。
小泉総理は、靖国神社を参拝することが、どうして不戦を誓うことになるのか、戦没者への「感謝」とはどういう意味なのか、日本人として、「戦犯」とされる存在についてどのように考えているのか、価値観の異なる人々に噛み砕いて説明する努力をしてほしい。
たまには、偉そうなことを書いてみた。
The comments to this entry are closed.
Comments
久々におじゃまします。
まったく同感です。押しつけとも取れる嫌みな物言いの韓国大統領と、言葉が足りなさすぎる定番のせりふの小泉首相・・・。
もう、疲れます。韓流の熱もあちこちでかなり冷めてきているようです。
Posted by: HANAHANA | 2005.06.23 20:27