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2005.06.28

中国行ってきます

えーと、いつの間にか日本に帰ってきているクリハラです。

いやあ、ばたばたしていて、すっかりブログのことを忘れていました。

実は、今から仕事で中国行ってきます。

目的地は、三国志の聖地である四川省成都、そしてダムの建設によって風景が変わった新・三峡下り。

言葉ができない国に行くのは久しぶりなので、キンチョーしています。

それにしても、更新できなかったな。

一応、ここ2週間ほどの出来事もいろいろ書きかけたまま置いてあるんですけど。

ちょっとサブタイトル?で予告すると…

「ソウルにカート場登場」
「柴又おりつ地蔵尊 帰ってきたにいちゃん」
「東京湾に火星人襲来、そのとき僕は」
「あの頂を目指す、檜原のカエル」

…やめるかなあ。

じゃ、行ってきます。帰国は7月9日。

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2005.06.21

日韓首脳会談雑感

韓国大統領 到底理解できない
日本の教科書検定制度について、ノ・ムヒョン大統領は、「歴史教育は国が価値観を教えるものではないか。これは、どの国にも共通したものだ」と述べ、日本政府の対応に不満を示しました。
(NHKニュース)

 盧武鉉大統領、相変わらず、率直にものを言いすぎる。

 教科書検定制度について、「歴史は、国が価値観を教えるものだ」という考え方は、日本の国民にはとうてい理解できない。

 盧武鉉大統領は、韓国にも検定制度の導入を望む声があることを知らないのだろうか。 

 就任直後の来日時は、非常にリベラルなものの見方をすると関心したのだが…。

 小泉総理も、言葉が足りなさ過ぎる。

 国内向けと同様の短いコメントばかりでは、とても外国の人の理解は得られないだろう。「日本独自の価値観について、とやかく言われる筋合いではない」という首相の物言いには、賛同できない。

 自らの価値観に固執し、異なる価値観を尊重しないという点で、小泉総理も盧大統領も似たもの同士である。

 両首脳とも、視線があまりにも国内に向いているのではないだろうか。

 盧武鉉大統領には、「我が国ではこうだ」、「(相手を)理解できない」と言うばかりでなく、価値観の異なる相手の考え方を、客観的に認識する努力が必要だと思う。「わが国の国民には到底理解できない」という言い方は、単に自分の無知を表明しているように見えてしまう。

 小泉総理は、靖国神社を参拝することが、どうして不戦を誓うことになるのか、戦没者への「感謝」とはどういう意味なのか、日本人として、「戦犯」とされる存在についてどのように考えているのか、価値観の異なる人々に噛み砕いて説明する努力をしてほしい。

 たまには、偉そうなことを書いてみた。

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2005.06.18

レンタサイクル初挑戦

 3年ぶりの慶州。

 今日、僕は韓国で初めて自転車というものに乗ってみた。1日5000W。
 ママチャリ、慶州の地図をチェック。

 うーん、軽快。だが、危ない。
 どうも、車も歩行者も自転車の動きを把握していないのか、微妙におかしなよけ方をする。自転車の初速の遅さをわかっていない感じ。日本と同じ感覚で運転するのは危ない。

 韓国は、日本ほど自転車が普及していないのだが、僕の印象では、南に行くほど普及率が上がる。

 ソウルで自転車の専門店を探すのは結構苦労するが、慶州や木浦、チェジュといった地方では、日本とまったく同じ自転車専門店をよく見かける。自転車置き場も多い。だんだん、文化が「ユーラシア大陸の東方海上」に近づいているのだろうか。

 慶州は微妙に広いので、観光にはレンタサイクルがお勧めだ。
 バスターミナルの周辺に多数のレンタサイクル店があり、1日単位なので借りるのもかんたん。日本のように路肩を走るのは避け、必ず歩道を走ろう。

 一方、地図チェックに自転車が向いているかどうかは、けっこう微妙だ。「ひとつひとつ地図を見ながら動く」ことができないので、かえって手間がかかることもあるようだ。

 まあ、地図がやばくて、迷いまくったというのもあるけれど。

 今まで、×××歩きで慶州を観光していた皆さん、ゴメンナサイ。

 慶州は、明日まで。

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1年ぶりの春川

 春川に来るのは、昨年5月以来。
 小さな地方都市だけあって、町はほとんど変わっていなかった。変わっていたのは、冬ソナのロケ地。

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 まだまだヨン様ブームは続くらしい。

 ここは、遅刻をしたチュンサンとユジンが乗り越える高校の塀。6月17日14時頃の状況である。

 去年訪れた時は、まだロケ地の旅がブレイクする前で、観光客も、露店もいなかった。

 ヨン様グッズを売っていたおばちゃんによれば、去年の7月から店を出すようになったそうだ。

 たいへんなにぎわいだが、去年の秋頃に比べると、だいぶ落ち着いたらしい。いったい、去年はどんな状況だったのか。想像するのも恐ろしい。

 本来、春川といえばダッカルビだ。春川のダッカルビは、味、ボリュームとも自信をもって薦められる。春川に行ってダッカルビを食べないなんて、別府に行って温泉に入らないようなものである。

 同日、14時半頃の春川明洞ダッカルビ横丁。

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 …まあ、お昼時をちょっと過ぎてるけどさ。
 なにか、間違ってやいませんか?

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2005.06.17

市内バスの大改革

バスに乗ったら、各座席の後ろにこんな掲示があった。

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バス発車方法

~(左から)以前は~
1) お客さまが座席につかれる前に発車していました。

~これからは~
2) お客さまが、座席か、つり革などのつかまるところを

3) 確保されたのを確認したのち

4) ゆっくりと出発します。

このように発車しない運転手がまたいた場合は? → すぐにバス会社にお知らせください!

…今頃、バス会社の電話はひっきりなしに鳴っていることであろう。

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cyworld日本版スタート

ここ数日、いきなりアクセス数が倍になっていると思ったら、cyworld日本版がスタートしたらしい。

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cyworld、とくにミニホムピについては、こちらを参照

さっそく登録してみた。

まあ、まだベータ版だからしょうがないけど、作りかけっていう感じ。

そもそも、ミニホムピだけでクラブはないし、ミニホムピも、韓国版にある機能、というかデザイン要素がまだほとんど使えない。

本格スタートの時には変わるかもしれないが、cyworldの売りであるはずのミニミ(キャラクター)が使えないのは、ちょっと困る。これがないと、cyworldとは言えないのでは?

容量の制限がわからなかったり、微妙に日本語がおかしかったりするのもご愛敬。

正式スタートの暁には、どんぐり(トトリ)を一人100個くらい無料で配布するくらいのサービスもほしい。でないと、誰もお金を出してどんぐり買おうなんて思わないよ。

いろいろ苦言を呈したが、やっとcyが日本に上陸したのは、やっぱりめでたい。
頑張って、韓国に負けないくらい盛り上がってほしい。


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2005.06.16

韓国の焼肉屋がピンチ

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 BSEによってアメリカからの牛肉の輸入が止まり、韓国の焼肉屋がピンチだ。

 とにかく牛焼肉だけが、突出して値上がりしている。

 釜山のある店は、去年春の段階でタレ付きカルビ1人前1万5000Wだったのが、昨年11月にチェックしたところ2万Wに、そして今年の春再チェックしたら2万4000Wに値上がりしていた。ソウル市内のなじみの店も、相次ぐ値上げで牛肉類のメニューだけ値段がぐちゃぐちゃだ。店でも混乱しているのか、メニューによって値段が違い、日本人が見たら「日本語のメニューだけ値段を高くしている」と誤解しそう。店主は、「カルビは、もう時価みたいなもんだ」と苦笑いしていた。

 店主によれば、仕入れ値が倍近くに跳ね上がっているらしい。しかも、これまで主流だったカリフォルニア牛が輸入できなくなったので、国産牛を使うしかないのだとか。「国産韓牛はたしかに美味しいが、脂身が多いので、しょっちゅうは食べられない。むしろ輸入牛のほうが、飽きの来ない味だったのに」。

 南大門市場にある焼肉店は、「うちは市場の中にあって、お客さんはみんな庶民なんですよ。だから、どうしても値上げするわけにはいかなくて…。タレ付きカルビは、しょうがないので少し量を減らしたんです。その代わり、おかずを増やしたりしてるんですけど」。

 さらに逆風となっているのが、昨今のウェルビーン(well being)ブームだ。
 ウェルビーンとは、まあ一言で言えば健康ブームで、脂肪が多い肉類を嫌う人が増えている。
 よりコレステロールの少ない鶏肉が人気を集め、最近は激辛鶏料理の「プルダク」ばかりがもてはやされている。

 最後の望みは日本人観光客だったが、

「独島問題のせいで、3月以降全然お客さんが来ないんです」。

 町中には、だいぶ日本人の姿が戻ってきたが、以前のように店に入ってくれないのだという。
 たぶん、最近のウォン高・円安も影響しているのだろう。

「独島なんて、私たち庶民にとっては全然関係ないことだし、正直関心もないんですよ。でも、政治家の人たちの駆け引きのしわ寄せが、みんな私たち庶民に来ていて…。困ってるんです」

 商売をしている人たちは切実だ。

 「韓国の焼肉は豚こそ旨い」と言っている自分が、ちょっと申し訳なく思えてきた。

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2005.06.13

佐藤琢磨、1レースで2度リタイア

カナダグランプリ。

佐藤琢磨は、レース序盤でリタイア(ギアボックストラブルらしい)。

ところが、レース終盤になって、20数周ぶりにレースに復帰!

これは、F1の予選が、前のグランプリの成績の逆順に出走するルールで、後に走るほど有利だからだ。
リタイアする車が増えてきたので、少しでも走って成績を上にあげ、次回アメリカグランプリの出走順を遅くしようというわけだ。

佐藤琢磨のガッツには、いつもながら感心させられる。

だが、十数周したところで、琢磨は再び白煙を吹いてリタイアした。

Formula1.comの実況コメント。

「Satoは、史上初めて、1レースで2度リタイアしたドライバーとして記憶されることになるだろう」

…うー。なんか悔しい。頑張れタクマ。

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狎鴎亭洞・はいからや

 6月6日のエントリにも書いたとおり、今、韓国はIZAKAYAブームだ。

 ソウルの青山とも言うべき狎鴎亭を歩いていると、そこら中に「おでん」「酒」といった提灯を見かけるようになった。反日感情どこ吹く風、という感じである。

 中でも、ロデオストリート南側にできた「はいからや」は、なにやら仰々しい。

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 韓国人の考える「高級な和」のイメージだろうか。あるいは、「千と千尋」のイメージ? なんというか、まるで、台東区千束あたりの(略)のようだ。

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 「大正浪漫風居酒屋」。
 帝国歌劇団とか出てくるんなら、入ってみたいかも。
 それ以前に、「高粋舎」って、どうやったら「はいからや」って読めるんだろう。
 「はいから」って、英語っすよ。

 大正時代って、日露戦争に勝利し韓国を併合した大日本帝国が、隆盛を極める時代。そんな時代に、韓国が浪漫を感じちゃっていいのかなあ。

 入ってみたい。友だち募集中。

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梨泰院のラーメン屋

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地図チェックで梨泰院を歩いていたら、梨泰院ホテルの隣にラーメン屋を発見。ちょうど小腹が空いていたので、入ってみた。

 ソウルの日本式ラーメン屋というのは、なかなか成功しない。有名なところでは新村と仁寺洞の「ケンゾーラーメン」、明洞の 「ふるさと」が頑張っているくらいで、ほかはだいたい1年前後で撤退してしまう。 韓国でラーメンというとインスタントの辛ラーメン1500Wというイメージが強すぎて、 6000Wとか8000Wとか払う気にはならないらしい。

 僕がソウルに住んでいる間も、南大門や弘大に、いくつかの店ができては消えていった。

 だが、このラーメン屋はけっこう頑張っているらしい。醤油、味噌ラーメンを基本に、餃子、チャーハンなどの基本メニューが揃い、 カレーライスやラーメンのセットもある。4人分のジャンボラーメンもある。価格は2万Wだが、20分以内に完食すれば無料& 写真撮影だそうだ。

 日曜日の夕方4時過ぎだけあって、客は僕一人。醤油ラーメンを注文した。

 カウンターの下には、脂でよごれた漫画雑誌や週刊文春なんかがあって本格的。文春の暴露記事や新潮の朝日批判記事を読んでいると、 高円寺にいるような錯覚を覚える。

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 これで6000W。まあ、シンプル。鶏ガラスープの懐かしい味わいで、きれいな脂身がこってりのったチャーシューが旨い。 スープがややぬるく、麺もコシがいまひとつ物足りないのも残念だが、なるほど、これは日本のラーメンにかなり近い。 付け合わせがキムチなのは、ご愛敬。

 NAVERで検索してみると、味噌ラーメンのほうが美味しいらしい。このラーメンをこのまま日本で売ったらなかなか厳しいが、 かなり本格的なのは間違いない。驚いたことに、オリジナルの持ち帰り用生ラーメンパックまで売っていた。3食入りで6000Wとのことで、 なかなか安い。スープの温度と麺のコシを研究して、なんとか生きながらえてほしいものだ

 あとで、ソウルナビをチェックしてみたら… なんだよ、友だちのみれいな氏が記事書いてるじゃん。

 去年、狎鴎亭のオンマパプサンを取材したときも、「いやー、自力でなかなかいい店見つけたぞ」と悦に入っていたのに、 「この前ソウルナビが取材に来たんですよ」とみれいな氏の名刺を見せられた。なんか悔しい。

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2005.06.11

ネタなし。昼めし。

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ネタもないんで、今日(10日)の昼に食べた定食でもアップしておきますか。

近所の食堂「山村」の、「テジカルビッチム定食」。一人用の豚カルビ定食ってことだね。

おかずは5品。きゅうりの浅漬け、白菜キムチ、ジャガイモてんぷら、ほうれん草、ネギキムチ。これで4000W。

ちょっと、原稿書きがたてこんでて、ほとんど外出ていません。

明日(今日)からは、カメラかついで江南へ出撃する予定。

また、ネタ拾ってきます。

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2005.06.09

日本・韓国 ワールドカップ出場決定

さすがにこの時間だけあって、今日は町は静かだった。
いつもなら、韓国がゴールを決めるたびにあちこちから「うおー」って声が聞こえるもんだけど。

さて、日本代表。

おめでとさん。

行きつけのホプ(ビアホール)で見てた。
日本vs北朝鮮、実況はあからさまに北朝鮮応援ですが、一般の人は全然関心がない様子。
プロ野球が流れていたので、店の人に「サッカー見たい」って言ったら、「今日は深夜でしょ」と言われてしまった。

後半27分、柳沢が先制ゴール。

「ダメだな、北韓は。今日はイルボンの勝ちだろう。まだまだだなあ…」

店主と雑談していたおっさんが、大きな声でため息をついた。
顔なじみの店主が、僕のほうを指さしてなにやら説明している。「あそこで一人で飲んでいるお客さん、日本の方なんですよ」。

さも悔しそうにぼやいていたおっさんは、それを聞くと急に姿勢を正し、満面の笑みで僕に話しかけてきた。

「ヤ!ドモドモ!アリガトゴザイマス!ニッポンツヨイ!」

反日感情吹き荒れる、ソウルの街角の風景であった。

あ、ちなみに韓国も4-0でクウェートに快勝、6大会連続で本大会出場を決めた。

おめでとうさん。

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2005.06.08

新村ソルロンタン

 ジャストシステムからメールが来た。日本語入力ソフトATOKのユーザー向けに、各ジャンル別の省入力データを公開したそうだ。

 省入力というのは、たとえば「しん」だけ入力してTabキーを押すと、「新宿」「新幹線」「神秘の海割れ」など、「しん」で始まる言葉の候補が表示されるという機能。普通は、それまでに入力した単語の中からリストアップされるのだが、すぐ使える省入力データを用意してくれたというわけだ。

 ダウンロードできるデータを見ていたら、「海外観光地名データ(韓国)(676語)」というのを発見。さっそくインストールしてみた。

 「ろって」と入力して、Tabキーを押す。

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 おお、すごい。ロッテ百貨店にロッテワールド、ロッテ免税店。観光地だけでなく、有名な店も出るらしい。「さむう」と入力してTabを押すと、「三元ガーデン(サムウォンガードゥン)」と出た。そんなに有名だったっけあの店?

 お気に入りの「神仙ソルロンタン(シンソンソルロンタン)」も出るだろうかと思い、「しんそん」と入力してみた。

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 え、…新村ソルロンタン?

 新村ソルロンタンといえば… 数年前、某超有名ガイドブックの、「シンソンソルロンタン新村店」の記事に記載されていた店名だ。つまり、「シンソン」をうっかり日本語の「新村」と勘違いしてしまい、間違って記載してしまった店名である。

 新村ソルロンタンというチェーン店はいちおう存在するが、ガイドブックに載せるような店ではない。

 「うつ」と入力して、「鬱だ氏のう」などと変換している暇があったら、基本をもっとしっかりしてほしい。がんばれジャストシステム。

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2005.06.07

初スカイプ・初チャット

 ジリジリジリ!

 いきなり、パソコンが鳴った。

 なにこれ?

 スカイプの呼び出しだ。誰か知らない人が、僕に電話をかけてきたらしい。

 スカイプでは、ときどきこういう見知らぬ人から電話がかかってくると聞いていたが、僕にかかってくるのは初めてだ。

 人の都合もきかずに電話してくるとは迷惑だ。こういうのは無視するに限る。まったく、いったいどんなやつが電話しているのやら。

 ウインドウを見た。すると、相手はどうやら韓国人の女の子らしい。

 「ネー、アニョハセヨ~」

 いかん、出てしまった。

 かけてきたのは、東北の大学に留学している、釜山出身の女の子だった。ゲームとスカイプが趣味だそうで、夜は暇さえあれば友だちや、見知らぬ人に電話をかけて遊んでいるらしい。

 実は、スカイプで実際に電話をするのは初めてだ。
 音質が良いと言われるスカイプ。通話してみると、やはり普通の電話に比べるとかなり音質が落ちる。だが、声を聞き取れないということはなく、これで無料ならなかなかお得と言えるだろう。

 しばらく話していると、友だちがログインしたと言って、別の関東地方に住む日本人の男性が加わった。

「なんだ、ソンミ(仮名)、また日本人ナンパしたん?」

 二人は、もう半年くらい前からスカイプで話しているらしく、ふつうに友だちだ。見知らぬ友だち関係の中に突然招待された気分だが、すぐうち解けた。さらにもう一人、全羅道光州に住む学生も加わり、東北、関東、ソウル、光州と4つの町に住む4人で、音声チャット(電話)を楽しんだ。さすがに4人が同時に話すと、誰が誰だか混乱するが、それがまたおもしろい。

 加入したきり使っていなかったスカイプだが、なかなかおもしろいかも。でも、これじゃ仕事にならないなあ。

スカイプのダウンロードはこちら
ホリエモンが好きな方はこちら

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2005.06.06

IZAKAYA大流行中

 反日感情渦巻く韓国、ソウル。

 最近のはやりは、「IZAKAYA」だ。

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 去年もちらほら見かけたけど、今年はまさに大ブーム状態。ネコも杓子も、新しい飲み屋は全部「IZAKAYA」という感じ。

 中でも、飛ぶ鳥を落とす勢いなのが、この「IZAKAYA 勝負」だ。

 もともとは、梨泰院の近く、僕が日本語講師をしていた塾があった漢南洞にある本格日本風居酒屋で、地元では当時からそれなりに話題になっていた。

 それが、いつの間にか大々的なチェーン展開を推し進め、今では全国に50店舗以上の大チェーンに成長した。明洞のサボイホテルにも入っている。

 内装は、いかにも「フジヤマゲイシャー」という感じなのだが、メニューやのぼり、入口に掲げられた口上などはかなり本格的。一度入ってみたいが、友だちがいないのでまだ果たせていない。

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 「ビール祭り」なんて、そこはかとなくダメ感漂うリアルなのぼりが素敵だが、中を覗くと客は一人残らずチャミスル(ジンロ焼酎)を飲んでいた。だめじゃん。

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 ちなみに、写真の店は弘大店(2枚目のみ明洞店)。

 「冬のソナタ」で、チンスクがチェリンのブティックに就職が決まり、みんなでお祝いをする店、「オレンジバー」があった場所だ。

 オレンジバー、いい店だったのに…(涙)。

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2005.06.05

宙に浮く蛇口

三清洞のカフェで見かけました。
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蛇口からは、ほんとに水がどばどば流れています。

どうなっているのでしょう?

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2005.06.04

ドトー「ル」コーヒー

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あれ?

あのドトーリコーヒーが、ドトールコーヒーになってる…。

↓2003年12月の同店
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仲直りしたらしい。つまんないの。

だが、嘆き悲しむにはまだ早い。
ここから歩いて3分ほどの、鍾路区庁前にも、かつてドトールコーヒーがあったはず。

すかさず、見に行った。

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すばらしい。

アンシコーヒー。

やっぱり、看板を買えただけである。

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よく見ると、はっきり「旧・ドトール」と書いてある(カッコ内)。

なかなか潔くて好感が持てる。トトロコーヒー、とかいう名前でないのもよい。

今後1年、アンシコーヒーの動向を注意深く見守りたい。

刻々と、変わりゆくソウルである。

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2005.06.03

市民にやさしいソウル市へ

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 仁川空港から市内にもどるとき、ふと目にした南大門。ついこの前まで、ロータリーの中央にあったはずなのに、いつのまにか公園になっていた。

 遠くから眺める南大門も良いが、眼前の南大門は勇壮だ。

 最近、ソウル市内は随所で歩行者、市民のための町作りが進められている。市庁前にできたソウル広場や、清渓川の復元事業もそうした町作りの一環だ。

 光化門の交差点には巨大な横断歩道ができ、遠く正面に光化門を見晴らす写真が、いとも簡単に撮れるようになった。

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 僕がソウルに来た頃は、ソウルには横断歩道が極端に少なかった。だが、今ではたいていの交差点に横断歩道がある。横断歩道を増やすことで、歩行者の利便性を向上させると同時に、ドライバーの注意を促し安全運転を定着させるねらいがあるのかもない。

 いかにも李明博が考えそうな政策だが、おかげでソウルはちょっとだけ便利になった。

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2005.06.02

サンデージャンパーへの道 第2回

おいおい、ユッシに先にやられちゃったよ↓

Jussi on a Real Hill!

サンデージャンパーってなんだよ、とか
ユッシって誰だよって皆さん、ごめんなさい。ものすごく内輪ネタです。

サンデージャンパー
日曜日ごとに、趣味でスキージャンプをする人のこと。 誰か、小樽工業高校前の滑り台でサッツしている、誰かさんの写真持ってませんか?

ユッシ
フィンランドのプログラマー、ユッシ・コスケラ。史上最強のスキージャンプゲーム、DeluxeSkiJumpの開発者として、ごく一部で有名。僕は、このブログをはじめる前はこのソフトのファンサイトを運営していた。マニュアルの日本語化を手伝い、クレジットに入れてもらった結果、今でもものすごい数のspamに悩んでいる。

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新型電子辞書EW-D3700

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ちょうど一年前に購入した、カシオの電子辞書EW-K3000を友人に譲り、新型のEW-D3700を購入した。

320*240だった液晶が480*320と高精細になり、電卓のようだったキーボードの品質も若干向上した。
しかし、なんといってもこの機種の良いところは、広辞苑と逆引き広辞苑(いずれも第五版)を搭載していることだ。

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日韓辞典、韓日辞典、韓国国語辞典(韓韓辞典)、日本国語辞典(広辞苑)。

僕がもっとも必要とする辞典が、ひとつに収まっている。
最近は、日本向けのXD-H7600もだいぶ値段が下がったが、韓国の国語辞典と広辞苑が一緒というのは、なにものにも代え難い魅力だ。液晶やキーボードの品質も若干高く、キートップにハングルが印刷されているのも使いやすい。

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画面も、液晶が高精細化したために、項目候補一覧が格段に見やすくなっている。

カシオの韓日・日韓電子辞書は、ある項目の内容を表示している時、前後の項目をワンキーで次々閲覧することができなかった。いちいちシフトキーを押してから矢印キーを押さなくてはならず、パラパラめくる感覚で見ることができなかったのだ。

 それが、D3700なら、項目候補一覧の右側に、選択中の項目の内容が表示されるので、とても見やすい。↑↓のキーを押せば、前後の項目にワンキーで移動できるので、同音異義語が多い場合などにとても便利である。

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 検索自体も、カシオ自慢の統合検索で、ひとつの日本語の単語から、日韓辞典と広辞苑の両方を一度に参照することができる。広辞苑の検索結果の中にある単語を選択して、日韓辞典を参照することも可能だ。

 おさらいしよう。

 日本で販売しているXD-H7600との大きな違いは、液晶が高精細であること、主要辞典のうち、英和・和英辞典がなく、代わりに韓国の国語辞典を搭載していること、キートップにハングルが表示されていることだ。韓国語も勉強しつつ、英和辞書としても使いたいのならXD-H7600を買うべきだし、韓国語を極めたいなら、EW-D3700がおすすめだ。ただし、EW-D3700はアフターサービスを受けることが難しいことは覚えておくべきだろう。

 今回、はじめてネットショッピングで購入した。住民登録番号を入力しなくても購入できるというのは驚きだった。僕が買ったネットショップが特殊だったのだろうか。

 いずれにしても、空港で32万W、デパートなどで29万W程度する商品が、24万Wほどで購入できたのは助かった。代金を銀行に振り込んだ翌日に、きっちり商品が届いたのもいい。

 ちなみに、通販のおまけとして、予備の電池10本と、なぜか電卓が入っていた。電卓機能のついた電子辞書のおまけが電卓とは、これはどういうコンセプトなんだろう?

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2005.06.01

考える…?

これは、なに?
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「考える…」… えー。なんでしょうね。これ。

さっさと正解に行きましょう。

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人参半跏思惟像。

その強引さに惚れました。

ここ、忠清南道錦山市は、高麗人参の産地として有名。毎年9月には錦山高麗人参祝祭が開催され、2006年には世界人参エクスポが計画されている。

高麗人参じゃないよなあ、これ。

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鍾岩洞のヤンマル

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最近仲のいい近所の野良ネコ、「ヤンマル(くつした)」。
なかなか立派な靴下をはいているので、僕が勝手につけた名前だ。

華奢な体格の雄猫なのだが、根性はなかなか座っている。

近所の野良犬が、でへでへ言いながら近づいてくると、勇敢にも飛びかからんばかりに威嚇するのだ。

しばらく前から見かけていたのだが、カニカマボコによるマインドコントロールに成功した。

僕が近づけば、たったか駆け寄ってくる。

最近は、ゴ×さんまでたったか駆け寄ってくるのは、ご遠慮願いたい。

韓国のネコにしては美形なヤンマルだが、人の足をくんくん嗅いでうっとりとした表情を見せるのは、悪趣味だからやめてほしい。

鍾岩洞では、「ネコとひたすらたわむれる怪しい外人」がホットな話題だ。

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