
ちょうど一年前に購入した、カシオの電子辞書EW-K3000を友人に譲り、新型のEW-D3700を購入した。
320*240だった液晶が480*320と高精細になり、電卓のようだったキーボードの品質も若干向上した。
しかし、なんといってもこの機種の良いところは、広辞苑と逆引き広辞苑(いずれも第五版)を搭載していることだ。

日韓辞典、韓日辞典、韓国国語辞典(韓韓辞典)、日本国語辞典(広辞苑)。
僕がもっとも必要とする辞典が、ひとつに収まっている。
最近は、日本向けのXD-H7600もだいぶ値段が下がったが、韓国の国語辞典と広辞苑が一緒というのは、なにものにも代え難い魅力だ。液晶やキーボードの品質も若干高く、キートップにハングルが印刷されているのも使いやすい。

画面も、液晶が高精細化したために、項目候補一覧が格段に見やすくなっている。
カシオの韓日・日韓電子辞書は、ある項目の内容を表示している時、前後の項目をワンキーで次々閲覧することができなかった。いちいちシフトキーを押してから矢印キーを押さなくてはならず、パラパラめくる感覚で見ることができなかったのだ。
それが、D3700なら、項目候補一覧の右側に、選択中の項目の内容が表示されるので、とても見やすい。↑↓のキーを押せば、前後の項目にワンキーで移動できるので、同音異義語が多い場合などにとても便利である。

検索自体も、カシオ自慢の統合検索で、ひとつの日本語の単語から、日韓辞典と広辞苑の両方を一度に参照することができる。広辞苑の検索結果の中にある単語を選択して、日韓辞典を参照することも可能だ。
おさらいしよう。
日本で販売しているXD-H7600との大きな違いは、液晶が高精細であること、主要辞典のうち、英和・和英辞典がなく、代わりに韓国の国語辞典を搭載していること、キートップにハングルが表示されていることだ。韓国語も勉強しつつ、英和辞書としても使いたいのならXD-H7600を買うべきだし、韓国語を極めたいなら、EW-D3700がおすすめだ。ただし、EW-D3700はアフターサービスを受けることが難しいことは覚えておくべきだろう。
今回、はじめてネットショッピングで購入した。住民登録番号を入力しなくても購入できるというのは驚きだった。僕が買ったネットショップが特殊だったのだろうか。
いずれにしても、空港で32万W、デパートなどで29万W程度する商品が、24万Wほどで購入できたのは助かった。代金を銀行に振り込んだ翌日に、きっちり商品が届いたのもいい。
ちなみに、通販のおまけとして、予備の電池10本と、なぜか電卓が入っていた。電卓機能のついた電子辞書のおまけが電卓とは、これはどういうコンセプトなんだろう?

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