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2005.05.11

アニメ「まるこは9歳」

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 CATVのトゥーニバースで、ちびまるこちゃんをやっていた。台詞はもちろん韓国語だ。

 韓国のテレビでは、日本のアニメをたくさん放送している。かつては日本製であるということを隠し、あたかも韓国で制作されたかのように放送していたものだが、今では、こうしたアニメが日本製であることくらい誰でも知っている。

 それでも、昔の名残なのか、登場人物は韓国風の名前に変えられ、画面に映る看板もハングルに置き換えられるのが普通だ。韓国でも大人気の「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけはチャングという名前だし、のび太はチング、しずかちゃんはイスリだ。

 ところが、ちびまるこちゃん。この作品は、登場人物の名前も看板も、すべて原作通り。まるこはまるこだし、パパはひろし。たまちゃんも花輪くんも、そのまんまの名前で登場する。おじいちゃんが発する、「ガーン」といった効果音(の文字)もそのままだ。お姉ちゃんの理想の結婚相手まで「ヒデキカットゥン ナムジャ(西城秀樹みたいな男)」というのには、ちょっとびっくり。

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必要なときだけ、ハングルでテロップが出る。これは小山くんの名札。

 タイトルだけは、「ちびまるこちゃん」では意味がわからないので、「まるこは9歳」になっていた。

 CATVだから、日本の名前のままで放送できたということかもしれないが、全体に丁寧な作りで、なかなか嬉しい。まるこの声は、TARAKOはいつの間に韓国語を覚えたのだろうと思うくらいそっくりだし、たまちゃんやお姉ちゃんもいい線行ってる。ナレーションも、キートン山田の雰囲気をよく残している。

「こーはんにつづく」→「チャムシフ ケーソク」

 といった具合。

 ちびまるこちゃんは、昔からマンガファンだけでなく、日本語学習者に愛読されてきた。主人公が小学3年生なので比較的台詞がやさしく、中級学習者に最適なのだ。僕も、教材として使ったことがある。

 さて、日本語版が日本語学習に最適ということは、韓国語版も韓国語学習に最適ということだ。韓国語の文法をひと通り学んだ中級学習者なら、最高のヒアリング教材になるだろう。日本でも放送してくれないかな。

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