JALで行くソウル
成田からJALでソウルに来るのは、もしかしたら初めてかもしれない。いつも利用している全日空と違い、巨大なジャンボにベテラン客室乗務員が乗務しており、力の入れようを感じる。機内食もそれなりにおいしい。
だが、それ以上に力の入れようを感じたのは、乗客だった。
おばさん、だ。
21年ぶりにジャンボジェットの2階席に座ったのだが、このスペースの乗客は、ほぼすべて是おばさん。もちろん手には、春川とか、冬……とかいった単語がちりばめられた行程表を握りしめている。超ベテランっぽい客室乗務員も、ほとんどタメ口でおばさんたちと喋っており、もしかしたら常連さんなのかもしれない。
NHKニュースの上映が終わり、しばらくしてスクリーンにロッテ免税店のCMが流れた。画面に、あの人が現れる。その時である。
「キャー!」
機内に、悲鳴、じゃなくて歓声が響いた。
おれは、限界だ、と思った。
どうでもいいけど、「巨大なジャンボ」って日本語ヘンだね。
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