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2004.09.05

1930年代のソウルのカラー写真?

 大変貴重な写真が手に入ったので紹介したい。

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▲クリックすると拡大します

 日本植民地時代の鍾路を走る、霊泉発東大門行き京城市電。向こうに見えるのは東大門だ。現在は直線の鍾路だが、当時は緩くカーブしていたらしい。当時としては極めて珍しいカラー写真である。キヤノンで撮影とあるので、1930年代と思われる。歩道を歩く女性たちの服装がやけにハイカラで、今着てもおかしくない。さすがは朝鮮半島の中心地と言えよう。

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 本町。現在の明洞だ。京城郵便局(現ソウル中央郵便局)が見えないので、本町東側、現在の明洞iTelホテル付近か。

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 場所不明。洗濯屋のほか、写真館の看板が見えることから忠武路の劇場街横かもしれない。奥の建物が張りぼてのように見えるのは、気のせいだろう。

 ……などと、明け方に何アホなことやってるんだ僕は……。

 上の3枚の写真は、ウソです。僕がデジタルカメラで撮影し、フォトショップでノイズを載せて昔の写真っぽく演出したものです。どこで撮影したのかと言うと、京畿道、富川市にあるファンタスティックスタジオ

 ドラマ「野人時代」や映画「ブラザーフッド」のロケに使われたオープンセットで、1930年代の京城(当時)の町並みが再現されている。近くで見るとやはり作り物なのだが、なかなか当時の雰囲気をよく再現しており面白い。現在の鐘閣駅から鍾路3街、清渓川、ソウル市議会前など、現在のソウルの町並みを知っている人にはかなり楽しめるはずだ。鍾路を走る京城市電は実際に鐘閣-東大門間(といっても200mほど)を運行しており、乗車することができる。

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▲富川ファンタスティックスタジオ。今日は無料開放デーだった。

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▲鐘閣交差点。背景の和信百貨店は、現在の鍾路タワー

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▲京城市電の向こうに、近代的な高層マンションが建ち並ぶ

 このての見どころとしては、「共同警備区域JSA」のセットがあるソウル総合撮影所が有名だが、町全体を再現したこちらのほうが楽しめる。駄菓子屋やうどん屋がセットの建物内で実際に営業しているのも楽しかった。

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