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2004.06.29

コヨーテ「花火」盗作疑惑

 人気ダンスグループ"コヨーテ"の新曲、「花火(불꽃)」。
 発表された当時から、よく「これ、日本の歌だよね」と言っていた。荒木とよひさ作曲の「四季の歌」とメロディがほぼ同じなのだ。”春を愛する人は…”というあれである。

 サザンの「TSUNAMI」や尾崎豊の「I love you」が、J-POPのカバーと謳われ大ヒットする時代である。「四季の歌」はもともとロシア民謡のアレンジと聞いたことがあるし、権利関係の問題はないのだろうと思っていた。元の曲が古いので、もとが日本の曲と謳わないこともあり得る。

 ところが、昨日あたりからテレビのニュースやスポーツ新聞で、これが盗作疑惑としてニュースになっている。ネットではネチズンたちが大騒ぎだ。どうやら、権利関係はぜんぜんはっきりしていなかったようだ。

 「花火」を作曲したというイ・ヨンミン氏の談話が各紙に載っているが、その内容はメディアによって少しずつ異なる。

中央日報東亜日報によれば「幼いころよく聞き、真似て歌ったメロディからヒントをもらった」とあるが、一方スポーツトゥデイには「ロシアの口承民謡からヒントを得た」とある。いずれにしても、メロディがオリジナルでないことは事実上認めているようだ。

 もちろん、著作権を侵害したメロディの盗作は批判されて然るべき。コヨーテの曲自体は悪くないだけに、残念だ。

 ただ、それと同時に僕が注目したのが、韓国のネチズンの間に、日本からのパクリ・盗作を非難する雰囲気が醸成されてきたということ。韓国のコミュニティサイトを見ていると、韓国のネチズンの多くは、「花火」を間違いなく盗作だ、恥ずかしい、みっともないと非難している。

 僕が韓国に来た2001年当時は、まだこうした騒ぎはほとんどなかった。当時大ヒットしていたカンの「僕の人生に春の日を」は、声を含めて「ガラスのメモリーズ」の完ぺきなカバーだったが、その時は盗作ではないかといった話は全く聞かなかったのだ。日本通の韓国人の多くが、「ガラスのメモリーズ」を知っていたにもかかわらずだ。

 KBSを見学したときにも思ったが、韓国の著作権意識の低さは、一朝一夕に改まるものではない。だが、ポータルサイトのNaverで盗作を非難する大勢のネチズンを見ていると、少しずつ変わり始めているのかもしれない。

 まあ、厳密に言えば、僕もあまり人のことは言えないわけだけど。
 デザイン変えるかな……。

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Comments

はじめまして。
僕もこの件は前からとても興味を持っていて、騒動になってから自分のブログでもたまたま取りあげていました。日本ではここまでまったく報道されていない感じですね。個人的にはこういう事に比較的寛容なのですが、そこはやはり立ちはだかる著作権の壁。騒動がどう収束していくのか興味あります。

Posted by: arukimono | 2004.07.06 02:23

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Tracked on 2004.07.16 11:23

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