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2004.02.29

小学館「朝鮮語辞典」

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 小学館の「朝鮮語辞典」を買った。
 日本で出版されている韓国語辞典の、最高峰とも言うべき辞書だ。実用的な例文が豊富で、発音記号が記載されているのも良い。

 また、豊富なコラムが秀逸だ。単に「語句を引く辞書」を超えて、じっくり読みたくなる。「電話での表現」「台所・食器等に関する言葉」「オンドルの構造」「キムチの種類」…。巻末の発音解説、親族呼称、用言活用法、助詞の応用も、その辺の文法書を軽く凌駕する内容で、これを読み込むだけでかなりの実力向上が期待できる。
 欠点は、耐久性に欠け、すぐページがばらけそうになるということと、値段の高さだ。価格は税込み8159円。キツかった。

 ちなみに、今まで使っていたのは韓国金星出版社の「NewAce韓日辞典」。実は、小学館「朝鮮語辞典」の韓国版で、中身はほぼ同じ。値段が2500円程度と安く、例文などは全く同じだ。朝鮮語辞典が高価なので、わざわざ韓国旅行の際に買い求める韓国語学習者もいるらしい。ただ、韓国人向けに編集されたものなので、発音記号がなく、コラムや文法解説も大幅に割愛されている。学校に通っていた頃は、生の発音を聞けることもあってNewAceで十分と思っていたが、中級から上級になってくると、物足りない。仕事で翻訳をすることになったので、今回買い換えたという訳だ。やっと朝鮮語辞典を買ったという満足感から、出かけるときも持ち歩いてカフェで読んだりしている。重っ。

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2004.02.27

韓国高速鉄道の運賃確定

 韓国の高速鉄道KTXの運賃が決まった。

高速列車料金 ソウル~釜山4万5000ウォン(朝鮮日報)

 4月1日に開通予定の高速列車の運行本数が当初の予定よりも縮小され、料金は認可当初の額よりも低く設定された。  鉄道庁は24日、高速鉄道の運賃及び列車運行計画を最終調整し、開通時に平日82往復、週末92往復と定めた運行本数をそれぞれ72往復と82往復に10往復(20本)ずつ減らすと明らかにした。

 開業まであと1カ月。日本なら明後日から乗車券が発売されるという時期だが、今頃こんなことが決まっているあたり、韓国らしい。

 それにしても、ソウル-釜山間は当初予定の4万9900Wでも安いと思っていたが、4万5000Wまで下がるとは。安いにこしたことはないが、黒字転換の見込みも立っていないのに、大丈夫なのだろうか。

 いちばん困ったのは、来月発売のガイドブックに、当初予定の運賃を載せてしまったこと。2月時点での予定であると断ってはあるものの、やられた。まあ、本に書いてるより安い分には、怒る人は少ないだろうが、韓国ではこういうことが少なくない。

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地下鉄・バス乗り換え無料に

 来年から、地下鉄とバスは一枚の切符で乗り通せるようになるという。

建交部、乗り換え料金の免除を推進(朝鮮日報)

 建設交通部は公共交通機関の育成に向け、公共交通機関の乗り換え料金の完全、または部分免除方案を導入することにし、早晩企画予算処など関係部処(日本の省庁にあたる)と協議に着手すると、27日明らかにした。  公共交通機関の乗り換え料金免除方案は乗客がバスや地下鉄に乗り換えする場合、一定時間内は乗り換え料金を無料にするというもの。

 今までは、現金ならいちいち運賃を全額払わなくてはならず、プリペイドカードである交通カードを使った場合も、一定時間内に乗り継いだ時に、60W程度が割り引かれるだけだった。ソウルで、バスで地下鉄駅まで行き乗り換えた場合、これまで650W+590W=1240Wだったのが、650Wだけで済むわけだ。

 しかし、これによる減収はかなりの額になるはず。
 導入と同時に、地下鉄・バスの基本運賃が800Wとか900Wに値上がりされないことを祈りたい。

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2004.02.25

高麗大学卒業式

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▲卒業式当日の高麗大正門
 高麗大学の卒業式へ。韓国は2月が年度末なので、卒業式は2月、入学式は3月に行われる。
 高麗大学は「韓国の早稲田大学」と形容される私大の雄。地方から上京した学生が多く、よく言えばバンカラ、悪く言えば「ダサイ」大学だ。僕は、この大学の語学学校で1年韓国語を学んだ。

 11:30ごろ、式典が終わった頃を見計らって正門前の中央広場へ。広場は、すでにものすごい人でごった返していた。花屋、カメラ屋、食べ物など屋台も多い。

 ずっと語学交換をしていた友人も、今日で卒業。電話をしたが、アクセスが集中してかからない。通勤電車並みの人ごみなので、会えないことも覚悟したが、人の波を脱け出したら、偶然目の前にいた。今日は運がいい。

 高麗大学の卒業式と言えば、角帽だ。卒業生は皆角帽に黒いマント(名前失念)をまとい、学士の姿となる。日本なら着物姿も多いが、高麗大の場合、韓服を着て卒業式に臨む人はほとんどいない。友人も着ており、よく似合っていた。美術学部の学生なので、却って新鮮に見えた。

 家族やサークルの友人など、みんなで記念写真を撮り、裏門近くの中華料理店で昼食。14時前に解散となった。こちらの祝い事は、何事もシンプルだ。結婚式も、あっというまに終わる。友人は、ある芸術施設の面接に行くそうだ。卒業後は画家を目指したいそうだが、それでも生活はしなくてはならない。友人の今後を応援したい。

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▲写っている人は本文とは関係ありません

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2004.02.24

韓国の雑誌のおまけ

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▲2003年9月の永豊文庫にて。
 韓国の「ありえない」といえば、雑誌。とくに女性誌の「おまけ」は、常軌を逸している。

 韓国はもともと人口が少ない上に(約4800万人)、インターネットなどの普及により、日本ほど雑誌が読まれていない。それでも女性誌の数は多く、少ない市場の奪い合いから過当競争になっている。その結果が、「ありえないおまけ」競争だ。

 上の写真はその一例。左から化粧セット、カジュアルブランド「サムジー」のスニーカー、そして、ドライヤー。そのほかかばん、マフラー、シャツなども定番だ。服はフリーサイズ、靴は各種サイズを取りそろえてございます。試着はご遠慮ください。ちなみに、こうしたおまけが付く雑誌の価格は400~1000円程度。

 おみやげに最適だが、電化製品は100Vに対応していないと思われるので、注意しよう。

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▲今回教保文庫で見た育児雑誌。明治乳業のお菓子が勝手についてるし

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韓国観光公社より

ここのところ、韓国は雨不足に悩まされていたが、いっきに解決。

史上最強の雨男、タクラマカン砂漠にスコールを降らせて犠牲者まで出した男(本当)、「僕」が韓国にやってきたのだ。

そんなわけで、今はソウルの中心部、清渓川路の韓国観光公社観光展示館にきている。ここには15台のWindowsPCがあり、無料でインターネットを利用できる。全国の観光パンフレットも最新のものがそろっているし、旅行会社のカウンターでツアーや列車の手配もできるので、個人旅行の人は必ず立ち寄りたい。

午前中サウナでだらだらしていたので、眠くてしょうがない。頭がまわらないので、思い付いたことをかいてみる。

・韓国にきたら、やっぱり「おしん」
日本ではBSに加入していないと見られない「おしん」の再放送。こちらではCATVの「NHKワールドプレミアム」で見られる。2ヶ月見ない間に、「おしん」は67歳のばあさんになっていた。

・「てるてる家族」も韓国で
韓国まで来て、朝ドラばかり見ているのもいかがなものか。NHK国際放送では、朝・昼の通常放送に加えて、深夜1:45からも再放送がある。原稿書きで忙しかったころは、1日3回制覇したこともあった。これでいいのか、僕の人生。

朝ドラの話しか思い浮かばない僕は、ちょっと危険。では、とりあえず。

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2004.02.20

釜山へのチケット確保

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 突然思い立ち、22日日曜日、2カ月ぶりに韓国へ。

 とにかく、行こう!と思い立ったのが19日の晩。ところが、20日の朝ANAに電話すると、向こう1週間、ソウル線は満席だという。旅行会社に電話をして他社便を調べたが、同じ結果だった。

 行けない、となると、余計行きたくなるのが人情というものだ。
 ソウルがだめなら、釜山はどうだ。
 すると、唯一大韓航空が残席4。すかさず予約を入れる。しかし、ここで問題がおきた。

 手配の都合上、今日の12:30までに入金を確認しなくてはならない。しかも、口頭では間違いが生じるので、振込先口座番号はメールかFAXで送る決まりだという。

 時に、20日AM11:40。

 いつもなら、ネットバンクで決済するところだが、ログイン用の乱数表が手許になく、銀行へ行く必要があった。
 10分待っても、口座番号とスケジュールを記したメールがこない。そこで、メールを携帯に転送する設定にして、まず銀行に行くことにした。

 東京三菱銀行に到着したのは、12:05。そこへ旅行会社からメールが来た。ところが、肝心の書類がワードファイルで、携帯からでは見られない。さあ、どうする。近くのまんが喫茶に飛び込んだ。12:12。「ねっとねっとねっと」と連呼し、ひったくるように伝票を受け取ると、大急ぎでPCデスクへ。12:15。ワードを開き、問題の口座番号などを確認した。12:21まんが喫茶出発。再び銀行に飛び込み、ATMで振り込みをすませたのは、12:28であった。

 1時間後、旅行会社からメールが入り、無事座席確保とのこと。やれやれ。

 そんなわけで、韓国行ってきます。

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2004.02.18

となりの席の気になるあの子

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 新しい企画の打ち合わせで、都内のカフェに入った。

 隣のテーブルでは、若い女性が一人で本を読んでいる。
 栗色のショートヘアに、やたら肩の張ったスーツ。ただ読書をしているのではなく、ノートを開いてメモを取ったり、本にマーカーを引いたりしている。本の背表紙が、ちらりと見えた。

 「マスコミ就職読本

 マスコミ志望の学生か。まさか今春卒業ということはないだろうから、2005年卒業見込みなのだろう。まだ3年生というのに、大変だ。どうやら出版志望らしい。表紙に「新聞・出版編」の文字がある。出版界はどこも不景気で、出版社に新卒で入るのは極めて難しい。なんとか、頑張ってほしいものだ。

 しばらく、その子のことを忘れて仕事の話をしていた。
 なにかの拍子に、ふとその子の方を見た。おや、読んでいる本が変わっている。

 「中谷彰宏 面接の達人 バイブル編

 …メンタツか。リクルート学生が、こぞって読む就職マニュアル本の代名詞だ。メディアへ進もうという人が、そんなの読んでていいのかよ、と思ったが、まだ就職戦線は始まったばかり。流れを掴むという意味では悪くないかもしれない。彼女は、「メンタツ」にマーカーで何か書き込んでいた。きっと、「キミという人間は、世界に一人しかいない」とかいった決めゼリフをチェックしているのだろう。

 さて、それから40分ほど経過して、空になったコーヒーカップが乾いてきた頃である。軽く背筋を伸ばして、ストレッチをしたとき、また隣のテーブルに目が行った。彼女は、相変わらずノートを開いて時々メモを取ったりしながら、熱心に本を読んでいる。その本が、また変わっていた。

 「鉄道ジャーナル

 一瞬、意味がわからなかった。もう一度、今度は凝視する。表紙に、JR西日本の500系新幹線電車。特集「第1列車ものがたり」。間違いない。ジャーナルだ。図書館から借りたらしく、表紙にバーコードが貼ってある。彼女は、ジャーナルの誌面を目で追っては、やはりノートに何かを書き綴っていた。

 …まあ、そういうこともあるかもしれない。鉄道ジャーナルは社会派鉄道誌を名乗る雑誌である。単なる趣味の記事よりも、交通政策に関するような硬派な記事が多い。彼女は新聞社志望で、小論文対策として日本の交通政策について調べているのかもしれない。僕は、努めて冷静に、椅子に座り直した。

 彼女が、かばんをがさごそかき回す音が聞こえた。じろじろ見てはいけないと思いつつ、「鉄道ジャーナルを読むリクルート学生」に、僕はすでに心を奪われていた。彼女の手許に、視線が行く。ややあって、かばんから一冊の本が出てきた。

 「消えゆく国鉄型特急車両」

 負けた、と思った。

★プライバシー保護のため?若干書名など変えました。

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2004.02.17

韓国カシオ、本格的日韓・韓日辞書搭載の電子辞書発表

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 カシオ製電子辞書の、韓国における流通を担うヘンナン通産(www.cview.co.kr)は、英韓・韓英辞典はもちろん、国語辞典、漢字辞典から日本語辞典まで、韓国最大15もの有名辞典を収録した電子辞書、「EW-K3000」を発売すると、16日発表した。

 EW-K3000には、「時事エリート英韓・韓英辞典」、「オクスフォード英英辞典(Oxford Advanced Learner's Dictionary)第6版、「ニューオクスフォード英語類義語辞典(New Oxford Thesaurus of English)」、「斗山東亜プライム日韓・韓日辞典」、「斗山東亜新国語辞典」、漢字辞典、TOEIC-TOEFL単語、「困ったときの英会話」、「旅行日本語会話」、「イ・ボヨン英会話辞典」などのコンテンツが収録される。

 とくに、電子辞書としては初めて韓国語のカナで日本語の五十音を直接入力する機能を装備し、日韓・韓日辞典は全22万語を収録した(従来の電子辞書に搭載されていた「斗山東亜メトロ日韓・韓日辞典」は全14万3000語)。また、国内最大の60万語もの英語類義語辞典が搭載され、串刺し検索機能、日本語50音表、48ドット高精細フォントなどの新機能が追加されている。メーカー希望小売価格は29万5000W。チェ・ピョンクォン理事は、「今回発売するEW-K3000は、既存の英語辞書に日本語機能を大幅強化し、英語と日本語の学習者たちに最適な電子辞書」、「この商品によって、国内電子辞書市場で30%のシェアを獲得することが目標」と述べた。

元の記事:Daum News/MoneyToday 2004.2.16 10:23 (韓国語)
EW-3000公式サイト(韓国語)


 と言うわけで、ついに登場したカシオの新型電子辞書。
 今まで、日韓辞典を収録した電子辞書というのは、実にお寒い状況だった。日本で正式販売されているモデルはひとつもなく、韓国に数機種あるだけ。しかも、どれも収録されている辞書が「斗山東亜メトロ」という携帯サイズの辞書で、収録語数が絶対的に足りなかったのだ。

 本当は、韓日辞書の最高峰とされる「小学館朝鮮語辞典」の韓国版、「NewAce辞典」が収録されていれば言うことなしだったのだが、まずはフルサイズの韓日・日韓辞書が収録されたということで良しとしよう。これは買いだ。欲しい。

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2004.02.15

スキージャンプ全日本選手権

 日体大の遠藤が初優勝した。→結果

 観客がほとんどいない。葛西、宮平らW杯組がいないのでしょうがないが、長野五輪後のすし詰め状態を知っている僕としては、なんとも寂しい。ジャンプは生で見てこそ面白いのだが。

 風が巻いていたのでしょうがないと言えばしょうがないが、あまりにお粗末な試合にもがっかり。最長不倒119mはともかく、飛形点16点台で優勝とは、全日本選手権に値しない。2連覇中の岡部が、時間内にスタートできず失格というのも、緊張感のなさの現れか。

 ただ、遠藤の攻めの姿勢は良かった。

 ドイツ・ヴィリンゲンで行われたW杯はヤンネ・アホネンの圧勝。東輝が5位、葛西15位、宮平40位。
韓国勢は、チェフンチョル48位、友人のカンチルグは、残念ながら予選落ちだった。

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2004.02.14

海上自衛隊、クウェートへ

NHK7時のニュースで見た。
呉基地から出撃する、もとい出港する「おおすみ」。
クウェートへ行く前に、室蘭で準備をするという。
いろいろな意見はあるが、イラクの、そして中東の人たちのために精一杯頑張ってきてしい。
出港に際し、音楽隊の奏でる曲は、

「宇宙戦艦ヤマト」

なんでやねん。

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2004.02.13

作業終了

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▲畑の中のあきる野市役所
 ずっと制作してきた某ガイドが、データ校了。つまり、ほぼ作業終了である。

 SARSのせいとはいえ、本1冊の制作にほぼ1年かけるなんて、普通あり得ない。それだけに、モノをじっくり作るいい経験をした。これほど好き放題やらせてもらえることは、もうないだろう。それくらい、この本は僕のテイストに彩られている。交通機関の情報が異様に詳しく、この市場は豚が600グラム1200Wで、ソウルでも特別安い、なんて書いてあるのは、この本くらいのものだ。

 今後は、今までマッキントッシュで制作されてきたデータから印刷機に装着する「フィルム」が作られ、印刷やに納品される。やがて、印刷屋から試し刷りが来たら、最後のチェックだ。この間約2週間。少し時間ができそうだ。

 午後、あきる野市まで遠征し、戸籍謄本と附表を申請。僕は中野で生まれ育ったが、本籍は五日市にある。松戸から東京を横断して片道2時間。遠かったが、久しぶりに武蔵野の空に触れた。

 数年ぶりに見る戸籍謄本には、僕の居住地の変遷が書いてある。生まれ育った中野。祖母を手伝うために一瞬移った赤羽。4年間一人暮らしをした三鷹。そして、その次の行には「韓国」。

 本籍地の役所に来るのは初めてだった。そこに保管されている紙切れに、きちんと僕の渡韓が記録されているのに、妙な感慨を覚えた。

 役所の前は、畑。その隣に、生ビール200円の看板があった。どうせ発泡酒だろうが…と思いつつ、ふらふら入ってしまう。そば粉10割というもりそばを食べ、麒麟淡麗で一人校了を祝った。
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▲この看板に誘われた
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▲10割そばもまずまず美味しかった。

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2004.02.12

靖国神社にて

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▲10年ぶりに訪れた靖国神社
 九段で時間があいたので、靖国神社に行ってみた。

 巨大な二の鳥居の前まで来たところで、黒田福美さんのエッセイを思い出した。靖国神社の境内に、朝鮮人戦没者の慰霊碑があるという。本当だろうか。「軍国主義日本の象徴」、靖国神社に、そんな碑があるとは信じがたい。

 にこにこしながらビデオカメラをまわす韓国人観光客を横目に、本殿の裏へ歩いていく。奥の池の近くにあるということだったが、さっぱりわからない。

 警備のおじさんが通りかかった。訊いてみようか。でも、なんだか嫌な予感がする。靖国の職員に、カンコク…とか、チョウセン…といった単語はタブーなのではないか。思いきって尋ねてみた。

「あの…この境内に、朝鮮人戦没者の慰霊碑があると聞いたんですが…」
「えっ、チョウセンジン? あなた、どちらさん?」

 あまりにも予想通りの反応。どきどきした。でも、後には退けない。

「当時日本人として戦死した朝鮮の方の慰霊碑がある、と本で読んだんです。いえ、僕は単なる参拝者ですが、ふと思い出したので…。ソウルに住んでいたことがあるので、興味があるんですよ」

 「そうなの? 聞いたことないけどねえ。その本を書いた人は、日本人? まあ、韓国とも仲良くしなくちゃいけないんだろうねぇ」

 いきなり話題がずれた。いかにも社交辞令という態度。やはり、快く思っていないのが伝わってくる。

 「個人では日本に親しみを感じている人、多いですよ。日本の歴史観は共感はできないけど、立場はわかるっていう友だちもいますし」

 とりあえず思ったことを口にしたのだが、それを聞いた警備員氏は、急に嬉しそうな顔になった。

「そう! そうだよねえ! 立場によって違うんだよ。そりゃ、悪いことはしたかもしれないけど、結果的にあの国を守った面もあるわけだし」

「やっぱり、日本と韓国のマスコミが煽ってるって面があるんじゃないですか。でも、若い人は実際の日本をよく知ってますよ」

「そうそう。それから、共×党と社×党がね…」

 話しかけてから1分。もの凄い話の飛び方だが、僕はこの警備員氏に気に入られたようである。この人も、本当は韓国の人を悪くは思いたくないのだろう。

「そういう碑の話は聞いたことがないですね…。お力になれなくてすみません」

 結局、慰霊碑は見つからなかった。帰宅してもう一度原文を読んだので、今度もう一度行ってみよう。

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▲保存されている零戦52型
 靖国に比較的肯定的な考え方を持っている僕だが、それでも、売店で零戦や戦艦大和と並んで、人間爆弾「桜花」のプラモデルが積まれているのは、ちょっと嫌だった。

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2004.02.11

さらば、吉野家の牛丼

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▲さらば、わが青春の牛丼
 そういうわけで、僕の予想はものの見事にはずれ、今日で吉野家は牛丼の販売を中止した。いつなくなるかわからなかったので、ここのところ、小腹が空くと牛丼をたべていたような気がする。今日こそ、最後である。

 松戸駅西口店。並と卵を注文する。よく、「並、ギョク、ツユダクで」とか言っている輩がいるが、あれは間違いである。まず吉野家には「ギョク」という単語はなく、「たまご」と言うべきだ。そして、最も大きな誤りが、「ツユダク」である。

 たまごをかける時、牛丼はツユダクにしてはいけない。

 なぜか。それは、汁気が増えすぎて味のバランスが崩れるからである。とくに、ご飯の旨味がスポイルされてしまう。どうしてもツユダクにたまごをかけたい場合は、肉とご飯を別々、つまり「牛皿ツユダク並で、たまごとごはん」と注文するのが正しい。

 もうひとつ。たまごを溶いた後、牛丼の上にまんべんなくふりかける人がいるが、とんでもないことである。牛丼に対する冒とくにほかならない。そんなことをしたら、できたてアツアツの牛丼が一気に冷めてしまう。たまごも、全体が肉とご飯の熱にさらされ、中途半端に固まってしまう。

 どんぶりの片側を掘って穴を作り、そこに流し込むのが正しい。そして、たまごと一緒に食べたい分だけを、かきまぜて食べるのだ。穴の反対側に残った、卵のかかっていない部分はそのまま食べて、一度でふたつの味を楽しむのが通である。

 最後に「大盛りねぎだくギョク」。これに至っては情けなさすら覚える。おまえ、「大盛りねぎだくギョク」って言いたいだけちゃうんかと。

 吉野家の牛丼は、並でこそ価値がある。価格的にも、分量的にも、大盛りや特盛はバランスが悪い。ねぎだく。これは、たしかに旨い。だが、それは鍋管理が完ぺきなときの話だ。鍋の温度、肉とねぎ、タレの分量バランス、材料投入のタイミング、余分な脂の抜き加減、煮込み時間、果ては肉とねぎの、鍋内における位置関係。それらがすべて噛み合った時に、初めて旨い。つまり、タレが、最高の条件で煮込まれ、必要な肉汁を充分含んで持てる旨味を120%発揮した時、それはねぎに染み込んで至高の味となる。

 だが、それをぶちこわすのが、たまごであることは言を待たない。

 本当の通は、「並」。これで充分なのだ。たまごを頼むのも良いだろう。だが、その時はツユヌキだ。ねぎだく? 肉を盛りつけているのが、エリアマネージャークラスの幹部であれば、チャレンジしても良いだろう。だが、基本は並。並しかない。並盛りに、吉野家の牛丼のすべてが詰まっている。

 おわかりいただけただろうか。さあ、あなたも吉野家へ行って、牛丼を注文しよう。

 「並」、と。

 …そうだった、牛丼、もうないんだった。
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▲最終日は深夜まで込み合った

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秋葉原ヤマギワソフト館火災

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▲見るも無惨なヤマギワソフト館
 都内でいくつか用件をすませ、パーツを買うために秋葉原へ。
 いつものように電気街口を降り、中央通りに出る。と、なにやら様子がおかしい。車がいない。テレビがいる。警察だ。

 末広町方面を見ると、消防車が連なっていた。すわ、テロか、サリンか。

 どうも大騒ぎという雰囲気でもなかったので、大型ビルでぼや騒ぎでもあったかと、人が集まっている方向へ歩いていく。…ありゃ、ヤマギワソフト館が黒焦げだ。1階から3階まで、見るも無惨に全焼している。一階のミスタードーナツもほぼ全焼。割れたガラスが、炎のすさまじさを物語っていた。あのミスド、僕の行きつけだったのだが。

 火災はすでにほぼ鎮火した後だったせいか、あたりには安堵感にも似た、ぬるい空気が漂っていた。向かいの歩道では、数十人の人々が一様に携帯電話を目の前にかざし、荒れ狂った火之神に鎮火の祈祷をささげるかのように写真を撮っている。人の不幸に興味本位でレンズを向けるとはけしからん。僕はバッグから一眼レフを取りだし、この事件を余すところなく記録した。
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▲けしからん野次馬たち。よく見るとレポーターもいる
 現場を目の当たりにし、ふとふり返るとそこは別世界。現場の真向かいにあるラオックスアソビット館では、少年たちがPS2にむらがり、キャンペーンのおねーさんがヤフーBBに加入しるゴルァ!と通行人に因縁をつけている。火事など、どこ吹く風というふうである。
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▲ゲームしてる場合じゃないだろ
 ヤマギワのすぐ裏、PCパーツ店街も、ほとんどの店が平常通り営業していた。消防士が慌ただしく駆け回り、ホースから水があふれる中、おたく少年たちがぞろぞろとマニアックな店に吸い込まれていく。たった今大火事があったばかりなのに、マニアな人たちはすごいなあと思いつつ、僕はヤマギワの裏にある「DOS/Vパラダイス」に入っていった。
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▲裏通りはいつも通りの活気。上にちらりと見えているのは現場であるヤマギワの看板
 犠牲者はいなかったそうで、よかった。

朝日の記事へ

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2004.02.10

麻生総務大臣の提言

ganのところからいただいたネタ。自民党総裁も目指した、麻生太郎総務大臣の有り難い提言をご紹介。

大胆かつ一挙に  デフレ脱却に意欲的な手法提言

 与党3党で第2次デフレ対策を実施するとの合意ができた。
(中略)
 IT(情報通信技術)の発達で05年までに日本の役所から書類がなくなり、すべてはフロッピーで済むシステムになる。世界で最も電子化された政府が誕生する。国土が狭い日本が光ファイバーの整備で米国に負けることはない。

 さすがは、情報通信行政を司る総務省のトップである。

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2004.02.09

日大芸術学部へ

 大学へ、卒業証明書を受け取りに行ってきた。

 午後3時過ぎに大学へ着くと、正門が閉まっている。警備員が監視をし、なにやら物々しい雰囲気だ。

 「日本大学芸術学部入学試験会場」

 そうか、今は入試のシーズンだった。
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▲入試期間中は出入りが厳しく制限される
 日本大学芸術学部放送学科は2度落第した。国語は抜群の成績だったが、英語がとにかくダメで、いくら勉強しても伸びなかった。それが、ある参考書との出会いで飛躍的に伸び、3度目にしてようやく合格した。それほどまでにこだわる大学だったかと言えば、疑問ではある。

 江古田校舎は当時とほとんど変わっていなかった。
 教務課へ行くと、窓口の女性がてきぱきと書類を出してくれ、2分で終了。彼女も卒業生だろうが、いったい何歳年下だろう。

 僕が3度目の入試を受けてから、もう12年。卒業からも、8年が過ぎた。

 しかし、ソウルの大学で2年近くを過ごした僕に、大学の空気は過去のものではない。以前は感じていた「懐かしさ」がどこにもなく、今にも授業が始まりそうな気がした。

 帰りに、正門の前で放送学科の教授とすれ違った。さほど親しくはなかったが、学科の副主任だったのでよく知っている。

 軽く会釈をすると、教授は会釈を返してから、「さて、誰だったかな」という表情をした。やっぱり、僕はここでは過去の人間のようである。

 行きつけだった洋食屋「洋包丁」で遅い昼食。味は全然変わっていなかった。
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▲江古田の町は昔のまま


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2004.02.08

野生動物を観察。

野生動物を発見した。

これだ。

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秋葉原。このすぐ後ろでは、美少女ゲームにホモ・サピエンスが群がっていた。

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「ガフガフ」。

いや、それだけなんですけど。

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2004.02.05

みなとみらい線初乗り

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 1日に開業した、横浜高速鉄道みなとみらい線に初乗り。電車に乗るためにどこかに出かけるのは久しぶりだ。恩師であるレイルウエイ・ライター種村直樹氏に、長女のひかりさんと共に同行した。

 レイルウエイ・ライターとは、もう20年以上の付き合いになる。元毎日新聞記者、旅と鉄道を専門にしたフリーライターの第一人者だ。僕はもともと一読者に過ぎなかったのだが、いろいろと縁があり、浪人の時から大学卒業までアシスタントを務めた。僕が出版の仕事をするようになったのも、旅行ガイドの世界へ踏み入れたのも、種村先生と出会ったおかげと言ってよい。昔はよくあちこちへついていったものだが、数年ぶりに同行だ。
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▲元町・中華街駅連絡通路。前を歩くのが種村先生親子。

 電車の旅の楽しみは、窓から見える景色にある。しかしながら、みなとみらい線は全線地下鉄。東横線から直通し、横浜の手前で地下にはいると、ずっとトンネル。窓の外を眺めた。壁が新しい。さすがは新しい鉄道だ。

 横浜駅出発から8分、終点元町・中華街駅に到着。すばらしい小旅行だった。

眠いので、後はリンクで。つづく。
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▲デザインに凝った駅が多い。とくに元町・中華街駅のエスカレーターはすばらしい。

みなとみらい線
横浜中華街

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自分で作るぞ仕事用PC

 事務所で古いバイオを借り、自宅でのネット環境が一応整った。しかしこのバイオ、有り難いけど余りに古く、めちゃめちゃ遅い。あくまで緊急用である。

 早急にPCを何とかしなくては、ということで考えた。

 もうメーカー製のPCはこりごりだ。部品に汎用性がなく、故障したらまるまる修理に出さなくてはならない。それなら、自分で作ろう。パーツをひとつひとつ調達して自分で組み立ててれば、中の構造をすべて理解できるし、万一不具合が出ても、壊れた部品だけ自分で交換すれば良い。

 ところで、この前見た中古PCは実に魅力的だった。PentiumIII 1GHz、メモリ256MB、40GB HDD。Windows2000まで付属して3万3800円。しかも、トップメーカーDELL製だ。通常の業務であれば、何も手を加えなくても快適に使うことができるだろう。しかし、拡張性は極端に限られ、壊れたらそれまで。デジタル画像を扱う僕にとってCD-Rがないのも困る。

 そこで、僕は考えた。この中古PCの価格・3万3800円の予算で、拡張性あふれるずっと魅力的なPCを自作してやろうと。もちろん、OS代込みだ。とりあえず、全く同じスペックで見積もりをとってみた。

CPU     PentiumIII 1GHz 10000円 頭脳
M/B     ECS社製      6480円 メイン基盤
Memory   DDRSD 256MB  3999円 プログラム実行領域
CD-ROM  56倍速       2279円 CD-ROMプレイヤー
HDD     40GB        5469円 ハードディスク
FDD     ミツミ製        1680円 フロッピー
ケース    ミドルタワータイプ  4970円 筐体&電源
OS     WindowsXP HOME  11000円 基本ソフト
合計                 45877円

 各パーツの値段は、以前友人が勤めていた秋葉原の「クレバリー」のものを使った(CPUのみ価格.com)。もっと安いところもあるはずだが、とりあえず中古PCとだいたい同じスペックで1万2000円オーバーという結果。CPUの値段がインチキ臭いが、やや古いために逆にプレミアが付いているようだ。

 ここを見てくれている人の中には、上の仕様を見てもさっぱりわからんという人もいるだろうが、だいたい2000年ごろ最新だったWindowsPCの仕様と思えばいい。ワープロや表計算、インターネットなどをするには必要充分、でもテレビ録画とかをするのは無謀じゃない?というくらいのものだ。さて、ここから、「コンピューターを自分で作る」楽しみを追っていこう。次回につづく。

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2004.02.01

中古PC

 逝ってしまったやつのことを、いつまでも悲しんではいられない。
 こうしている間にも、時は刻々と過ぎてゆく。やらねばならない仕事は山積だ。

 そんなわけで、秋葉原に出かけた。

 正直、IBMのノートは修理すれば使えるだろうが、ウン万円も出して修理する気にはならない。
それだけのお金があったら、デスクトップPCが買えそうだし、またいつ壊れるとも限らない。壊れるたびにウン万円というのはまっぴらだ。パーツごとの交換ができないノートは、しばらくは使いたくない。

 秋葉原のショップブランドPC(各店で部品を組み立て、完成品として販売しているPC)を見て回るのは、3年ぶりくらいだろうか。安さに驚いた。5万円どころか、OSなしなら3万円、WINDOWS込みでも4万3000円くらいからある。しかも、普通にネットや表計算を使う分には、充分すぎるほどの性能だ。

 しかし、こうしたPCを買うわけには行かない。
 あとで、韓国へ持っていく事を考えると、空気清浄機のようなデスクトップPCでは、大きすぎるのだ。
 韓国に行くときは、CPU、メモリ、HDDなどだけばらして持っていき、図体の大きなケースと電源は、韓国であらためて調達する、という手もある。しかし、超財政難の今、そんなもったいないことをするのは気がひける。

 ふと、中古屋の看板が目に入った。
 昔、PC8801、FM7、X1といった8ビットパソコンが主流だった時代は人気だった中古PCショップ。その後、Windowsの普及とともにPCの値段が下がり、旧機種の中古より新機種のほうが安いという状況がうまれて、ほとんど消えていた。が、最近になってまた人気を取り戻しているという。なんとなく、入ってみた。

 びっくりした。DELLやNEC、富士通のデスクトップPCが、倉庫のように山積されている。値札を見ると、7800円から、1万5000円、高いもので3万円台。1万前後のものにはOSが付属せず、3万円を越えるとwindows2000がつく。性能的にも、セレロン500からペンティアム3-1G程度と必要充分で、メモリさえ増設すれば、仕事にも使えそうである。筐体も小さく、これならちょっと無理をすれば持っていけるかもしれない。どうやら、この店はリース会社とパイプを持っていて、企業から回収されたオフィス向け小型デスクトップを大量に仕入れているようだ。

 …あぶなかった。買ってしまうところだった。またまた安物買いのなんとやらになってはどうしょうもないので、とりあえず思いとどまった。だが、ここで3万円クラスの中古を購入してしばらくしのぎ、収入が安定してきた後に最新のPCを組み立てるというのも悪くないかもしれない。中古は、今回のような緊急時用として確保しておけば安心だ。

 財政的には本当にきついが、こういうことを考えるのは、それはそれで楽しかったりする。

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メビウスCB1ご臨終。

メビウス、お亡くなりになりました。
最後は、自分の責任で。 ええ、こぼしましたよ。水。

慌てて電源切りましたが、筐体の横から滴が落ちてくるんじゃ、もうだめぽ。
ああ、2ちゃん言葉が出てくるくらい悲しんでます。

目の前に、壊れたpcが3台。
メビウス、Thinkpad、バイオC1。
ていうか、ありえないでしょ普通。

バイオは、メビウスのCDがいかれたので、修理に出している間の代替用として
事務所に転がっていたのを貸してもらったんだけど、最初から電源が入らない。
これも僕の神通力か。

思えば、今日鎌倉の鶴岡八幡宮でひいたおみくじ↓。

0087.jpg

このことだったんだなあ...。
シンクパッドを修理に出すしかあるまい。
それとも、ローン組むか。切実だ...。

続報
ハードディスクとメモリを救出。どうやら、この二つは無傷の模様。
ハードディスク、ワンタッチではずせたのね。
…使いやすいじゃない、この機械(笑)。
ネットでも、悪いうわさはきかなかったのになあ...。
中古で同じ機種調達しようかしら(泣笑)

あ、それからバイオの起動に成功。いじっているうちに、いつのまにか電源が入った。
接触不良なのかな? それにしては、ちゃんと動いているし...。
でも、いまどきWin98じゃ、僕の仕事には使えません。

ちなみに、今はゲストハウスの共同コンピュータをつかってる。
WindowsCEベースの専用端末。つかいにくい...。

ハードディスクが無傷で、少し元気になりました。

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